ゴールデンウィーク後半は、東京を脱出。緑を堪能する。山の雑木林の緑色が細かいグラデーションを作っている。緑って色々ある。「春の山は美しいなー」としみじみする。
標高3000m級の山の2000mあたりまで行ってみた。日差しが5月なのに雪がみっちり。眩しくて、眩しくて。やっぱり、地べたを撮影。
連休中に読んだ本。
水村美苗「私小説 from left to right」文句なしに良かった。「姉妹ってこうだよ。」「選択ってこうだよ。」と涙する。
瀬戸内寂聴、ドナルド・キーン、鶴見俊輔「同時代を生きて」企画としては面白いはずなのに、期待したほど面白くない。
鶴見俊輔、上野千鶴子、小熊英二「戦争が残したもの」読みかけて放置していたのを思い切って読む。知らない学者の名前もでてくるが、上野、小熊二人がストレートに疑問質問を鶴見に投げかけ、取り持ち、鶴見が答えている様子が美しい。世代の違う3人がお互いをリスペクトしている様子が伝わってくる。上野千鶴子も貫禄が出来た。小熊英二良い仕事をしている。「<民主>と<愛国>」も読まなくちゃ。
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