中野のギャラリー冬青へ北井一夫さんの写真展を見に行く。オーナーのブログでは作品が酷評されていると書かれていて気になった。企画展しかしないギャラリーでオーナーは出版社の社長で写真集もいっぱい作っている人だ。酷い展示をするはずないけど…。確かめてみたかった。
散歩にも行っていない。部屋のなんでもない物しか撮っていない。でも、凄く楽しい。今まで見た北井さんの展示の中で一番好きだ。
私は、クシャクシャっとした紙が写っているモノクロの写真が異様に好きという嗜好の持ち主で、紙くずの写真の前でしばし見つめてしまった。クシャクシャっとした紙のグレイスケールは、とにかく美しいと思う。北井さんの写真がすごく欲しくなってしまった。
これが何故酷評されている理由がわからなかった。酷評している人は、何がダメだと言っているんだろう。意味不明だ。
帰りに妹の家に寄ってお茶した。So cute! ↓
で、結構頑丈そうなシャッターが階段入り口に付いていたりするフランス大使館。
NO MAN'S LANDは、面白いのも面白くないのもいろいろあったけど、気になる作家さん↓
東京都現代美術館を満喫。
「レベッカ・ホルン」、ちょっとグロイ雰囲気がある。「鯨の腑の光」は、好きだ。中央の水たまりで動く金属の棒が、こっくりさんの棒のように見える。映像作品が沢山あったのだが、時間がなくてあまり見られなかった。朝一から行かないとダメだったかも。
「ラグジュアリー：ファッションの欲望」ファッションの教科書に出てくるような洋服が展示されていて、「お〜。これが本物ですか。」と、感動する。 どの服もやたら細いんですけど、これ、モデルさんが着たんだよね。しかし、ギャルソンの作品が何故あんなに取り上げられているのか理解できず。他のミヤケ やヨウジがあっても良いのでは？
エントランスの井上雄彦の巨大な墨絵も、まじまじ見る。もう少し黒が欲しいけど、すごいね。
常設展、1Fが楽しい。
しかし、現代美術館は入場料が高いね。
↓空き地に何故かピカチューさん
国立近代美術館の河口龍夫展「言葉・生命・時間」を見に行く。
真っ暗な小部屋に閉じこもって絵を描く体験コーナーあり。真っ暗で何も見えない所で白い紙に色鉛筆？で絵を描く。色がわかんないのに色鉛筆が用意されている。実は真っ暗な空間に居るだけの事がすごく楽しかったりして。絵はどうでもいいというか…。
種子を封じ込めた鉛を見ていると、どうしても死の「イメージ」がつきまとう。「これが写真ならどうだろう。』なんて事が気になった。後半の他の作品もそのイメージから離れられない。
松江泰治の写真。どこか分んないような土地の写真なんだけど、ちゃんと地名を付けているんだよね。ふむ。
韓国の彫刻家。権鎮圭。人の彫刻が好きだな。経歴の最後にある。「高麗大学校博物館に展示中の自作を見たのち、アトリエで命を断つ。」か気になる。
頑張って、高崎の群馬県立美術館へ。
目黒に続いて石内都の写真展は2回目。物の写真より人体の写真が好きだなぁ。この展示は凄く好きだ。すごくジェンダーフリーな感じだ。光が天井から降ってくる照明で写真がキレイに見えるし色も変じゃい、スポットライトって写真の色が良くわからないんだよね。
地方でがんばっている所は東京都の美術館よりも良い展示していたりする。
ショップもあった。レストランで食べたカレー美味しかった。
高崎、初体験。帰りに駅周辺をウロウロしてみた。
大正時代からやっていたという映画館を発見、今は閉まっている。時々、ドラマか映画の撮影に使われる所みたい。オーナーのおじさんにちびっと話しが聞けた。そのあたりは、女郎屋さんがあったところらしく建物の感じが他とちがう。小さなスナック、飲み屋がみっちり並んだ路地もある。
情報を入手してから半年以上経ちましたが、やっと行ってきました、川村記念美術館。マーク・ロスコを見に。6月に入ると多分、行き損なう気がしたのね。
Tate Modernとロスコの間でやり取りされたロスコの手紙が展示されている、これが非常に面白い。
展示室の広さに対して、作品数が多いような気がする。ロスコ自体がみっちり展示したがる傾向にあるっぽい人だった事を考慮しても、みっちりしすぎ、もっと少なくするか、もっと展示室を増やすか、とにかく密度を落として欲しかったなぁ。ちょっと、もったいない気がする。Tate Modernのロスコ部屋でもこんな風に展示しているのかな〜。
所蔵作品でお気に入りを発見。
アド・ラインハート（黒焼きな私にはツボ）の微妙な濃いグレーで各エリアが塗りつぶされている作品。以下のような分割になっていると思う。私の目には、こう見えた。
もう一人、サム・フランシス（この人の作品は、楽しそうなんだよね）。
ここ敷地内の散歩も楽しい。殺虫剤をあまり使ってないみたいで毛虫とかトカゲとか芋虫とか発見。で、売店で衝動買いとかしちゃう。
