さるぢえブログ

物価高で、しょんぼり

日仏が1ヶ月のバカンスでフランス語が抜けてしまった脳みそ君が少し復活してきた2週目。今期、残り3回だけど…。

ここ何日か、少し真面目に夕ご飯を作ってみたりしているので、スーパーに行く回数が増えた。ご近所のスーパーで売ってるベルギーのお気に入りチョコの値段が激高になっており、買うの止めた。円安って言ったって、前は四百円しなかった気がするンだよ。涼しくなってきたからチョコでもと、棚見たら、それが500円だよ。それにプラス消費税ってアリエナイ。前は円高で輸入物が安いから良いや！って逃げる所があったのに、円安だの消費税だので物価高。消費税ってつまりさぁ、卸から小売りに流れる間にも、毎回8%課かってるわけでしょう。1つのチョコに何重に税金取ってんだよ。安倍の野郎！プンスカ！チョコの恨みは怖いぞ！

日曜日、友人とお茶、飽きもせず延々と写真やらアレコレを話しまくる。ついでに、あっこちゃんのコンサートのチケットを入手しようかと思ってチケットぴあに寄ったけど、すでに完売であった。しくしく。ヨドで買い物。

ココんとこセレクトぐるぐるしている一塊。猥雑方向に振るつもりが、気が付いたら元に戻ってる。ので、捨て牌を集めれば良いのではないかと思いついてみたり、フラグを立てなかったってセレクト。つまり、0と1は等価。捨て牌見たら役できてるじゃーん。外した写真の方が良いんじゃない。って、まぁ、良くある話。だと良いな。

Twitterで寺山修司くんから@貰った。

@terayamasyuziのつぶやき：一番最後でもいいからさ　　世界の涯てまで連れてって　世界の涯てまで連れてって

「世界の涯て」って言葉、最近聞かない気がして、すごく懐かしいっていうか、世界の涯ては、ココじゃないの？とか思って。

”何だか、久しぶりに聞いたよ。世界の涯て。懐かしさを感じるよ。”ってつぶやいてみた。

したら、返ってきた

@terayamasyuziの＠： おまえの気持ちはよくわかる…だけど、おまえはもうそんな鬼ごっこをやめて　ふつうに暮らすことだって出来るのに。

って、どういうご託宣なんだろうか。と、しばし気になってみた。

玉子の価格

昨日は、ほぼ１ヶ月ぶり？くらいのフランス語の授業だった。が、この間結局復習が進まず。日本語の頭のまま出席したので、ボーゼン。「サ セ クリ コモン。」が出て来なくてショックだった。後半は先生が交代で緊張。

プリント。「こうでしょ。」ってイメージしたトーンに収める感触を久しぶりに思い出した。リセットボタンが押せたのかもしれず。しかし遅々としているなぁ。

FBで見かけた、「1日4ドルで作れる」低所得者向け料理本、米国で大ヒットって記事。1日4ドル！それは参考にしたいぞ！と思った。
帰りにスーパーで知人と遭遇。今まで知らなかったんだけど、水曜日は玉子が特売だそうで、それを買いにきた彼女だったが、特売玉子は売り切れており残念そうだった。通常価格の玉子は190円とか二百何十円とかなんだけど、「コレじゃダメなの？」って言ったら「高いでしょ〜。」って、すごく高い物のような答え。特売の玉子がいくらなのか知らないけれども、6個三百円台の玉子を買ってる私としては、「え！これ高いのか！」って吃驚したけど言わなかった。だって、なるべく西の方の産地の玉子を買おうとするとそういう価格帯になっちゃうんだもん。私の玉子に対する金銭感覚は、いわゆる家族持ちの女性とは最低二百円くらい違うわけだよ。
で、そんな彼女の横で、六百円台のブリーが2割引になっていて、「うほ！」って棚の前でにまにましている自分。
結局、カゴの中身は、バナナ、大根1/2、（うほ！って衝動的にカゴに入れた）ザク豆腐とブリー合計1,075円。1日で食べ切るわけじゃないし毎日買い物するわけじゃないけれども、1日の終わりに何か間違えてる気がした。

ウン十年ぶりに愛知県美術館に行った

子どもの頃に行った愛知県立美術館とは別の建物になってたけど、猥褻物陳列で話題になってる鷹野隆大さんの作品「おれと」を見ておかねばというわけで、愛知県美術館でやってる展示「これからの写真」を見てきた。

この作品面白い。写真に写ってる二人（一人は鷹野さんご本人）はどういう関係なんだろうか？とか、親しそうとかそうでも無さそうとか、撮影現場の雰囲気とかいろいろ想像できて楽しい作品だった。しかし、権力の介入があった事が含まれてしまった作品になってしまったので、残念極まりなし。性器を隠してないオリジナルで見たかったよ〜。この展示の中で一番面白くて楽しい写真だったよ。性器が写ってる"だけ"なんだと思うんだが。作家さん本人のコメントはココ。

猥褻がどうかを判断するのは見た人それぞれが決める事だし、この作品を猥雑だと判断して警察にたれ込んで、それを排除するのは稚拙なのか未熟なのか、う〜ん。見たく無いと思っても、見たく無かったと思っておけば良いだけだ。面白く無かったと思っておけば良いだけだ。他人は他人、自分は自分。だよね。匿名でたれ込んだのが、どこの誰かは知りませんが。

さて、この事件がこれからの写真にどう影響するのか少々心配ではあるなぁ。そこには自分の写真も含むんだが。

この展覧会に出品している新井卓さんがこの件に関していろいろコメントされてます。
署名はココでやってます。

名古屋から戻ったら東京の方が暑くて空気がねっとりドロドロでぐったり。

 

考え中が多くて困る

家に居ると眠くなるので、タリーズ通いなどしてみているだが、今日は、フランスから留学してきた学生？の日本語のレッスン？風景に遭遇。テキストは（多分）小林秀雄（私は読んだ事ない）を音読しながら読み方と言葉の意味やら漢字の成り立ちやら、文章の内容を先生が解説してた。日本語とフランス語と英語？が飛び交ってて、小林秀雄に興味は無いのだが、やり取りが面白くて、すんごい耳ダンボになっちゃってフランス語の復習どころでは無かった。そんなわけで今日は予定の60%で終了。

「小さいおうち」で思い出したのが、こうの史代の「この世界の片隅に」。これも戦争中の日常が描かれてる。

で、さらに、ぼーんやり思い出したのが、父方のじーちゃんと、ばーちゃんに聞いた戦争中の話。軍人では無くてサラリーマンだったじーちゃんは、勤めていた工場の満州工場へ転勤。一家で満州に移住した。で、戦後日本へ引き上げた一家なのです。引き上げの時に男の子を一人亡くしてる。

じーちゃん、糖尿病、ばーちゃん心臓病＋ガンで二人とも入院しちゃって、かーちゃんが今のうちに戦争の時の話を聞いておけって言うから、まぁ、ちびっとインタビューしたわけです。私が中学生だったか？小学生だったか？記憶があいまいだけれども、その時のノートがどこかにあるはず。突っ込んだ話を聞いたわけじゃないけれど、「中国人のご用聞きの人が来て買い物してた。」とか、とても平和な話だった。「中国人へ差別とか無かったの？」って聞いたけど、ばーちゃんは、「そんなの無かった。」と言っていた。じーちゃんも暗い話はしなかった。私は「嫌な事は話したく無いんじゃ無いか？」と、密かに思っていたけれども、ホントの所は良くわからない。私が、乃木希典の事を知らなかったので、「誰それ？」って言ったら。じーちゃんが「乃木大将を知らないのか。」って驚いていた。何で乃木大将の話になったのか忘れたけど、それがとても印象に残った。
とーちゃんは、小学生で日本人は学校に行くのに送り迎えがあったとか、何かそんな事言ってた気がする。引き上げるまでの間は、学校無くなって学校行かなかったとか、学校に行ってなかったから日本に戻って５年生をやり直したとか、なんかそんな感じだった。

国史、もしくは活字になる歴史と、活字にならない個人の歴史。残る歴史と残らない歴史。この違いが、何か気になる。つまり活字にする、もしくは活字になるってどういう事かなぁ。って事なんだが。そもそも活字にする人がインテリだからなぁ。たとえば、戦争中の話も鶴見俊輔が語るともう、全然、違うわけで、とか、まぁ、そのあたりから。って、ちょっと考え中。

考え中といえば、この事件。レスリー・キーはパクられた。今の法律じゃ、そりゃ性器が出てたらパクられる。で、鷹野さん作品見てないから内容知らないんだけど。そういう意味では、今回のもパクられる。権力が介入するのは反対だ。が、「猥褻」か「猥褻じゃない」に関わらず権力が介入するのは反対だ。って考え中。

あと、ステートメント作り直しが進まないとか。zine作ろうかなぁって紙調達したりセレクト見直したり。

夕方妹とお茶、最近のアレコレを話したり。「テレクラキャノンボール」は良かったとか、AVを語る変な姉妹。

文学ってすごいな

気が付いたら日仏のバカンスも半分以上が終わりで、復習ほぼ何も手つかずで何も進んでいなかったので、焦って始めた。

病気してた従姉妹が退院して、良かったー。って安心して、ココロの隅でずーっと気になっていた。けど、何もデキル事もなく。ただ、気になっていただけなんだが。従姉妹の子どもが1才になり、大きくなってて赤ちゃんっぽさが抜けてきて。子どもの成長の早さに吃驚したり。こんな私でも人並みの感情があるらしい。

何となくタイトルは知ってたけどな小説、「小さいおうち」中島京子著。読み終わり。面白かったー。もったいないけど2日で読んじゃったよ。朝日新聞のオピニオン欄に中島京子さんの寄稿文が掲載されていて、すごく気になったので日曜日に調達した。プチブル？なお家の戦前戦中の様子がメインなのだが、そこに現代人の思っている戦前戦中が突っ込みとして入り、その上、切ない人間関係も絡まって、伏線が少しあったりするけれど、最後にドッカーンって話が変質？転換？化ける。すんごい作りの小説だった。オチがありそうで無さそうで後からじんわり、いろいろ来る。文学ってすごいなぁ。

写真ってホントに分からないし不自由だなぁ。「写真の手に負えなさを引き受けなければならない」って言葉が頭の隅に住んでいて、時々、その言葉が真ん中ら辺に出て来る。

噴飯ものって言葉。ご飯吹き出すくらい怒ってる事だと思い込んでいて、その様子を頭の中で想像して、一人でこらえきれずに笑ってたんだけど。我慢出来ずにわらっちゃう事ってのがホントの意味だって勉強しちゃったよ。噴飯ものである。

ちょっと試行錯誤ちう。だとか。そんなこんな。

お腹周り＋1cm、体重＋1Kg

今日の健康診断、一年毎に順調に育っているお腹周りと体重。洗い立てのジーンズがパツパツだもん。そろそろ少し落さんとまずいな。健康診断の問診で、データに出ない不調は健康って事で丸められちゃうので、チェックした不調の所をよく見もせずに、担当医「この調子で頑張ってください。」の締めにイラっとする。健康診断はいつも何かと神経逆撫でされる。

新宿ニコンサロンへ荒川拓大写真展「針音」を見に行く。製作段階の冒頭から知ってるけど、展示で見るとやっぱり違って見える。全貌が明らかになるというか。頭の中にノイズを残しつつゆっくり見る。そしてお気に入りの写真も変わる。DMで使われていた写真が一番好きだったんだけど、正面の壁右から2番目？白いコンクリート？公園の遊具？に砂がバラバラ落ちてる写真が一番好き！になる。しばらく会場をウロウロしてベンチに座って見たり。久しぶりにゆっくり見る。同じベルゲールを使っているとは思えない上手さ。「シャドー部のココ、私なら潰す」って所ちゃんと分離させてるんだよね。キャプションもかっこいいなぁ。

帰りりつつ、小田急ハルク→伊東屋→世界堂→ヨド。写真をまとめて小さな冊子みたいなzineみたいな何かを作りたいのだが、方法が決まらずで、ヨドで紙だけ調達。紅茶を調達しようとカルディーに行ったけどあまり安くないなぁ。お腹がペコちゅーになって帰宅。

広島の平和宣言が集団的自衛権について触れてなくて、残念＋安倍ちゃんのスピーチも去年の使い回しで、残念で、悲しくなる。

昨日、バイト先の右翼な同僚と従軍慰安婦問題でバトル勃発。今までも時々あったんだけどね、流してたんだけどね、普通、職場でその手の話題出さないよなぁ。正社員、派遣、バイトって雇用形態を経験したが、雇用形態が不安定になるに従って、世間は広いって事を知る。しかし、職場でそういう発言を無防備にするってセンスがわからんね。時給900円,1000円の社会の底の負け組の吹き溜まりのような所で、このバトルは、かなりキツい。消耗する。

で、今まで、右翼な人と直接バトルする事は無かったから、今回の件、引きづり中。で、例によってグルグルしつつ「意見の違うものが仲良くなんてできるわけがない」って今頃しみじみ実感。こんな所でさえアホなバトルが勃発するんだもの、宗教やらなにやら民族やら経済がこんがらがったら、バトルしないって事がすごく難しい事のように思えてきた。民族とか国家とか国益とか、そんな曖昧な物に自分を投影しちゃうからバトルになるんじゃないか？従軍慰安婦やらで怒ってる人は、韓国、中国の人から酷い事された人なんだろうか？プライベートにローカルに考えたらバトルしなくて済む事も増えるかもしれないって思った。

結果的にぐったりな週末

土曜日、午後の宅急便に間に合うように起きる。
洗濯2回する。夏は洗濯物が増える。モデルさんに写真見せに＋渡しに出かける。写真以外のいろいろな事を話したりする。楽しかった。
夕方から別の集まりに移動。少しキレる。日本は”保守”してきた国なので変わらないと思うんだが、変えようと考える人達にも変化が必要だ。大義名分よりもっと自分の言葉で話そうよ、とか思う。この辺りから、攻撃的な私が起動しちゃったんだな。

今日、日曜日、昼頃起きたのに、眠くなるし、フランス語の復習は進まず、図書館で借りた本を延長してもらて、ワークショップ行ったけど、やっぱり眠くて、攻撃的な私はさらに攻撃的で、自分でも疲れ切る。
時々、やたらと攻撃的になるんだが、そんな時はじっとしていよう。

帰り道はぐったりで、コンビニでポテトチップス買い込んで帰宅。

もしかして、カフェインが切れてるのがいけないんじゃないか？とか思ったり。

暑くて茹だる

ココんところのガザの酷い状況がマスコミを通さずに、あえて頑張って探さなくてもダイレクトに自分の所に悲惨な状況が届くようになった。検閲orマスコミの自粛もガイドラインも無しだ。
でも、自分がその写真でショックを受けたとしても、そんなものは、戦場で殺されそうになっている人達の恐怖と比べたら、安全地帯でのお伽噺みたいな物だもだから、私は、その状況を知らせてくれた人を責めたりしない、責めるなら戦争を起こした人達にするべき事だと考えるからだ。

とか、グルグル考えたり、写真のせれくとがぁー。ってグルグル考えたり。グルグルしてるだけで時間が過ぎて、世間では花火なんかやってて、あれ？暑いけど、いつの間にそんな季節にぃ？ってなんだか引き蘢りな人生が際立つ今日この頃。

今日のカロタイプ講評講座。写真友達の写真がとても好きな写真で幸せであったよ。白岡さんのコメント「イライラさせられる写真だな。」「見えるような見えないような」私は、全然イライラしなくて、多分、いつまでも見ていられる写真だと思った。だから、白岡さんのコメントは自分にとって面白いヒントだった。私は、"無い"を楽しいと感じるんだな。欠落してるとか、あるべき物が無いとか、なるほどね。
黒く潰れたシャドーとか、好きだものね。

”自然は美しい”とされているから、そうなんだろうと学習してるけど、”自然は美しい”は、本当にそうなのか私は知らない。しかし、高速道路沿いで見かける雑木林は単純じゃなくて、楽しくていつまでも見ていられる。杉が植林されている整然とした様子は飽きる。

フランスのお土産貰う、写真展のカタログとか。嬉しー。

梅雨明けたらしい

写真のセレクト、2パターン試してみるが考えていたのと、ちーっと違うような？コレまとめられたら清算完了なんだろうか？いつ落し前がつくんだろうか？

ロダン美術館に行きたしと思えど、夏は高いなぁ。

「ぼくを探しに」の試写会。面白い映画だった。
冒頭にマルセル・プルーストの言葉が引用される。
フランスのちょっと上流な保守的なご家庭の感じってそうなのか！が所々にじんでる。ちょっと複雑。ポールの記憶の中の風景は黄色っぽい。2才くらいの記憶は無いのだが、ちょっと知りたい気がする。
時々、知ってる言葉がが聞こえて来る。小さな喜び。

centre de la ville...

図書館で借りた面白かった本を返却するのって寂しい。「楽しかったけど、もうサヨナラだ。」or 「楽しかった旅も終わっちゃって家に帰らなくちゃ」な気持ち。代わりに、予約した本を借りた。今度は、デュラス。

写真のスキャンは、デジタルデータにプリントをするようなモンだ、という結論に達する。濃度とコントラストやらトーンカーブやら、あれこれスライダーをいじくって、ディスプレイ上で印画紙のプリントに近いものになるようにする。コントラストの低いプリントは、かなり難しい。

フランス語の宿題が、難し。テキストにある例文を参考に作文するんだけど、その例文はフランスの街の構造とか、フランス人は田舎に住むの好きとか、あれこれ簡単に書かれている。文章自体はそんなに難しくない。
が、それを参考にあなたの街の事を書いてね！って問題。そんなわけで、街がどういう構造になってるか考えたのだが、まるっきり、散漫としてきて構築出来ずに呆然。駅が中心？そうとも限らず？行政関係は駅から離れている事が多いような気がする。城下町が中心だから？文化の中心は、さて？どこだ？文化の中心って何だ？とか考えてるうちに明日が提出期限。眠い上に頭痛い。