ウワサの新宿ニコンサロンへ。元従軍慰安婦という情報がなかったら、普通におばあちゃんのポートレイト。写真毎にキャプションも無い。2周ほどまわったけど、で、この写真展を中止にしようとしたニコンは何をビビったのか不明。つまりビビるような写真という気がしない。
写真毎に説明が無いのは不親切な気がする。「屠場」もそうだったけど。
会場に置いてあった冊子の韓国のシャーマンの写真の方が面白いかも。とか思った。
結果的に、ニコンはこの写真展を中止にしようとした事で、写真展の宣伝をしてあげたってわけだね。つまり、いつものニコンサロンとは思えない客の入り。
隣は日芸の学生のグループ展。こっちの方が写真として見応えあり。
銀座へ移動して、ライカの展示見て。津軽の風景写真。白焼きだった。資生堂ギャラリー覗いてみたり。
銀座ニコンサロンへ。奥山淳志写真展「彼の生活 country songs より」
不覚にもボロボロ涙が止まらなくなる。地に足がついていないであろう自分の何かに、被写体の彼の何かが引っかかったのだろう。ドキュメンタリーという意味ではこちらの展示の方が、伝えるって事をしていると思う。作家の方が在廊されていたのだが、気持ちに余裕が無くて芳名帳に名前だけ書いて何も話せずに出て来た。
会場で写真友達に会ったので、ちょっと話をしたい事もあったのだが、次回にする。
すこしウロウロして、オーバカで、「気分はおフランス」でもしようかと思ったが、うるさそうだし止めて、銀座ファイブの地下に入ったら、目の前に小さな喫茶店。こざっぱりとして、おばさんがやっていて、お客さんもおばさん。お冷もグラスが空になると何も言わなくても注いでくれる。そうそうこうでなくちゃ。和むー。
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