ネットに繋がっていると、やらねばならない事以外に思いついた事を検索したり、つぶやたりしちゃうのが問題。で、「void」のキャプションを英語にする時に、カロタイプの白岡さんに相談した時に出てきて、前から調べようと、いや、検索したかった「ゴーギャン」をググった。
われわれはどこから来たのか
われわれは何者か
われわれはどこに行くのか
について知りたかったんだよね。ボストン美術館が持ってるから、ボストンに行きたくなった。
今まで、そんなにゴーギャンがお気に入りってわけでも無かったんだが、実物を見たい。
で、夕方からレビュー。冬青社が企画したオランダから来た写真家兼学校で写真を教えているっていう人のレビューで2Bでもレビューするっていうので、応募してみた。向こうのギャラリーに持ってくかも〜とか、グループ展やるかも〜、とか、そういうの対象としたレビューだって聞いてたけど、レビュアーの経歴やら作品どんなの作ってる人なのか詳細な情報が全くなくて、リアリティーあまり実感できないけれども、まぁ、誰が「好き!」って言ってくれるかわかんないし、友人展示のオープニングが気になりつつも、ちょっと頑張ってみた。
個人的には写真の話ができて、面白いは面白かったけれども、レビュー全体の感じでは写真学生にアドバイスするような内容もあったり、ちょっと認識ズレる所もあったりで、ちょっと、「?温度差あり?」冬青はどういう意図でこれを企画したのか、ちょっと疑問に思う。
カロタイプで講評慣れしちゃってるし、アルルやらフランス国立図書館のレビューを受けた経験があるから、なんか、物足りない。まぁ、「void」のキャプションの英語版作れたから良いか。って事にした。けど、これもいろいろ人のお世話になって作ったので、ちゃんと活躍できたのか不安だ。
で、渡部さとるさんは、今回のこのレビューをどう評価するのか興味のある所ではある。
通訳してくれた方は、かなり流暢に翻訳してくれて、断片で理解してたり分からなかったから、助かった。2Bの人材恐るべし。
で、帰りの電車。
乗り換えでおばさん(ちょっと、お婆さん)に、「このホームで良いのよね。」って聞かれて、「良いですよ。」って返事して、それから「幼なじみに会いに行ってきたの」って、何かポツポツ話しして、電車の中でも話して、彼女の半生をスーパーダイジェストで聞いた。「人生何があるかわからないわよ。」「勇気は必要よ。」が、テーマ。
デパートに勤めてた。5年付き合った彼と結婚出来なかった。東京には居たく無いって、デパート辞めて、全て捨てて伊豆の大きなホテルでは働いた。新婚さんが来るホテルで、月給とお祝儀やらで、かなり稼いだ。東京に戻って四畳半の部屋を借りて住んだ。たまたま行ったダンスホールで一番に声をかけてきた男の人と電撃結婚。。。
「あなたまだ若いでしょう。」
「いや、全然、もう、かなりおばさんなんです。」「勇気は必要だったよね。」って感じです。。。
で、降りる駅が来たので、降りた。
ちょっと、和みに、久しぶりにワインバーに寄って1杯だけ飲んで帰宅。お店のソムリエのお兄さんが8月でお店を辞めて、イギリスに留学が決まったと教えてくれた。ワインの勉強で留学したいって行ってたから、リアルになって良かったなぁ。って思う。
なんか、不思議な1日であった。
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