さるぢえブログ

雨が靴にしみて、ちょっと冷たい

年末になるに従ってバイト先が1年で一番仕事量が多くなる。上司から「土曜日、出られる時だけでいいから。」と、稼ぎ時お知らせが来たので、稼ぎに。少々ヨレてるのに出勤しちゃって…。

漢方薬摂取開始後、4日半。効いてるのか？よくわらない。左脚親指のピリピリ感は減少？自分の体が捻れてるの実感する。あぁ右の腰が前に出てて真直ぐ立ててない。しかし、投薬だけで整体してないから捻れたままなので、どうやって歩いていたのか考えてしまう、結果歩く の疲れる。酷くなったら診察の日じゃなくても診てもらえるのだが、「そこまでの事か？」とか、これまた考えて、まぁ良いかって事で様子見な昨日今日。

ニコンサロン新宿、斉藤純彦写真展「Milestones」正面の壁のフレームをマトリックスに展示した壁がかっこいいなぁ。 → ギャラリー冬青、土田ヒロミさんの「砂を数える」（ココに行く時は雨である事が多い気がする）「砂を数える」は、カラーの作品よりモノクロが好きだ。渡部さとるさんの新しい写真集が置いてあったので、立ち読み。というか、立ち見。奇麗な本だったが、本人の写真のトーンってもう少し抑えた感じじゃ無かっただろうか？と、思うのだが？どうだったかな？

いつもの街の本屋さんに行き細かく本を調達。「３月のライオン」10巻、「転落・追放と王国」カミュ、モーニング（これ買うの何年ぶりかしら島耕作まだ連載しててビビる）。

お天気良しで美術館へ

常設展見に久しぶりに東京国立近代美術館へ。

ケルテスの作品が3点展示されてた。佐伯祐三はカッコいいなぁってシミジミ見る。今年コレクションされたセザンヌの作品がお披露目されてた。奈良原一高「王国」より、「人間の土地」の方が好きだ。今の廃墟な軍艦島じゃなくて、ちゃんと生きてた軍艦島だよ！

帰りに千代田区庁舎の1階にあるパン屋さんでコーヒーとおやつ調達して休憩。かわいくて、美味しそうなパンいろいろあって楽しいのだよ。明日のおやつも調達。千代田区は良い所だ。

日仏で、ちょっとフランス語の宿題。ちと頭の中で「？」が膨張。脱線してFrançoise HardyのCDを借りてみる。

今日は、耳鳴り蔵というよりは、耳詰まりん。こうなると音がやたらと響くので困る。大した音量じゃなくても、ちと辛いのよね。

左右側面から見ると、それぞれ違う形に見えるんだね。この方↓

額装家の向井理依子さんが神戸で額装展をしてる。と、今日知った。会期中の週末に細かく用事を入れてしまったので、うーん。今回は行けないかなぁ。と、かなり残念極まり無し。私の写真を額装してくださった方なのでお会いしたい。自分の写真なんだけど、別の次元にシフトしてしまうような、バージョンアップっていうか何かすごい額装されるんですよ。って額装されたところを画像でしか見てないけど。画像で見ただけで、「うわぁ〜。」ってなりました。額装恐るべしです。

やれば出来る子だったのか？

今日返却された先週提出した仏語の宿題。先生の赤ペンが少なくて、全問正解が1個！で、気を良くしたお調子者。

秋になってから耳鳴り蔵。かかりつけの鍼灸の先生が移住してから、波はあるけど慢性化してる。2年前の最初の症状の時に耳鼻科は何の対処してくれなかったので全く当てにして無し。
整体もやらないよりはやった方が楽だし、緊急の時にはすごく助かるが、しばらくすると戻っちゃうからね。なので東洋医学本格デビューしてみる事にした。で、雨で面倒だったけど、今更だが早目がいいよねぇってわけで、仏語の授業終わってから行ってみた。受付時間ギリギリ駆け込み。
ザクザクーっと概要を話して、脈みて舌みて（裏も）漢方2種類2週間分処方された。思ったよりボリュームがある。鍼灸治療するかどうかは、2週間後の経過を見てから決める事になった。保険が使える処方で、すごく助かる。どうせ西洋の医者にはかからないから保険料なんて払いたくないとか思ってたけど、ヴィヴァ皆保険！

帰りに時々寄る居酒屋で加藤陽子の本読みつつ、おでん＋ウーロン茶＋空豆揚げたのポリポリする。で、ふとメニューに書かれた「最期の」の文句に「？」となる。お店のお姉さんに理由を聞く。マスターが書いたんですけどね。全然、お客さん来ないから「最期」って。足繁く通ってくださいね。って、ニコニコ話すので、「うそ、マジ、無くなると困る！」って、少々焦る。あんまり飲まないし、そんなに食べられないし、ほんと時々寄るだけで、いつも一人で大した支払額にならないので、スミマセンって感じだけど。でも、消費税が上がってからお気に入りの個人経営のお店は、なんだか静かな気がする。あの店、安くて、美味しいから無くなると困るんだよね。

次は三色豚丼にしよう

休日のわりに早起きしたので、朝っぱらからご飯食べる。

昨日整体してもらったから、ねじれた体がマシになったのでチャリチャリ東の方へ。

で、天丼！って思いつき、大黒屋の前まで行ったけど待ち行列できてて平日に来ようと諦め、結局中華なお店で遅目のお昼って事でラーメン。注文した後でよくよくメニューを見たら、三色豚肉丼ってのに気が付き、こっちの方が気になるなぁ。って、次回はコレを注文しようと思った。
休日の昼間の幹線道路は自転車乗りな人が多い。ロードバイクのおじさんの後ろで走っていたのだが、様子を観察、止る時にペダルから足を外すのに慣れていないっぽくて自転車ピカピカだし慣らし運転風情。後ろから見ていてドキドキする。信号多いしロードバイクで走るの大変そうだなぁ。とか、思う。結局、追い越しちゃったんだけどね。

その後にカロタイプWS。今日は連休真ん中だったから？人数少なめだったけど、貴重な写真やら、意外な写真やら見られて面白かった。

暖かい1日だった。

夜が満ちて来る

朝、家を出る時間が5時45分。空の色が濃紺。夜が満ちてきた。月が細くなって、南の空の上の方に明るい星？木星？調べてないからわかんないけど、を、眺めるのが幸せな一時だった今週。

木曜日、午後雨。夕方から友人と大久保で韓国料理を食べる約束をしていたので出かける。久しぶりにコンバースを履いたら、左脚が史上最強に内股で、「はぁ？」「これ、ヤバイ」と思う。アディダスみたいなハイテクな靴を履いてると気が付かない。韓国料理食べて、あれこれ話す。お茶でもしようと店を出て、「カフェ増えたね」と、適当な店に入ったら、店員さんがイケメン揃いで、韓国アイドルの動画流してる。それを若い女の子達が楽しそうに見ているって店だった。それ、そんなに熱心に見なくてもネットで転がってるんじゃ？とか、思いつつ、お店の様子をあれこれ観察して堪能する。ゆず茶やらお菓子やら買い物して帰宅。

金曜日、膝が変だな？って思っているうちに、ぴき！っと嫌〜な、無かった事にしたいヤバイ事に。歩き方によって痛い。効果無いとわかりつつも、取り敢えず湿布貼ったけど、ダメで、しまってあったお灸を探して、お灸してみる。やらないよりマシ？部屋がお灸の煙でモクモク。

で、今日。土曜日。整体に行く。史上最強にギシギシ。しかしだ、何か、体のバランスが崩れたまま、ヤバくなると整体とか鍼灸とか行くってパターンを少し何とかせねば？とか思ったりしたが、さて、何がどうバランスが悪いのか？

大串祥子展「美少年論 Men Behind the Scenes」@ヴァニラ画廊　大串さんに、リアルでお会いするのは3度目？2011年の夏のパリでお茶して以来かな。ネット上では良くお見かけしているんですけど。写真集を出版して展示すると告知されてたので、楽しみにしておりました。
イギリスのイートン校の写真が好きだなぁ。写真集も販売されており、多分、この作品は写真集だ！って、更に楽しそうというか良さそうと思ったのですが、今月、体調メンテと思いの外イベントが多くて出費多かったので、次に出会えるかわからないので、迷ったけど購入できずで、ダメだなぁ自分と思いつつ会場を出る。

で、次に同じ並びにあるニコンサロンの小林紀晴写真展「ring wandering　悲しき迷走」。小林さんの展示はいくつか見てるけれど、今まで見た展示で1番か2番目に好きかもしれない。ただ、パラレルワールド風な編集じゃなくて、全部がカラーとか、全部がモノクロだったらどうだろう？と、思ったりした。

で、銀座に来たら資生堂ギャラリーだよなぁ。って、荒木経惟写真展見る。ストリートの写真は、写真友達の「静かな雑踏」の方がカッコいいし、アラーキーってこんなんだったかな？って、なんか釈然としない。

ジャズシンガーの友人が東京でライブするってので、彼女の歌を初めて聞く。普段しか知らないから、お〜。歌手だ〜。って、歌の解説もしてくれて親切。で、久しぶりに「There is 構文」とか「命令文」って言葉を聞く。にまにま。

最近シャツずき

水色のシャツ。生地がブロードで色が奇麗で光沢があって柔らかくて気持ち良い。着てて嬉しくなる。

パトリック・ラペイル「人生は短く、欲望は果てなし」を読み終わる。全部で50章短いシーンを繋ぎ合わせて作った映画のような小説だったが、作者がこの前の対談で言っていたように普通のシーンを繋ぎ合わせた、普通の話だ。で、最後がソレどうなのか…。作品中にちりばめられた小物が、日本オタクっぽい。つまり、日本の小説や映画を知っている人が読むと楽しさ倍増って事だね。知らなくても全然読めるけど。小説を読むというは、ある程度のインテリの楽しみなんだろうな。

全然違うけど、村上春樹の「国境の南、太陽の西」が少し頭の隅にかすったけど、話の詳細を忘れてるからこのポインターはあてにならないなぁ。で、読んだ当時、この小説はあまり好きじゃなかった気がする。今、読み直したら印象が変わるだろうか。

Mary Ellen Markが撮った「子どもたちをよろしく」の少女のポートレイト。ポートレイトという写真の中で、これが一番好きな写真かもしれん。とか思う。彼女のインタビュー、もっと尖った人かと思っていた。思ったより歳取ってたし柔らかい感じで動いてるの見られて良かった。 「I'm looking for....」そうだよなぁ。写真は目の前の物を撮るだけだもの、探すだし、選ぶだしね。作ろうとか考えないようにしよう。

久しぶりに三軒茶屋

金曜日、誕生日だからと、暗室の友が木村屋のあんパンくれた。ちゃんと木村屋のあんパンで、あんが、黒ごまとりんご。おやつに頂く。うまうまでした。

土曜日、日仏へ本見に行くが、建築家のラウンドミーティングとかいうのやってて、少し聞いてみる。パリと東京の都市が違うの同じだととか、都市の表面の厚みだとか、若手建築家が話をしてた。テーマが大きくて時間に納まり切らない感じ。建築家は、かなり理屈っぽいって事がわかる。写真と違って建築は目的があるし、予算も莫大だし、ユーザーが居るし、より良いとか、可能性を生み出さなくてはならない分野ってのは、大変だなぁ。と、しみじみ。写真なんてお腹も膨れず、暖かい暮らしも提案できずの役立たずなので対外的には気が楽である。ただし、ノイズを除去して純度を上げて「正確」である事に確信を持てるかどうかって見極めが難しいと、思う事がある。

日曜日、s**t kingzの公演を見る。ダンスユニットとか全然知らない未知の領域なのだが、知人がチケットを譲ってくれた。男性4人のユニット。ダンスだけで約2時間舞台を作っている。で、ダンスがカッコいい、笑ったりできて、すごくシンプルに小難しく無くわかりやすい。こういう素直に楽しい物もタマには良いなぁと思う。いつも、なんだか重いのとかばっかりだし、自分のグルグルに付き合って煮詰まったりしてるからね。
会場を見回す。ダンスやってるか、ダンス好きな比較的年齢が若い感じ、世間では帽子が流行ってるっぽいなぁ。とか、観察してみる。

かなり久しぶりに三茶だったので、早目に行って商店街をウロウロしてみる。いつも飲んでるコーヒーの４倍くらいの値段が付いた豆売ってる店を見つけて、試しにエスプレッソ飲んでみたけど、同じコーヒーでも別ものだった。高い豆なのに、お客さん結構入ってくる。あと、ジーンズの店でシャツ衝動買い。恐るべし三茶。

フランス語の宿題は、まったく終わらずで焦り気味。

映画の合間にジュースとおやつ

キム・ギドク監督の「うつせみ」「サマリア」見た。今日もお客さんは男性の方が多かった。男に好かれる監督なのか？「うつせみ」ソナのセリフは、叫び声、サラヘヨと、あと朝ご飯を呼ぶ時の3つしかない。テソクのセリフは無い（はずだ）。独房で釈放後に向けて淡々と鍛えるテソクのいっちゃってる様子がいいね。
「うつせみ」って写真のタイトルに使いたいなぁ、って思ってたんだが…、良くあるタイトルかもしれずだが、コレ観ちゃうと使えるのか、使えないのか悩むなぁ。

「サマリア」普通にセリフあるけれども、言葉で人の心に立ち入らない人が主人公。

キム・ギドク監督の作品は音楽の使い方が上手く無いような気がする。もっと抑えてくれた方がいいなぁ、って思う事がある。でも、色の使い方は好きだ。

２本立てを集中して観るので、ちと肩こり。映画館って最近、食べ物、飲み物持ち込みできない所あるから、つまらん。映画館で売ってる物って高いし。持ち込みできる映画館好き！合間にモグモグしながら過ごすの好き！

「人生は短く、欲望は果てなし」を、やっと入手。だが、脳みそ君がキム・ギドク監督に乗っ取られてフランス文学読書モードにならず。せめてフランス語の宿題Édoutez手を付けるが、遅々として分からん。漠然、何度聞いても、かなり漠然としかわからん。こまりんちょ。

先週ダラダラしているうちに、急に寒くなったような、晩秋の空気。自転車散歩しそこなっている今日この頃。

白いシャツ着て

白いシャツ来てフランス三昧な1日。

先週、フランス語の先生にダメだし食らって、ショボーンとしつつも、バタバタと宿題かたづけ、アウアウ喋って、なんとか授業を受けて、なんとか今週の授業終了。あれこれのついでに、先生に日仏の日本語サイトとフランス語サイトの活用の仕方を教わる。

フランスの作家、パトリック・ラペイル&市川真人の対談を聞く。「人生は短く、欲望は果てなし」だいぶ前に見かけて、欲しかったけど、その時見送った。改めて買おうって思って本屋覗いたが、棚に無くなっていて、タイミングを逃して買えてない、読めてないけど、話だけ聞いた。面白かった。作品を作るって写真も小説も変わらないというか、共通する所がある様な？会場からの質問も面白かった。対談イベントだから本も販売されるかと期待したが、売ってたのは原書であった。ショボーン。サイン欲しいけど、原書持ってても、英語より読めないよー。ってわけで、ここでも見送った。果たして良かったのだろうか？知人は原書買ってサイン貰ってた。いいなぁ。

人生も夕方になりつつありますが、今年もメッセージくれた方々ありがとう。
ヘタレなのでショボーンとしつつも、語学は体を使わないとダメとアドバイスもらって元気になったし。
今日は、サンドイッチごちそうになったし。
ダンスパフォーマンスのチケットが手に入りそうだし。
この前、映画の招待券ちゃっかりもらったし。
あぁ、恵まれてるっていうか、助けられてるってしみじみ感謝する。
妹が大阪に引っ越してしまって寂しいけれど。

久しぶりの渋谷

今日は少し蒸し暑いような、変な天気だった。
シネマヴェーラへ。渋谷ってあまり行かない所で、1年に2,3回くらいかな？なので、いつまで経っても、あそこの空気に慣れない。見逃したキム・ギドク監督の「嘆きのピエタ」を、やっと見る事ができた。「弓」も見た。お客さん、男の人が多い。昼間の映画館は女の人多いけどね。女子トイレ空いてて、男子トイレが繁盛してた。珍しい事だ。
「嘆きのピエタ」ざっくりまとめると親子の愛と贖罪の話。人と出会う事で人は変わるらしい、化学変化するみたいに。二重三重にジワジワくる。ラストシーンのローコントラスト色のない風景の中の、ライトがついていないトラックが描く一筋のライン、かなり衝撃。ライトが付いていないのは不自然だけどね。
「弓」は、どこかの映画解説で読んだ事ある作品だった。「ピエタ」に比べるとファンタジーな作り。肝心の主人公達はセリフが無い。表情と動きだけ。
韓国映画を沢山見たわけじゃないけれど、血とか内蔵の扱いが生々しい気がする。洋服の色使いが私好みなので、韓国の洋服が欲しいとか思ったりするのだけれども、日本で見かけるのはイマイチなんだよねぇ。
「…ピエタ」はデジタルだったのだが、上映途中かなり最後の方で機械故障で再生が中断。映画館でこの手のトラブルに遭遇したのは初めてで、「映画はやっぱりフィルムだよね。」とか、思ってみたりした。帰る時に出口で、いつでも使える招待券貰った。

ちょっと明るいの欲しくて先週の写真。