実家から送られてきた野菜が食べきれず。キュウリがやばい事になりそうな予感満載でピクルスにする。ピクルスの酢の作り方をノートにメモしたはずだが、「はて?どこへ?」というわけでノートを検索する。ノートはなんでもメモなので、「やっぱり分野ごとに分けるのが正しいかもしれず」、とは思うが、分けるとカバンが小学生のランドセルの中身みたいになりそうなので却下。ブルーベリーも食べきれない予感ありありで、ジャム的なものにする。
爆発してた髪切りに行く。さっぱりした。帰りに早稲田松竹で「トレインスポッティング」見ようかと思ったが時間が微妙で改める事にする。
家の近所には、いくつのカフェというトラップが仕掛けられているのか?
八百屋でバナナと桃を調達し、いつも通らない道に入ったらカフェ発見。地味な住宅街なのに。帰ったらコーヒー入れようって思ってたけど、「え゛、入らないわけにいかない。」と、トラップにはまる。エスプレッソマシーンで入れてくれるお店。パウンドケーキなど焼き菓子が充実でそちらも気になったが、それは次回に持ち越す。アメリカーノ大きなマグで300円、お得。お客さん、みんな冷たいもの飲んで涼んでた。大きなソファに、大きなお腹の妊婦さんがカエルみたいなスタイルで和んでおり、なるほどと思う。
冒頭を読んだまま積読してあった、ブレイディみかこ著「ヨーロッパ・コーリング」。移動中にチビチビ読む。「日本が酷いって事は、よその国でも同じような事があるはず」って思ってたけど、どうも、それは外れていないらしい。残念だが。
いろいろあるのだが、いろいろありすぎて。。。
そういえば、「彼らが本気で編むときは、」の事を書いてなかったような。いい映画だとは思う。登場人物が多いってわけじゃないけど、多様性がある。男性も普通に家事する。
リンコがおとぎ話の女性に見えるくらい、女性で、どうなのだろう?と、思うが、それは置いておく。
リンコの対局に置かれているのが、トモの母親。シングルマザーでネグレクトしてトモを放ったらかして家出しちゃう人。住んでる部屋も機能していない。帰って寝るだけみたいな暮らし。
トモの母親に反撃?の言葉どうするんだろうとドキドキした。リンコは、ちゃんと愛情を受けて守られて育てられた人なので、まっとうに返す、「女とか母とかの前に、まず子供を守らなきゃ。人として大人として」というセリフが出てくる。それ一番だよ。と、思う。
でも、編むって行為は、寒さとかさ、怒りとかさ、何かを堪えるために編むわけじゃないな。私にとってはだが。
多分、バイオリズムが狂ってる。今週はヘタれたバッテリー状態。路上に出る気力無しというか、頑張る気力無し、出たらさらにヘタれるの目に見えてる。1,2週間くらいノドが痛い。咳あまり出無いから風邪じゃない、はなみずは出なくなったのに、アレルギーかな。いい加減耳鼻科行こうかな。今年は耳鼻科の年か。整体も行けて無いから、よけいにヨレてるような気もする。
森元斎著「アナキズム入門」読み終わり。ネットでアナキズムをググると、無政府主義とか出てくるけど、なんの事やらサッパリ?なんじゃそりゃ?でしたが、そこはクリア。入門ってタイトルに付いた本って、大抵わかんないんだけどね。著者の方、プリンスについての記事を現代思想に書いてたから覚えてたんだけど、現代思想の文章の方が”思想”って感じに書かれている。それはどうでもいいけど。
アナキスト偉いな、権威、権力になびきもせず、自由目指して地を歩く。
その本で鶴見俊輔の文章が引用されていたので、「身ぶりとしての抵抗 鶴見俊輔コレクション2」を調達。文庫だけど1,300円した。くぅ〜、高い!でも買ったけど。
友達が、現代思想がプリンス特集号を出してると教えてくれたので、今頃、今日、バイト終わってから速攻で本屋に行く。ちょっと前に発売だから、本屋に無いかも〜。って思ってたら、あった!即レジへ。現代思想って評論とか蘊蓄(この特集も蘊蓄っちゃ蘊蓄だな)とか小難しいインテリ雑誌だよなぁ。が、表紙のモノクロのプリンスの写真がカッコイイ。しみじみ。
カフェで、本当はフランス語の宿題するつもりだったけど、冒頭の松浦理英子の記事を読み。泣きそうっていうか、涙ちょちょぎれ。外で涙ちょちょぎれは、ちょっと恥ずかしい。プリンス死んじゃってからの後追いなのが悔やまれる。窓の外、眺めてぼんやりする。
昼ごはんは、別のカフェへ。お惣菜セットの定食がウマウマであった。いちじく買って帰る。
午後、片付け。家に溜まっている捨てる予定のものを捨てるべく紐で縛ったり。なんじゃこりゃー。って忘れてた物が発掘されれ、トホホな気持ちになる。思いの外たくさんで明日全部捨てるの大変だよ〜。って思う。ゴミ捨て場が家のゴミだけでいっぱいになりそうだなぁ。床面積が広がった。このゴミが片付いたら、二階に手をつけられる予定。
本屋寄ったら、文庫フェア。夏休みだからな。カミュの「幸福な死」を調達。最初のページだけ少し読む。カミュ好きだ。ついでに仏語の復習。こんしゅうの宿題には到達していない。CODとかCOIとか。
目前の困ったは、10月から社会保険料がバイトの給料から差っ引かれる事で、それが結構な額で。15%くらい持ってかれる。労働時間を伸ばすとかしてくれないと、無理。なんのためにバイトしてんだか。なんなのこの改正?って、この改正最近まで気づいてなかったんだけど。扶養者控除とか、つまらん制限取っ払って、とかならまだ、わかるけど。どういう事なん?
週20時間を19時間にすれば社会保険に入らなくても済むんだけど、それは、得策?どこに相談したらいいのかね。ワーキングプアの事例でよく聞く、2箇所バイト掛け持ちとかしてたらどうなるんだろう?2箇所で入るのかな?社保選択できないの悪法だよ。
飛行機に乗れれば、那覇までは行ける、でその先だよなぁ。車の免許は持ってるけど、持ってるだけなので、レンタカー借りてとか、不安でならない。目的地にたどり着く前にヨレヨレになる。
火曜日、今期、フランス語の授業最後。担当の先生が今期で先生を引退する。最後の授業。授業の後でカフェで謝恩会のお茶会をする。マジな話、彼女が担当の先生じゃなかったら、いつものように途中で行かなくなってただろう。先生の定年まで、あと5年くらいはあると思ってたんだよねぇ。声若いし。先月、発表があった時は、「え!マジ。これからどうすれば…。」状態だった。クラス一の落ちこぼれだしね。
話は、こんな事あったよねって、事から、「読んで聞いて…続けなさい。」って事やら、カリキュラムの事やら。どのランクまで頑張れば、日常に困らないとか、仕事したり議論するなら、その上まで習得する必要があるとか。結局のところ、勉強相談会に落ち着く。
次の担当の先生は、去年?からココで先生をしてる日本語があまりできない人だ。ベテランじゃないけどモチベーションは高そうなので、とりあず次期は授業受けてみようと思う。とりあえず辞めないがもくひょうだしね。
今日は、あったかかったから風呂場でフィルム現像液作った。ついでに風呂掃除する羽目になり、中腰作業続いて腰にくる。
本屋でジェイムズ・ティプトリー・ジュニア著「あまたの星、宝冠のごとく」を見つけた。文庫だけど1200円。最近、目に付く読みたい本が文庫なのに1000円越えで、ちょっと、つらい。早川の文庫って他の文庫より少しサイズが大きいの忘れてた。カバー付けてもらえばよかった。しまったなぁ。
アレッポの街がロシア空軍に空爆されている動画とネットで出くわす。胃というか胸か、脳みそか「きゅぅ」っとなって号泣。この動画を撮影した人はその日の4回目の空爆で亡くなっている。映画なら作り物だから本当に人が死なない、感情移入しても安全だ。しかし、これは現実だ。テロに対抗するって大義名分を"作り上げ"、市民を虐殺してる、どうしてこんな事が出来るんだろう。空爆した兵士とその下で傷つく人、死ぬ人、逃げ惑う家族に、なんの違いがあるのだろう。
偉い人に人殺しをしてこいって言われたら、「NO!」ってお家に帰ろう。兵隊なんてやめちまえ!そうやってみんなが少しずつ、「NO!」を持ち寄ったら、と、思う今日この頃。敵は隣の人じゃなくて、人を殺して、自然を破壊してお金に替えようとしている人でしょ?
人を殺したら罪に問われるのに、空爆した国は罪に問われないんだよ、問われないばかりじゃない、正しい行いだと言われちゃったりするんだよ。おかしいだろ。人殺しなのに。
小熊英二著「社会を変えるには」やっと最後にたどり着く、小熊さんの本を読みきったのは、よりみちパンセ「日本という国」以来、2冊目。もう一回くらいちゃんと読ま無いとって気がするけど、時間と空間が自由自在。学者の?小熊さんの?脳みそってどうなってんだろう、すごいな。
新書だから用語も説明しつつ書かれていて、ちゃんと読めば分かるように書かれてる。すんごい親切。この厚さになるのもしょうがないね。この説明の丁寧さは、1聞くと10くらいの解説をしてくれる友人を思い出させる。
ジュンク堂渋谷店の民主主義フェアでこの本をリストから外した人が誰なのか知らんが、「おわりに」の後書きを読んだのか?本の関わる全ての人にお礼を述べている、そんな後書き読んだこと無い。
自民党は突然、今の自民党になったんじゃ無いんだろうな。戦後一貫して粛々と与党としてやってきた結果なんだろう。気が付いたらガラッと変質してたように見えるけど。
「今のデモは、昔のデモほど熱が感じられ無い」とか言うのを見かけたことがあるけど、それは、多分、違うな。マスコミが1日中原発、安保、辺野古いろいろある反政府のニュースをを取り上げるか、取り上げ無いか?の違いのような気がしている。テレビを点けたら安保のニュースやってる昔とは違うもの。今のデモはマスコミに煽られてないし、組織で動員されてないのに集まってくるんだもん、すごいよ。
毎日、テレビで世界中の理不尽で残酷なニュースを容赦なくドカドカやってたら、どうなるかね。原発、安保、基地、その他、各地でお金のために壊されていく自然や町や村のニュースてんこ盛りにしたら、どうなるかね。
小熊さんの本が読み終わってないのに、"田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」" を読んでしまった。今のお金の流れから、ちょっと離脱する事。が、頭の隅にある。交付金目当てに、原発再稼働させる。村沈めてダム作る。山削って道路作る。海を埋め立てて基地作る。お金を貰わなくても良くなるかもしんない。お金漬けから脱出できる方法が、何かないのかなぁ。って、ぼんやり気になってる。
もうすこし、身近なところだと、不安定な派遣社員しなくても良いとか、長時間労働しないで、全うな生活ができるとか。
この本には、ちょっと、ヒントになる事が書かれているんじゃないかって気がした。そんなわけで、読んでみたのだが、確かに、離脱する話だった。とても面白かった。
タルマーリーみたいなお店や人が増えたら、確かに世の中、もう少し良くなるような気がする。で、だ、都会に住んでる人。は、どうしたらいいんだろうか。で、写真なんて化学工業製品の申し子なんだよなぁ。離脱を気にしつつも、田舎暮らしをしたら離脱するわけじゃないよねぇ。と、都会写真暮らしに置き換えるには、まだ、ちょっと考えないとダメだなぁ。
例えば、そのパンを受け取る人の暮らしは、どう変えられるか、変わるのか、って事かな。あ、でも、都会に居て離脱ってのが虫のいい話なのかもしれない。
ちょっと話は変わるけど。
「有機農法だよなぁ。」って思った事がありました、私、が、農についてほとんど知識なし。「なんでも安けりゃいいってもんじゃないよ〜。」「安いには、わけがある。」って学生の時に友達に言ってたけど、そんな程度だ。
普段、安い物も買う、「うほっ!安!」って買っちゃう。お金無いと安くてジャンクな物でなんとかしちゃったりする。でも、なるべく、お気に入りのお店やら、お気に入りの商品を、「いいね!」ボタンを押すように買う。支持する。好きな写真を見たら「好き!」って感想を言うみたいに。お気に入りのお店は行かなくなると、ある日、気がつくと閉店してるからね。お気に入りの商品は買わなくなると、棚から無くなってるとかね。微々たる支持だけれども。
そんなわけで、このお店のオーナーさんの話は、すごく良くわかる。同意する。私は、きちんと美しく生活できてないけど。
「1回カンフル剤みたいに意思表示してもいいかなと思った。最近の若い人は、車もいらない、良いものもいらない、という感じでしょう。今40~50代のお客さんたちには良いものを売りすぎて未だに大事に使ってくれているけど、周りに似たような店がたくさんあるから、そっちで買ったりしている。大企業は力技なところがあるからね。皆さんに言いたいのは『(お金を落とす場所を)ちゃんと選びなさいよ』ということ。買わない権利ってスゴイのよ。唯一社会参加できること。(選挙で)一票投じるのと同じくらい意味があるんだから。きちんと美しく生活してほしい」
また、何か漠然としたままだな。
木曜日の日課、コーヒー豆屋の軒先で、新聞読みつつ、本読みつつ。
東近美を堪能する。
竹橋の駅から毎日新聞のビルを抜けて美術館へ行くのだが、新聞社の懐かしい匂いが無くなって、ここを通る度に毎回寂しい。
「NO MUSEUM, NO LIFE?」テーマがアルファベット順に並んだ美術を展示する事にいついて、作品についての展示。展示会場が出来上がる様子の動画をかぶりつきで見る。壁を作るところからはじまり、作品を展示するところまで。で、最後の展示コーナーに搬送用の箱が並んでいるのだが、コレが一番ワクワクっていうか舞台裏を垣間みられてワクワク嬉しかった。
ヌードのコーナーは写真と絵画、彫刻が展示されていたのだが、キャプションが展示順ではなくて番号順。よって、キャプションが探しにくくてプンスカする。見る人の事考えてない。
常設展で今回釘付けの作品は、津田青楓「犠牲者」。タイムリーというのが残念な状況だが。小林多喜二が拷問で獄死したのを描いた作品。最後まで見終わった後に戻って、作品の前に置かれた椅子に座って飽きるまで見る。泣きそうになったけどギリギリセーフ。窓の向こうに見えるように見える国会議事堂は額装された国会議事堂の絵なんじゃないか。
戦争画が沢山、イケイケドンドンなものからシリアスな物まで。見応えあり。
薔薇刑、その隣は森村さんの三島由紀夫パロディー。クスクスする。
ショップに「犠牲者」のポストカードは無かった。残念。
ご近所の本屋でシークレットブックってのを買う。タイトル、作者を隠して、物語の短い解説だけが読めるようになっている。籤を引くように気になった本を選ぶ。よしもとばなな「ハゴロモ」。「えっ!作者知ってたら多分、ほぼ買わない。」表紙に書かれたあらすじ読んだけど、「コレ読んだら絶対買わない。」苦笑。
最近の巡回ルート。美術館の後は神保町、御茶の水、帰宅。
B&Hから箱が壊れていた印画紙の代替えで、新しいのを送ってもらったのだが、封してあるラベルが破けてた。被ってはいないと思うけど、印画紙の箱の封が破れてるって気持ち悪い。品質保証に問題ありありだ。どういう雑な扱いをしてるのか? わからないけど。どうやったらラベル破れるかな?で、そのまま梱包しちゃうってどうよ。クレーム対応なんだから、ちっとは気を使ったらどうかなぁ。 Je ne comprends pas. そんなわけで、原因を説明してねメールを…。今月は何だかなぁ。やれやれである。と、あうあうしてたら、またもや友達が大人な文章を書いてくれた。3時間ほど格闘したものは、宙ぶらりん。
フランス語日記書いてみて「?」の個所を、昨日、先生に聞く。ついでに添削してくれた。嬉しー。で、今頃、勘違いしてたって事が解りました。 J'ai acheté beaucoup de livres. の beaucoup de を beaucoup des って書いていたのだが、de なんだって。複数だからdesだと思い込んでたんだよねぇ。てへ。
昨日、夕方出かける前にかもめブックスに寄って、見つけた本。ピエール・マッコルラン著「写真幻想」( Pierre Mac Orian, Écrits sur la photographie ) 平凡社。