珍しく、食べ物さるぢえ。実家から貰った梅ジャム、ちと嘗めた。美味しいけどだいぶ酸っぱい。
パイナップルin酢豚、オレンジソースon鴨肉、とかあるから、肉と果物は相性が良いはずだ。と、にんまり、さるぢえ。
お試しその1。ベーコン焼いて梅ジャムサンドイッチにしたら美味いか?と、2度ほど試してみた。不味く無いけど、ただ一緒にしましたってだけで、「お〜!」って美味さでもなく。別の何かが必要なのかもしれん。配分なのか?
今日は珍しく「肉!肉!肉食いたい!」だったので、お試しその2。豚肉ステーキ。梅ソースってのを作った方が良いのかもしれんが、どうやって作るのかの?バター溶かして混ぜたら良いのか?と、考えたが、それより腹ヘリで、そのままジャム添えで、付けながら食べてみた。「お〜」って感動するほどでもなく。やっぱりソース作れば良かったかな。と、思ったが、久しぶりの厚切り肉はウマウマであった。
ソースというものをどうやって作るのか、ちと、検索しようとか思った。
昨晩、「UNDER COVER JAPAN 第二部 さよなら東京」をポレポレ東中野へ見に行く。本当は23日のトークショー付きのに行きたかったのだが、夜更かしできるのは昨晩しかなくて、チロルチョコも貰えないけど、暗室作業終えてから、いそいそ劇場へ。
10年前の東京の街の風景は、今とあまり変わらないようだけども、今は亡き「さくらや」の看板あったり、サザンテラスのイルミネーションは「あぁ。そんな雰囲気だよ。」とか。松尾監督、フィルムカメラ使ってた。10年くらい前だと、まだ、フィルムカメラが仕事の現場でも現役だったんだね。携帯もアンテナ付きだし。
今みたいな閉塞感も無くて。でも前兆は、あったはずだけどね。でも、とにかく今のトゲトゲしさは、無い。だから、なんだか、柔らかい気持ちになる。多分、その時の自分がそうだったんだろう。
そんな東京の夜の風景に、松尾監督の年末の仕事のテレクラで女の子探し中のシーンやらセックスが絡まってくる。セルフドキュメンタリーだなぁ。
見終わって「やわらくて、シンドイ映画だったなぁ。」って、劇場出て。でも、グルグルしそうな予感はあったけど、そこを越えて泣きそうになるとは想定外の展開に、アワアワする。
何だろう?劇場の外に出てから、ジワジワくるシンドイ感。「テレクラキャノンボール」の時もそうだったけど。
何だろう?AVってジャンルになってるけれども、セックスを見せてはいるけれども、何かそれじゃない、何を見せているんだろう?と、考える。そして、10年前にこのAVに出た女性達はどうしてるだろう? と、AV監督で男優で自分のセックスを撮るって、年中それって、すんごい消耗しそうだけど? とか、まぁ、気になる事はあるね。
ドキュメンタリーなAV(AVってあんまり見た事無かったから全然知らなかった)をちびちび見始めたのは、ドキュメンタリーって気になっていたのと、セフルポートレイトをしてみて、コレってどういう事かな?ってって考えていたってのと、松江哲明著「セルフ・ドキュメンタリー」を読んで、AVのドキュメンタリーな部分ってのが気になった。って所かな。
ドキュメンタリー写真家のアントワン・ダガタのムービーが、面白く無くて、良くもなく、被写体との一体感も彼女達のシンドさも痛みも伝わって来なくて、自分のセックス撮ってコレかよ!ぶっちゃけて無いじゃん。って経緯のような気がする。
私は、アートは何をしても良いと思ってる、基本何でもありだと思っている(人殺しとかしない限り)。でも、アートって枠でコレ発表してる「アート」って、全然ダメだ。って思ったような。そんなわけで、「日本のAVをダガタくんに見せたい。」と、思う今日この頃。
で、帰って来たらTwitterのTLで大橋仁に批判の火が上がってた。読もうと思ってたインタビューが、火元らしい。「アート」の世界では、歓迎されているらしいけど。写真集見て無いから何ともかんともだけど、批判されるだろうなぁ。都写美で、展示されてたんだね。全然知らなかったよ。