ビデオばっかりの展示が国立近代美術館でやっている。会場にテレビが点々と並んでいる。液晶ディスプレイじゃない所が良い。小さなイスも用意されており、一応座って見る事もできる。(イスかわいくて欲しい。)お客さんは学生っぽい人が多い18才未満が入場無料になったから?
いっぱいあるから見るのに時間がかかる。(多分)心理学に近い実験的なもの、とにかくいろいろ、時間がなくて後半はすっとばしちゃったから、また行かなくちゃ。
ピタゴラスイッチの元祖というか、もっと大掛かりな「事の次第」もあった。久しぶりに見られて嬉しかった。
1970年の作品のビデオ作品って、「面白いのか?」と思っていたのだが、意外に楽しめる。ある意味さるぢえ満載。理屈を付けると美術館で展示してもらえる。
作品リスト(デザインが凝ってる)には「ゴドーを待ちながら」(有名だけど、読んだ事ない)が引用してある。
ヴラジーミル|おかげで時間がたった。
エストラゴン|そうでなくたってたつさ、時間は。
ヴラジーミル|ああ、だが、もっとゆっくりな。
を読んで笑った。
ヴィデオは作品の持つ時間と自分の時間が1:1だからさ、時間もってかれちゃうんだよね。主導権が作品側にある感じなんだよね。
会場が意外に寒く、ミュージアムショップにビデオ作品が売っていたら良かったのだけれど、残念ながら書籍ばかりでした。
ついでに常設展の写真コーナーの「薔薇刑」も見る。
帰りにIHT買おうと思ったら休刊日だった。Fellows4号を入手。
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