さるぢえブログ

次の問題

「美しき諍い女」見終わったー。面白かった。
監督ジャック・リヴェットのインタビュー映像によれば、最初は4時間バージョンだったらしい。4時間バージョンで使ったカットは2時間バージョンとほとんどダブってないらしい。一体どんだけ撮っているんだろう。すごいな。4時間バージョンが見てみたい。トリュフォーの次はリヴェットの波やもしれず。

自分撮り用の背景にシーツを使ってみたのだが、折皺が目立つというか、それ自体のテクスチャーが目に入るのでアイロンをかけてみた。アイロンのサイズからすればシーツは広大で汗ダラダラ。（西村しのぶのマンガで、自分で洗ったシーツをクリーニング屋さんにアイロンしてもらう。って会話のコマがあったなぁ。どうせ寝るだけなのにアイロンかけるのかと思った。今ならお気持ちわかります。一応。）100均で調達したスプレー、霧吹とは全く別もので役に立たず。100均に霧吹無いんだよね。かわいい霧吹欲しい。
あと、もう少し大きい布が欲しいなぁ。ってわけで、アジア雑貨屋で布探しをしようと思う。
使える部屋が和室しか無いので、和室は柱やら畳の縁やら直線ラインが多いんでそれを無くしたいだけなんだが…。画家は、背景描かなければ無しになるから良いなぁ。
生地を買いに行っても良いのだが、うーん、結局生地の幅って決まっているから幅足りないと継ぎ目の問題が生じるんだよね。継ぎ目って気になるからなぁ。フラットにしたいわけですよ。

養生テープは意外に粘着力が弱い。

いわゆる撮影スタジオにある大きい紙が物干し竿みたいなのに掛かってベローンとしているのってそういう事なのね。と、変に納得。なのだが、あれを家の中で使える設備と場所は無い。というわけでアジア雑貨屋なわけです。

と、家でフランス映画三昧のあげく、右往左往したままの週末であった。

Bien sûr!

「もちろん！」タイトルに意味は無い。Je ne sais pas.(私は知らない)

落ち込んでいる時にセルフポートレイトはしんどいやもしれず。35mmで撮った写真の歪みが面白いっていうか、3次元を2次元にした歪みが気持ち悪いカットがあったりして、「ほー。こういうふうに歪むんですか…」と思ったりしたが、目星を付けて「ココまで入っているだろう。」って思ったのに切れててガックし。やり直し。見積甘過ぎ。パーマセル目印にしたのに。ポイントの設定が間違っているじゃん！プス！

今週は冒頭からグッタリ落ち込みモードだったのでグッタリ疲れていたのだが、時計もまともに読めない人になっていた。小さい脳みその少ないリソースがグルグルに持ってかれるので、グルグルしている時は、視野が狭くなって時計の短針しか見なとか、一部しか見なくなる傾向が酷くなるんだけれどね。慢性グルグルだから、お間抜けから脱出できそうにないな。社会生活に支障が…。あっという間にボケる自信だけはある。近い将来が不安だ。

「去年、マリエンバートで」続きで、ロブ＝グリエが監督した映画を見てみたが、本人監督作品は思ったほど面白く無かった。「グラディーヴァ　マラケシュの裸婦」の部品は「アズールとアスマール」と共通している気がした。たまたま偽盲目の人が出ていたり、物乞いの風情とか、アフリカっぽい？中東？っぽい場所とか、まぁ、たまたまね。そんなわけで今日はおフランスな映画三昧。J'ai vu le DVD.
「アズールとアスマール」の色は奇麗だねぇ。
「美しき諍い女」("La Belle Noiseuse") を見始めたら途中で録画が始まって見られなくなった。画家とモデルの緊張感とか反発やら、いろいろ面白い。続きは明日。 J'aime ce film.

TC-1修理しない事にしたので、そのまま返してもらったのだが、”ブツ”に対して箱が大きすぎで驚いたけど、開けてびっくり。パッキングがカッコいいというか、「ほー！！」っていうパッキングだったので記念撮影。
段ボールの下駄はかせたビニールでブツをサンドイッチして"ブツ"が箱の真ん中で浮いている。緩衝材要らずandシンプル。さすが運び屋日通だ。

久しぶりに電車に乗ったような？

ちょっとお使いに。

久しぶりに電車に乗ったような気がする。ってくらい田舎暮らし。

「むずかしい愛」の「ある写真家の冒険」まで読んだ。あー。あーだこーだって、撮るんだけどね。まぁねぇ。そうかな。アントニーノくん、ハマっちゃったわけだ。(^^;;

神保町の古本屋を少し覗いて、disk unionでLou Reedを調達。のんびりしていて好きかも。

例によって東京堂書店にて。
「明るい部屋の謎 写真と無意識」
「太宰治賞 2013」（「さようなら、オレンジ」が収録されている。）
在庫に無い本を注文。
もう1冊買うつもりだったけど、買い過ぎな気がして棚に戻す。
いつものように、カフェで買ったものを眺めつつ、「さようなら、オレンジ」の冒頭を少し読んで。「ヤバイ」これは、ココで読んだら泣きそうになるかも…。と、速攻で閉じた。

外で写真撮るつもりが、あまり撮れず

久しぶりにギャラリーに写真見に行く。
ルーニィでNUDEの写真展だと思っていたら、2日からであった。
TPPGの大久保恵写真展「冬の終わりはいつも憂鬱」：好きな写真だった。プリントは焼き込がしてあって、個人的にはトレートな写真が見たいけれど。今日も当たりだったTPPG。
Photographer's Galleryで中村早「Flower」：インクジェットでマット紙だった。なんで光沢紙にしなかったのかな。とかちょっと思った。

妹とお茶。近況など少々話たり。

ヨドで買い物。パーマセルにはガムテープみたいに幅広のものがあり、一瞬欲しくなる。養生テープで済みそうだから我慢。（高いし）あとは、普通の白パーマセル調達。
コダックのフィルムが値上がっているのを確認してみたり。

朝ちびっとだけ聞いているBBCのニュースで「ストーンズがフェスで、どーたらこーたら」って言っていたので「？」なんでフェスの事がそんなニュースになるんだ？と、気になっていたら、Glastonburyというフェスでかなり巨大で歴史もあって有名なフェスだった。
ここんとこストーンズ聞くの休憩中だったけれど、ライブの動画みてたら、なにやらスゴく楽しそう。ライブいいねぇ。ビートルズは解散しちゃったし、メンバーで死んじゃった人もいるけれど、ストーンズはすごく長く続いていて、やっぱ長続きするってスゴいよ。とか思う。力抜けてるというか入っているというか。いいな。

パーマセルは必需品らしい

きっちりとした出かける用事を作らないとデフォルトで二度寝する。→起きるのが12時過ぎ。→ぼーっと2時間でやっと起動。→さるぢえ思いついたり、洗濯してみたり。→本格起動夕方。→食べずにゴソゴソさるぢえ全開になる。→お腹空きすぎてヨレヨレ。
結局、Photographer's Galleryには行けず。持ち越し。

私も「レジュメ書けないー。」とか言ったりしてたけど、最近、やたら自分の写真周りの様子がレジュメだとかプレゼンだとか海外ではとか英語で、とか、なんかビジネスっぽい風情なので、世界征服するんなら、いっそのこと優秀なビジネスマンになった方が早いんじゃね？と、思ったりしている。が、ビジネスしたいって事だから、ビジネスに必要な事を身につけるってのは正しい事なんだろうな。

昨日、コレを見ていて思った。のだが、「言葉で批評する事の無力感。」を感じさせるような作品が出来たらスゴいだろうなぁ。って思った。この質問コーナー、すごく好きだ。作品については語っていないけれど、いろいろな事を語っている。言葉の通じない国で演出する事とか。
何か、うーん、何かをハッキリさせなくちゃならないんだよね。基準とか好き嫌いとか。

セルフポートレイトの視線は誰の視線なのか？と、考えていた。この前、北島敬三さんがセルフポートレイトの作品を講評している時に「他者の視線」と言っていたので、ちょっと取っ掛かりを貰った気がする。
被写体が自分であっても、自分がファインダーを覗いているわけじゃないからなぁ。被写体にとっては「他者の視線」かもね。自分で自分の姿は直接は絶対に見られないしね。

カメラマンがアシスタントを必要とする理由が少しわかる気がした、さるぢえ撮影。
セルフポートレイトの場合、撮る人と撮られる人が同じで、準備も全部一人なので、時々、「あ、ココ抑えておいて欲しい。」とか、「ファインダーで何処まで入ってる？」とか、いろいろお手伝い欲しいが、一人で素っ裸でパーマセルもってウロウロしている。端から見たらおまぬけな感じだね。
35mmか50mmかいまだに迷う。テストと本番が同じというか、やってみて思いついた事を次にやるというか、なので、いつも同じようなのをバージョン違いで撮っている感じ。遅々と撮影。

三脚くんを最大でローポジションにするとこんな感じ。結構低い。

 

サッパリと気持ちの良い1日だった

通常の洗濯に加えて、大物など洗濯。あっという間に乾いた。夏になったって実感する。

調べもの進まず。

朝、BBC。午後はどこかのフランス語のネットラジオ。時々、知っている単語が耳に引っかかるだけ。

コーヒー豆、１杯分も入れられないくらいにしか残っておらず、なのに買い足すの忘れてコーヒーフリーな1日。

貰ったTC-1は、どこか接触不良っぽい。サービスセンターで見てもらって見積を貰うことにした。が、実際修理するとなると、高級コンパクトカメラという事で技術料らしきものがデフォルト1万8千円かかる、のだそうだ。
もしかして、そのお金で自由雲台買えるんじゃない？と、思ったりした。

今日の朝刊に掲載されていたAppleの見開き広告。FBで知ってから、新聞捲った。カッコいい広告だった。見開きはインパクトあるなぁ。

で、新聞広告で思い出した。2007年の旭化成の広告。
写真が目を引いて気になっていたのだが、その時は誰が撮影した写真家わからなかった。その後、都写美の暗室で開催されたゼラチンシルバーセッションの藤井保さんのプリントWSに参加した時、藤井さんが自分の作品を見せてくれた。それらの写真の中に、新聞広告で使われていた写真があり、ブラインドテストで当たりだったように嬉しくなった事がある。

↓広告のページだけおとり置きして、今でも持っている。

1日中雨で、ちと寒い

写真をしまう箱が足りないので調達せねばだが、空箱なのに結構なお値段。

写真をスキャンしたりごみ取りしたり。

友人とご飯。使ってないっていうミノルタのTC-1というカメラくれた。
コンパクトなのにマニュアルで絞りが変えられるっていう「？コンパクトなのに？」っていうスゴそうな人。
で、コンパクトの出番ってあるかなぁ？ってテストしようとしたらスイッチは入るのに動かず？
ケンコートキナーで旧ミノルタ製品のメンテナンスをしているらしいのだが…。

アルル組の姐さんは無事旅立てたのだろうか。
「石けんの匂い＋コーヒーの匂い＝フランスっぽい。」とか、さるぢえな事を思いついた今日。

次のために、いろいろ準備せねば

選挙。投票所がヒマそうで投票率がかなり低いんじゃないかと心配になる。

写真の整理に着手。その他、整理したい事がいろいろだけれど…。

ここんとこ作品を作る事意外の、写真の周辺の事に脳みその少ないリソースが持って行かれて、イラつくってのと、疲れるとか、いろいろ。友達が言っていてずーっと頭の隅にある「世界征服には興味が無いの。」って言葉が頭の真ん中に移動してきた。

友人が本を貸してくれた。読みたいけれど、いつ読み終われるのかなぁ。

さ、次、次！

息切れしそうだったから、ちょっと休憩しようかと思ったりもしたけれど、前回の大島洋さんを見られなかったのが残念だったので、ニコンサロンのポートフォリオレビューを見学。北島敬三さんの回。基本面白かった。どういうレベルの写真にも方向性を提示する。とても親切。写真のグルグルは写真で気分転換。

ニコンのレビューはユーナ対象に行われるレビューで一般対象ではないけれど、レビューの様子から審査員がどういう所を見ているのか知るのに便利。

新しいベルト調達。きみどり色。

カロタイプの講評講座。結果的に今日も1日写真漬け。

好きな事するしかないでしょ

レビューおもしろいよね。
褒められたり、相手にされなかったり、いろいろあって。

私は、理屈とか社会性とか分かんないし。アートってのもよくわからないし。漠然と「Artって自然に対する人工って事じゃないの。」くらいにしか考えていない今日このごろ。
あるギャラリーのディレクターに社会性が無いと言われた私としては、社会性って何？それが何か？って気持ちが、ずーっと頭の隅にある。だって、そのギャラリーで扱っている作家の社会性ってのが分からなかったから。
作りたいものつくって、気に入ってもらったり、顰蹙買ったりしたい。
顰蹙買うのは難しいよね。でも、既存の何かを壊しているわけだから、何か新しい事できたって事じゃないかと思うんだよね。
私の写真はコンセプト無いし、好きなもの集めてるだけ。とりあえず、ちゃんと表現できているのか？って事の方が重要なんで、あとの事は、今は、どうでもいいかな。ここんとこ、どんどん心の狭い人になっている気がする。
評価される作品が良いってわけでもないし、逆に評価されない作品がダメって話でもないし。

美術館は興味あるかな。一応、ギャラリーのように商売目的ではないから、売れる売れないって商売の話は置いておけるわけだから。

渡部さとるさんのブログを読んで、ノスタルジーでも何でもやりたい事やればいいじゃん。って思った。男って面倒くさい生き物だなって思った。