最後に行ったクラシックのコンサートは、確か、何年か前に来日したフランス・ブリュッヘンの18世紀オーケストラのベートベンだった気がする。
今日は、縁あって新日本交響楽団のコンサートに行く。アマチュアの楽団の演奏を聞くのは始めて。 会場は満席。アマチュアでこんなにお客さんが入るとは知らなかった。プログラムは以下の3曲。詳細はこちら
- メンデルスゾーン 序曲「夏の夜の夢(真夏の夜の夢)」 作品21
- ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
- ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」(ベーレンライター版)
「もう少しパワーがあればなぁ〜。」なんて思っているうちに、1曲目から3曲目に向けて徐々に上手くなって行く。その調子の上がり方が面白かった。そして、この楽団はヘタじゃないんだということも判ってくる。
「運命」良かった。楽しかった。実は、1曲目の管楽器で「運命」はいったいどんなんなるのか、少々ドキドキしていた。
アンコール曲は無い方が良かったかもしれない。
例えると「軽いフレンチを食べたい時に気軽に食べに行ける定食屋さん。」な感じの楽団だと思った。
で、帰りの電車で考えた。
指揮の長田さんは、海外のオケを振ったりしている。
オケごとに特徴とか力量とかイロイロあると思うのだが、アマチュアのオケを振る時には、音楽をどういう風に作るんだろうか? 落としどころとか。
プロのオケなら要求するけど、アマチュアには要求しない。ココは譲れないとか。そういうのあるのかな?ちょっと知りたいなぁ。
「それは、渡部さんのワークショップと共通する何かありそうな気がしてきた。」