先月、フリマに猫耳帽子屋の出店に誘われて気軽にうけたのだが、編み廃人生活で気が付いたら帽子を20個近く編んでた。色の取り合わせを変えたのも編みたかったけど、時間と体力の限界。来季もやる気になったら編みたいかな。編むの早くなったが、もともと編みたかったはずのセータは放置で多分今期もう編む気あまりしないので、来季に持ち越しになりそう。ブリオッシュステッチで編みかけたマフラーも放置しそうな勢い。買い込んだ毛糸も持ち越しか。
編み物廃人生活は、バイト終わってから少し休憩、お弁当で昼。午後ひたすら編むというブラックな暮らしだったので、フリマ終わったので気分転換にフレンチでランチする。厨房で大忙しで働いている人をキョロキョロ眺めている自分を外から見たら、ねこじゃらしに遊ばれている猫みたいなのかもしれんと思う。仕事の様子を見るのは飽きなくて好きだ。作業部屋の掃除もする。毛糸の埃がモフモフしてた。
丸木美術館は、とても良いところにあるという話はだいぶ前から聞いていたのだが、ちょっと遠くてなかなか行けてなかった。今回、企画展で石川真生さんの「琉球写真絵巻」を展示しているので行ってきた。
外に立ってる看板に「遠いところを…」と書いてあり、恐縮する。
「琉球写真絵巻」は、笑う所あり、泣きそうな所あり。写真としてどうこうっていうよりは、彼女しかできない事だろうなという感想。ある意味やったもの勝ちというか。石内都と同じ系列。
原爆の図は子どもの頃に見た記憶があるのだが、その時はすでに「はだしのゲン」を読んでたから、グロテスクな絵かと思ってたから、意外にも「色が綺麗」と思った記憶がある。
で、丸木美術館の場所がすごく良い所だった。ここに行く、この場所に身を置く事だけでも楽しい。都幾川を見下ろす所にあるので眺めがとても良い。外のベンチに座ってその風景を眺めていて、モンゴルの岩山に座っていた時の事とリンクする。「なぜか?」と、ちょっと考える。手付かず感がある。人工物の少ない風景。護岸工事されていない川(視界の左側は工事中だったから整備されちゃうのかも)。柵が設置されていないテラス。限りなく管理しておらず視界を遮るノイズが無いからだ。そう言えば展示作品はガラス無かったな。
お天気の良い日にお弁当持って行きたい所第1位だな。
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