さるぢえブログ

中島敦は教科書で読んだきり

天気が良いと「自転車ででかけなくてはいけない」強迫観念の日々。
昨晩、布団に入ってごろごろしながら地図を眺めていたのだが、東京の道はグネグネ。「戦争で丸焼け後、復興する時に都市設計もなにも考えなかったでしょう？」と、言いたくなる。
ルートを考えるのが面倒になってくるんだよね。坂多いし。

しょうがないので、お手軽にのんびり神保町の東京堂書店に行く。
中島敦さえ手に入れば良かったのだが、ついでに他の書棚を見てしまったので衝動買い。今日のお買い物。

• ちくま文庫の「中島敦」
• 川村湊「狼疾正伝」河出書房新社
• グレッグ・イーガン「TAP」河出書房新社　前から気になっていたのだが、実物を見つけてしまった。
• カート・ヴォネガット「国のない男」NHK出版。　

昨日は、カロタイプへ。参加メンバーが少し入れ替わって、楽しくなって来た。人の写真を見るのに少し慣れたか？

脳みそのリハビリついでにJavaの本を見ながら、ちびちびサンプルを作っているのだが、だんだん以前挫折した理由が分りかけて来たような気がする。書いてある事をそのまま読んで淡々とニュートラルに匍匐前進状態。

あれ？ ソンタグじゃん。

雨だというウワサだったので自転車には乗らず、リュックに折りたたみ傘突っ込んで、カメラ持ってお散歩。結局、あまり雨降らなくてがっかり。曇りだし、シャッターも切れずというか、写真スイッチ入らず。

高橋源一郎「13日で…」を読み始める。大学の講義から纏めたらしいので、目次が授業日数になっている。初日から13日＋補講（半期で終わっちゃうのね）。うち8日目まで読んだ。初日に、高橋センセイが読んだ文章は、ソンタグとまったく同じなんですけど？ なんだソンタグじゃん。と、そこで、「やっぱ、ソンタグかっこいいなぁ。」と、しみじみ染み込む。この本、もっとゆっくり読まなくちゃ。

ところで、茨木のり子の「自分の感性くらい」って、「そんな分り切った事言われてもねぇ。」って思っちゃうんですけど。それを詩として本出しちゃうって凄いな。とも思っちゃうわけです。詩って何なんでしょう。

久しぶりにKELTYを見た

さかいやにリュックを見に行く。あそこは、いろいろあって楽しいからね。
で、久しぶりにKELTYのリュックに遭遇。
昔、家にあったのは、上と下で別れていて、サイドにもチャックがあって紙ものも入れやすかった記憶がある。ボテッっとしてなくてシンプルなデザインで、好きだったんだよね。妹が高校生の時に通学リュックにしているのを横目で見ながら、実は、「いいなぁ〜」と思っていた。
同じデザインの物は無かった。あれ復活しないかなぁ。幻のリュックなんだよねぇ。

東京堂書店で、高橋源一郎「13日で「名文」を書けるようになる方法」を買う。これは、文学の事が書いてあるんだけど、きっと白岡さんのワークショップと繋がるものがあるに違いないと踏んでいる。目次を見ただけで「わくわく、にしし」。
スーザン・ソンタグ「同じ時の中で」を発見してしまう。これも買う。

ところで、昨日のカロタイプワークショップでの白岡さんの問い。ある受講生の一連の写真を前にして「この中の写真で、一番モダンなものはどれだと思う？」この問いは結構面白かった。
こんな問いを出してくれる先生は他に居ないかもしれない。この手の議論が、がっつりできるようになりたし、な、気持ち。それには、全然、脳みそも足りないし、言葉の定義も知らないけど。と、いうわけで、講評ワークショップ2期も受講しようと決めたところ。

爆睡ねこさん

ねこおちてました。最近よく見かける子、延びてお昼寝爆睡中。うらやまし。

昨晩「死の海を泳ぐ」を読み切ってしまった。母をみとった家族の話。
ソンタグのお墓はモンパルナスにあるんだって、去年行けたのに。モンパルナスのあたりをウロウロしてたの。 去年の私に教えてやりたい。
元気なソンタグは、ココで少しだけ見られる。

水温26℃。時々エアコンのドライを入れつつ25℃と26℃の間。やっぱりテストピースはフルサイズじゃないから好きじゃない。

I love Sontag

気がついたら1週間近くも間が空きました。なんだか疲労中。
今日は暑くて、エアコンのドライを入れたり切ったり。ビーサン解禁、鼻緒のとこがくつずれ。

ソンタグ「良心の領界」に集録されているシンポジウムの講演録を読んで、やっとソンタグのキャラクターが判りかけて来た。「写真論」でソンタグを知ったので、難解な文章の人という印象から脱出できなかったんだよね。
で、この本は講演録がいろいろ集録されており、比較的判りやすい感じ。物事を一般論で語らない、語れないという彼女の態度が、評論文を難しい感じにしてるのかもしれない。
そんなわけで、一気にソンタグ・ラブ。生きている姿を見たかったなぁ。
さらに「この時代に想うテロへの眼差し」も読んでみたくなったのだが、ネットで在庫を検索できる本屋に在庫がない。ほぼ絶版に近い。古本屋のサイトでも1冊もない。Amazonの古本には何冊かあるのだが、高い。ネット上を探しまくって丸善の福岡店に1冊だけ見つけたので注文する。一安心。しかし、ソンタグの本は思ったより絶版が多い。むぅ〜。

「死の海を泳いで—スーザン・ソンタグ最期の日々」が翻訳されていた。

今日のおやつは、「カレーパン」うまっ！

昼は、刺身定食。うまうま。
コーヒー豆屋さんがやっているコーヒー屋さんで、コーヒー。うまうま。
ぼーっとしていたら、お店の主人が赤ちゃんを抱いて厨房から出てきた。すごく小さくて赤くて多分生まれて間もない感じ。「あかちゃんだ〜」と、子供嫌いの私でさえニッコリ。ご主人、赤ちゃんを抱っこして接客している。厨房に居る女性が奥さんらしい。産休明けで、赤ちゃんを厨房脇の小さなベッドに寝かせて、夫婦で仕事をしていた様子。
「スゴイ！」こういうのもアリだったのか。「自分の生き方は幅が狭いなぁ。」なんて今頃思う。仕事、私と分離させないで全部まとめてもいいんじゃないか。

「ゴドーを待ちながら」入手する。シナリオなんだよねこれ冒頭を読んでみるが、これはもしかして喜劇なのか？ おまぬけな感じだぞ。だって、道ばた？で男が一人、靴がぬげなくて悪戦苦闘しているんだもの。これは喜劇でしょう。

健康診断を受けたついでに、体脂肪率やらいろにろ体のバランスの詳細なデータを計測してくれるコーナーで、自分の体を測定してもらう。案の定。おもったとうり体脂肪がいっぱい。で、オケツとウエストの比率が恐ろしい事に。つまり、ドラエモン状態。結果はともかく、筋肉の付き方とか、バランス等いろいろ細かくデータが出てくるのが面白い。

銀座ニコンサロンで、村上 修一展[奇祭 〜トカラ列島・悪石島〜] を見る。基本的にドキュメンタリーっぽいものって、あんまり好きじゃない事が多いのだが、この写真展は好き。暮らしと自然と神様がまとまっちゃってる感じだ。

少し頭を和ませる

昨日は、お弁当作らなかったのですが、今日は、頑張ってみたわけです。
ところが、お弁当をカバンに入れるの忘れて、気がついたのが地下鉄の入り口の前。
げんなりしてもう、今日は出かけるのやめようかと思った。ボケるにしても酷い。終わってる感でげんなり。1日中調子悪し。

夕ご飯を食べてから散歩。本屋とBOOK OFFを覗く。
オノ・ナツメ「GENTE」3巻を発見。
PHAIDONから出ているTHE PHOTO BOOKの廉価版が500円で、確保。
作家名がアルファベット順にならんでおり、代表作が1点づつ掲載されている。電話帳みたいな本。眺めつつ和む。

「北の愛人」で悲しくなる

読みつつ悲しくなって、電車の中なのに泣きたくなる。

今日は、エクセルの入力お手伝いをする。お役に立てて安心する。

帰りにタイムサービスで安くなっていた菜の花を買う。明日のお弁当は菜の花おしたしだな。ジュンク堂で「はじめての構造主義」を買う。
「岩波講座現代社会学 1」が古本屋から届く、 奥付をみたら1997年の本。なのに絶版。こんな本は学部生とかが読むんじゃない？と思うのだが…。27巻セットの本これを読破できたら楽しさ倍増だろうな。

「北の愛人」で電車を乗り過ごす

マルグリット・デュラス「愛人」を読み終え「北の愛人」を読み中。たいていは電車の中で読んでいるのだが、あっという間に降りるべき駅に着いてしまう。車内アナウンスが突然耳に入ってきて飛び降りる。を繰り返していたのだが、今日はとうとう乗り過ごす。あ〜あ、戻るのメンドクサイなぁ、このまま終点まで乗ってようかなぁ。と、思ってしまった。電車ってのは他にする事がないので、英語にしろ読書にしろかなり集中できて良いんだよね。

森岡書店に取り置きしてもらった本を買いに。中藤さんの写真展も見る。最近、冷静に人の写真を見る事が多いような…。中藤さんの写真は、意外に黒くなかったんだね。と思う。

次の周期に入ったらしい

何ヶ月か音沙汰が無かった友人からメールが届く。しばらくパソコンを触っていなかったらしい。「節分が過ぎて、次の周期に入った知らせなんだなぁ。」と思う。

「東大で上野千鶴子に…」に、参考文献として出てくる本を読んでみようとAmazonを探したら、古本しかなかった。おまけに、ちと高かったので古本屋サイトで注文する。2,3日で届くみたい。
マルグリット・デュラスの「愛人」（レンタルで映画を借りて見たら原作も読みたくなった。）「北の愛人」も欲しかったので注文してみるがIDを思い出せず、断念。たま〜にしか買い物しないから毎回IDが判んないんだよ。だからネットショッピングは嫌いだ。
今日、本屋をハシゴして入手。キャッシュオンデリバリーが一番だよ。