2Bワークショップの受講生だった3,4年くらい前は、デジタル圧勝かも?だけど、かすかにデジタルも試行錯誤で、少しだけ銀塩にアドバンテージがあった様な気がする。
そころは、「『なんでデジタルで作品を作っているの?』って聞かれたら、ちゃんと理由を説明できないとダメなんじゃない?」「でも、もう少ししたら、逆に銀塩で写真作ってる理由が必要になるんじゃ?」なーんて言っていたら。あっと言う間に、そんな感じだ。
最近は、カラープリントにも手を出している私ですが、モノクロもカラーも自分の写真は銀塩と決まっている。他人のデジタルの作品はダメじゃないし、好きな作品もあるんだけど。自分の写真をデジタルにしようとは、今のところ考えていない。保守的なんだね。
あれこれ考えるに、今のところ以下のようなところでしょうか。たいした理由でもないし、多分に自己満足なだけな気もするけど。
物質として残るのが好き。フィルムとか印画紙の銀粒子とか。モノにこだわる性格。
(デジタルもプリントアウトしたら物質なんだけど、頭の中でイメージするインクが紙に乗っかってる感というか結合が弱そうな感じが、たより無さげで落ち着かない。)
ちゃぷちゃぷプリントする暗室作業が好き。体使って作らないと写真やった気がしない。(デジタルはデータ処理って感じで、作った実感が得にくい。機械は好きだけどデータを信用していない。)
フィルム現像してウシシ。プリントしてウシシ。フラットニングしてウシシ。額装してウシシ。楽し、嬉しなんだよね。