2日目。写真見るぜ!の日。
こんな時は大抵目覚ましより早く起きちゃう。買っておいたオニギリをモグモグして早めにホテルを出る。適当に歩いて朝から開いてる食堂をいくつか見つけるも、すでにオニギリを食べた後。それに、普段から朝はそんなにご飯食べられないので、定食を食べるのは無理なお腹の空き具合。残念だけど素通り。
ガラス張りのカフェ見つける。エスプレッソマシーンのチェーン店。ハングルのメニューをじーっと見る。アメリカーノをホットで注文。値段は日本と大きく変わらないがカップのサイズはデフォルトでトールサイズだから日本より安い。
まずは、近いところから。大邱芸術発電所(Daegu Art Factory)へ。展示室とワークショップ?、カフェ、図書室がある芸術家を育てる施設っていうのかな。若手写真家を取り上げて展示していた。インスタレーションっぽいのやら、”写真”ってものやら色々。自分の目が止まった作品、「黒が良いなぁ」ってキャプションを見たら「ゼラチンシルバー」と書かれていて、この脳みそのフィルターは「鳩かよ」と思いつつ「自分は“写真”を見ているのか黒を見ているのか?」と苦笑。
次、メイン会場の大邱アートセンター。Wenke Seemannの作品が良かった。大邱の写真家の作品を展示していた History of Photography in Daeg のコーナーで강옝호(Kang Youngho)、박달군(Park Dalgun)が好き。
ビエンナーレに参加しているギャラリーを見て回るうちにモノクロ写真スタジオを発見。お店のウィンドウのところにイルフォードの印画紙の箱が積み上げてありフィルムのパトローネがディスプレイしてある。「お〜!」ってマジマジ見ていたら、お店の人が中へどうぞって招き入れてくれたので、お邪魔する。大邱写真ビエンナーレを見に来たと言ったら、店主の이석주(Lee Seokju) さん、実は作家でもあり、Art Factoryの展示に参加していると教えてくれた。モデルさんがレリーズ持った写真を出品してた。渡部さとるさんの作品にも同じ手法を使ったものがあったなぁって思ったので、覚えていた。私は、韓国語ができないし英語も得意じゃないのであまり話ができなったけど、特に知り合いもいない土地で一人でフラフラしてて、出会いとか期待していなかった。写真家に出会えてのはすごく嬉しい。