NHKの新日曜美術館、今日のお題の渡辺華山には興味があまりなかったのだが、ドーナルド・キーンが出ていたので、動いているドナルドじーさんが見たくてテレビを付けた。
例によって彼の仕事について詳しく知っているわけじゃないし、鶴見俊輔、瀬戸内寂聴との対談でもあまりしゃべっていないので、どんな人なのか気になっていたのだ。
「日本の最初の友人は死んだ人でした。」海軍に所属していた時に、南方で戦死した日本兵が残した日記の解読をしていたらしい。その日記を書いた人達の事を指して。
「日本に居ると毎日発見がある。」「まだ、私は明日の楽しみを知らない」と85歳のじーさんが、最後に言うのである。その貪欲さ具合というか、無知の知具合にシビれた。
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