カロタイプワークショップで、新年会。写真抜きで飲みましょうの会だったはずなのだが、結局は飲みの時間と講評の時間が、いつもと逆転してただけで。写真を見て講評会で終わったのだった。「写真撮るのとプリントするのでは、どっちが好き?」と聞かれたら、プリントする方が好きかもしれないな。と、思ってみたりした。少々、先週から少しヤバそうな気配でしたが、頭痛がしてきた。う〜ん。
ちょっと撮影散歩に出かけようと思ったのだが行き先に迷う。寒いしさ。で、ふと茅場町にある古本屋、森岡書店に行ってみる事にした。古いビルにあって風情があるらしいとウワサは聞いていたのだよ。見た事ない写真集、デザイン、建築関係の本が平積みで置いてあり堪能する。1冊とても気になる写真集を見つけてしまう。イタリアの作家さんらしいのだが初めて見る写真。女性ヌード、コントラストが高くて時代を感じる作風。普後さんと細江さんを足して2で割った感じ?。お散歩途中だし。もうすぐ月末だし、来月まで取り置きしてもらうことにした。本屋さんだけど、ただいま御誂えシャツが注文できる(明日まで)。服作りの職人さんがお店で採寸してくれるのだ。デザインも相談できる。洋服がコミュニケーションツールになっている。面白そう。洋服って奥深いんだよね。御誂えシャツって着心地が楽なんだよね。そんなこんなで森岡書店を楽しむ。そこから、うろうろと歩きつつ良くわからないけど気がついたら見覚えのある新富町。さらにうろうろして、渡部さんが「旅するカメラ」で書いていた「女王ラーメン」を発見。当然、日刊スポーツのビルも発見。ラーメン食べて休憩。さらにうろうろしつつ歌舞伎座が建替えになる事を思い出し。1幕見のチケット売り場を目指す。春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)、鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)で、勘三郎と玉三郎が見られてにしし。
英語レジュメワークショップを一緒に受講していたMさんから、写真のワークショップTPOのグループ展のお知らせを貰ったので見に行く。講師陣が豪華で大人の風情。Mさんの写真は、前見せてもらった時より私好みの被写体でカッコいい。知人に何人か遭遇し。挨拶。白岡さんも来場しており、「(新年会に)新しい写真持って来てくださいね。」とプレッシャーをかけていただく。(内心、「やっぱりそうですか。」「新しいの撮れてない」)用事があったので、早目に切り上げる。
ラボの前を通ったら店開いてたんでネガを受け取る。ベタを撮ったのだが、"?"である。やる気なくす。どこかに撮影旅行に行きたい気持ち。
渡部さんが英語の日記を始めた。う〜ん。見習うかな。
国立近代美術館の常設展を見に行く。写真は、東松照明。柴田敏雄もあった。コンテンポラリーのコーナーの展示が変わっていた。版画は山本蓉子。帰りに丸の内方面へ歩いていたら、丸の内ギャラリーで田村理恵子写真展の初日に遭遇。パーティーの準備が始まっている中で見せてもらう。初日って、いいなぁ〜、会場の雰囲気が新鮮で。DMに使われている写真が好きだなぁ。パリにも進出しているらしい。
昨日、2Bワークショップの新年会でレンズテストクイズ。違いは判るけど、例によって、どっちがどっちなのよ〜。というわけで正解率50%去年よりは良かったね。みんなに写真を見せまくり。感触は悪くない。かな?深夜まで話し込み、ラーメン屋で上がる。
英語の宿題に手をつけておらず、気がついたら残す所あと5に迫っていた。ヤバし。
散歩しつつ恵比寿へ。普段、空いている都写美。新年早々、正月2日から写真見に来るヒトは、そういないだろうと思ったら。繁盛してた。タダだと来るのね、みんな。入場料が全フロアー無料。作家本人のギャラリートーク+サイン会あり。クイズに答えて商品を当てよう(都写美鉛筆もらう)。カフェでお茶をするとみかんが付いてくる(おいしいみかんだった)。雅楽演奏があったり(学芸員の金子隆一さんが篳篥演奏30年以上のベテランだそうだ。びっくり。確かに上手かった。それで雅楽か〜。どうせなら、新年早々「ブック見ます。」みたいなしんどいイベントとかもやればいいのに。)。今朝、「もう国体護持な神様ものは、もういいや〜。」とか言っていたら、雅楽演奏会に遭遇。カフェでお茶していたら始まっちゃったんだよね。あそこ吹き抜けでちょうど良いんだけどね。いや〜。まいった。お目当ての「ランドスケープ 柴田敏雄展」。楽しかった〜。実は「よくわからない作品」という印象をずーっと持っていたのだよ。実物はロール紙でプリントしており、サイズがデカイ。とうぜん大判カメラ。すみずみまでピントがびったし。スケール感が不思議で、カラーもモノクロもかっこいい〜。図録の印刷も良くて購入。サインもしてもらう。いろいろ貰って幸先良し。にしし。
起きてから新聞を熟読。1面トップが雇用でも国際記事でもないのが不満。国際面を熟読、年末は広告が少なくて読みやすいね。それは置いておき。パンを齧りつつ、イラクの靴投げ事件のことを改めて考えた。「ブッシュ、暗殺じゃなくて、靴だけで済んでよかったな。命拾いしたな」と、思っていたのだが。イスラムの「靴を投げることが最大の侮辱」これに関して、突然、「イスラム、すげー、大人じゃん。」と、感動する。イスラムの人は、なんと寛大というか、心優しいというか、慎み深いとうか、大人だ。野蛮じゃない。だって、靴投げで人は死なないもの。
テレビ欄をチェックしたが、見るべきものは何も無さそうだったので心置きなく暗室作業。問題は、お腹が空いて来たのにオリジン弁当くらいしか食べ物屋がやっていない事だ。ちょっと、侘びし。
2008年、いろいろ並べてみた。
1.渡部さとるさんに、(私の写真の方向性に関して)「もうブレない」と言われた。「こんなに(時間が)かかるとは思わなかった。」とも。だって、自分の写真を自分で「好きなんだも〜ん。」という以外に説明できないのはダメでしょう。自分で自分に疑いの眼差しでしたから。しかし、時間かかり過ぎではありますねぇ。(歩留まりが悪いものですから…。)2.アルルフォトフェスティバルに行った。3.英語レジュメワークショップに参加した。4.白岡さんの写真を冷静に見られるようになった。5.森永純の写真集を衝動買いした。6.「社会を良くしたいとか言うセリフを言う人はウソくさいヤツ。」という自分の中にある法則は、相変わらず通用することが証明された。7.イスラエル(中東)がさらに大変だ。8.また、バブル弾けた。9.人生は意外に短いらしいと自覚した。10.貯金して個展しなくては。
やっと買いました。手帳。とりあえずお気に入り見つけました。早速、2B新年会とカロタイプの新年会の予定を書き込みました。
金村修の『German Suplex』そう言えば、ナディフ?どこかで見かけた。キャプションいい。イカしてる。これだけでもカッコいい。