2日ほど引きこもって、ポストを見るためにドアを開けた時に外気に当たっただけの、極楽引きこもり生活。いっぱいイベントあったし、選挙もあったけど、スイッチ入らず。ちと、不味いと思って、神保町へ本を買いにいく。「若い読者のための世界史」と同じ著者で、こっちが本業、エルンスト・H・ゴンブリッチ著「美術の物語」PHAIDON。税別2,100円。ポケット版で、紙も薄くて装丁も愛想なくて質素、徹底的にコストカットして、持ち歩いて読んでほしい版らしいが、厚さ約4cmm。だが、太めのスピンが2つ付いてる。これが結構重要な機能。ポケット版にした事で、図版が本文とは別になったので、スピン2つ付けたから、これで、マークしながら読んでね、そんなに不便じゃないと思うよ。って事で、しっかりしたスピン付いてる、質素だけど豪華。意図のわかる物って好きだ。
序文を少し読んでみたが、すんごい、愛情たっぷりで、涙目になる。友達が、ゴンブリッチ大先生って読んでたから、私もゴンブリッチ大先生と呼ぶ事にする。
良い本に出会って嬉しくて、帰りに、レバノン料理の ADONYS に寄った。具沢山巻き巻きサンドイッチの店。トマト味のチキンのサンドイッチと豆のスープのセット注文したのだが、お兄さん、「〜シリブプレ!」と、厨房のオーダをしたので思わず「フランス語!」と、言ったら、レバノンとフランスは。。って話はじまり、オーナーはリヨンに居て、Il habite à Lyon! と、言ったらフランス語会話モード。会計もフランス語。で、サンドイッチ、美味しかった。量も結構ある。パリのケバブ屋に居るみたいだった。次に来たお客さんは男の子3人、日本語話してたけど、オーダは流暢な英語で。くらくらする、「ここはどこだ?」って、よくわからない場所が大好きだ。帰り際、「Très bon. Au revoir」って店出た。
ほくほく、くらくら、嬉しい週末だったと思ったのに…。