料理教室でトッポキの作り方教わった水曜日。
復習してみるが、野菜多過ぎな木曜日。
韓国のズッキーニみたいなのに火を通すと綺麗な色でうっとりし、ソジュ飲むのに良いグラスが家にあるじゃん!な金曜日。
収益をARICに寄付するのを目的に開催された「あなたここにいてくれますか」フェスティバルで朝から韓国漬の今日。っていうかここんとこ個人的に韓国ブームだけど。映画見て、対談聞いて、韓国ロック聞いてな1日、プログラムの中でとても印象に残った映画と対談メモ。脳みそくんがパンパン。
映画「ムヒョン - 二都物語 -」見る。
盧武鉉前大統領のドキュメンタリー。同じ武鉉という名前を持つ漫画家ペク・ムヒョンの選挙活動、関わりのあった青瓦台のフォトグラファーのインタビュー、親盧派の市民のコメントで構成されている。冒頭の飲み屋のシーンからして、反体制の父を持つ息子の言葉がシンドイ。盧武鉉の選挙活動、演説、コメントを聞いていると涙がでてくる。民主主義を韓国に根付かせようとした人。こういう人を大統領に据える韓国の人、凄いと思った。国葬で涙する市民。このレベルの政治家が日本で首相になった事は無いだろうと思う。日本でこういう人が首相になるような事があれば狂喜するよ。マジで。今の文在寅大統領は、盧武鉉の裏方を支えた人。盧路線を引き継ぐ後継者。上映後の佐藤結さんと李泳采さんの対談で映画の背景が解説されて、盧武鉉がやろうとした事、自殺が意味する事、すごい理解深まるった。この映画、もう一度見たい。盧武鉉は保守ではない人で、金大中の後に大統領になったが、自殺している。という事くらいしか実は知らなかった、(ほんと知ら無いって自覚する)。
参考文献
李泳采著「韓流がつたえる現代韓国―『初恋から』ノ・ムヒョンの死まで」
李泳采著「アングリー ヤング ボーターズ 韓国 若者たちの戦略的選択」
李泳采/韓興鉄著「なるほど!これが韓国か 名言・流行語・造語で知る現代史」
お昼は、プルコギバーガーとトッポキベーコン巻き、うまうま。美味しいものは垣根を越えると思うのよ。
午後は、梁英聖さん、実川元子さんの対談「差別を可視化するサッカーの試み」
サッカーシーンでの差別表現の事、ARICの活動のことやら、FIFAに加入していない国つまり政治によって疎外された国、人々のCONIFAというサッカー大会の事(これがすごく面白そう)。差別するもの、されるものがともにサッカーをするには、ルールに落とし込む「差別を禁止すのは、サッカーをするためのルール」。