オノナツメ「さらい屋五葉」2巻、おもしろくなってきた。映画も気になるが原作を読んでおくかと買ったけど「さくらん」不可もなく、な感じ。映画はどうかの〜。
本屋に寄ったら、川原泉「レナード現象には理由がある」を見つける。最近新作を見かけない川原泉なので、即買い。冒頭を読んだ限りでは、川原節は健在。白泉社のメロディーで描いているらしい。
この1年で面白かった作家さんを思いうかべると、こんな感じかな。
1.金原ひとみ 「蛇にピアス」に「オートフィクション」が特に気に入る。2.絲山秋子「沖で待つ」3.穂村弘 毎晩「シンジケート」「ドライドライアイス」「ラインマーカーズ」「にょっ記」のどれかを読んでいる。4.羽海野チカ「ハチミツとクローバー」5.佐藤優 対談、連載
と、いったところでしょうか。
今日は、カゼっぽくて腰の調子も悪し、ひさしぶりに1日じゅう寝た。みそ煮込みうどんが食べたい病も発症中。また、近所のそばやに行こうかな。
ご飯を作る前に、夕刊をめくった。おくやみ記事に犬丸りんさんが亡くなったとでていた。自殺したらしい。ショックだ。家のトイレに10年以上貼りっぱなしのマンガは、確か犬丸りん作ではかなっただろうか?ナムー。
いやー。10巻を描きたいばかりに掲載誌が2回も変わってもがんばったんですね羽海野さん。祝、完結。しかし、一度言ってみたいね「あなたの人生を私にください。」と、ある意味傲慢な台詞だけど。
>山田風太郎に「あと千回の晩飯」ろくろくさん、タイトル見ただけで読んでみたくなります。
文學会9月号「私のマルクス」佐藤優。さすが諜報部員、話がうまい。
「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男を読み始めたのだが、犬が船酔いになるシーンを移動中の電車で読んでいて、顔をあげたらくらくらしたのでお休み。「モンキーパトロール」外伝。入手。
文學会8月号 佐藤優「私のマルクス」連載第1回、意外に面白いかも。
「シュガシュガルーン」6巻「ハチミツとクローバー」9巻 なんだか、テレビドラマのようになってきたぞ。
西村しのぶ「メディックス」単行本になっていなかった作品をまとめたものを読む。登場人物のファッションに時代を感じる。「あのころ、こんな服流行っていたよ。」物語が完結していなのが残念。おなじく「下山手ドレス(別室)」西村しのぶのエッセイマンガ?なんですが、伊達女っぷりが良い。表紙の印刷も凝ってる。
アフタヌーンに掲載されていた連載で、楽しみにしていたものが大方連載終了。で、おまけに「ヒストリエ」がお休みで、今月のアフタヌーンはパンチ不足。読むものがないわけではないのだが、メインディッシュがない感じなんですよ。アフタヌーンじゃなくちゃ読めない作品がない。うーん。「もやしもん」が連載されているイブニングを買うことも考えるが、他に読みたい作品がなさそうな気がする。で、「IKKI」に手を出すか悩む。
いままでの作品の中では一番まとまっていて、過不足なく読みやすくてよかった。吹き出しの台詞、特に挨拶がカタカナでイタリア語になっているので、舞台がイタリアのままちゃんとお話が進むのが良い。何度も読んでます。ちょっとイタリア病になる。
1巻は、なんだか物足りなくいつも以上に白いページが多くて、作者さん今イチ楽しくないお仕事なのかと思いましたが、2巻になって読み応えあり。登場人物がスノッブでありますが、みんな良い娘で。これもしみじみ読み返してます。
文句なしで楽しい。