写真撮りに出かける。ごちゃごちゃした所が撮りたかったので久しぶりにアメ横に行ってみた。マジメに写真を撮ろうとすると意外に無秩序じゃない気がしてきた。思い込みと少し違っていた。家の近所のほうが無秩序な感じがするのよね。なぜなのか考えてみようと思う。
山手線半周して恵比寿の都写美へ。「キュレーターズ・チョイス07」がお目当てだったのだが、「友の会」に入ると無料で見られ、「マーティン・パー」が割引になるので友の会に入会。ついでに、昭和写真の1945〜1989第二部「ヒーロ・ヒロインの時代」も無料で見られるので見る。
ついでに見た「昭和写真」お得。以下の写真家のシリーズの一部が展示してあり、ラッキー。
立木義浩「舌出し天使」より。←雑誌か?どっかで紹介されていたのしか見た事なかった。これ、シリーズ全部見たい。
沢渡蒴「ナディア」より。←お〜。これがウワサの。
篠山紀信のモノクロ。←この人、ホント、写真上手い。
石元泰博のポートレイト、スチル。←石元さんの仕事に芸能人の仕事もあったんだ〜。
細江英公。←前に見た事あるけど、唐十朗と李麗仙がくたばった畳の上でとどんぶり飯を食べている写真。今見ると興味深い。
繰上和美。←あの暗室からこれが作られたのか〜。としみじみ見つめる。
照明がもう少し明るいとシャドーのトーンとか見やすいのに〜。
マーティン・パー。マグナム60周年企画らしい?ロンドンでいちばん売れている写真家でディレクター?アルルでも仕事している?。う〜ん。なんか物足りない。湿度がないから?いや、違うような気もする。これって、パロディーっぽく皮肉っぽくやっているつもり?なのか?なんか面白くないんだよね〜 引いちゃう感じなんだよね。この写真をフレームに入れて見せたい写真か?見たい写真か?ボードにデッカく出力で見たい写真か?1000円出して見たい写真か?なんか、バランスが悪いのよね。
今日の一番のお目当てのキュレーターズ・チョイス。ナン・ゴールディン見たかったんですわ。見られて良かった。
友の会。カフェのコーヒーが150円で飲める。のでお茶休憩。美術館出たところで写真を撮って、ベンチで和む。
クーラー漬けの日々なので暑いの嬉しかった。生きた心地がした。
来月は鈴木理策が写真展。見なくちゃ。で、その次は憧れの東松照明、いっ、行かなくちゃ。
ナン・ゴールディン…むかーしむかしパルコかどっかで見たような記憶があるぞ!
東松照明も!えっと水戸でww
投稿情報: moppin | 2007/08/15 00:14
ナン・ゴールディンをOn Timeで見ていたんですね。ちと、うらやましい。
水戸芸の東松は、グループ展じゃない?あれではじめて東松を見て。好きになったんだよね〜。
投稿情報: さるぢえ | 2007/08/15 23:00
立木義浩「舌出し天使」は PHOTO ENTRANCE HIBIYA(Fuji Film)のオープンの時に全作品を視ました。もちろんオリジナルプリントで。
沢渡蒴「ナディア」のシルバープリントは友人がコレクションしていて、マスク・手袋で厳かに視させて頂きました。
立木義浩、沢渡蒴、篠山紀信、繰上和美 ら「昭和の写師」たちは、平凡パンチで毎週グラビアを飾っていたのを憶い出す。
投稿情報: mactt | 2007/08/17 19:48
macttさん、こんばんは。
平凡パンチは、大御所写真家がグラビアを撮っていた雑誌だったんですね。展示では「カメラ毎日」「明星」などが置いてありました。
「昭和写真」は、各作家の断片しか見られないので不満が残ります。
都写美は美術館なんだから、1作家1シリーズまるごと常設展とかやっても良いんじゃないかと思う今日このごろです。収蔵作品を検索するといろいろ持っているのに…。
投稿情報: さるぢえ | 2007/08/17 23:10