今日は、いろんな所で集会、勉強会、いろいろあったし、お手伝いしたいイベントもあったけど、ちょっと風邪っぽい事を理由に、引きこもり。ダラダラ断続的に読みかけてはいるんだけど、ちっとも進まない本、エルンスト・H・ゴンブリッチ著「若い読者のための世界史 ー原始から現代までー」(上)(下) を読む。
歴史は嫌いじゃない、お話としては大好きだが、年号と人名が覚えられない。あと、地理が曖昧だしね。と、それは、ともかく、そんな私でも読める。子供向けに書かれているのでお話として読める。で、一気に全部読めたわけです。
ここで、描かれている歴史は個人の歴史では無いから、一応、勉強してれば、知ってる出来事が並んでる。かすかな記憶で、あぁ、そんな事あったかな?くらいな有名な出来事ばかりが取り上げられている。世界史スーパーダジジェストなんだけど、かえって、歴史は繋がってるって分かるし、戦いの歴史が強調される。今が、その末端にあって、今も、いつかは遠い過去になる。
自分にとって身近なのはフランス革命以降なんだけど、産業革命が起こって職人が労働者として働かざるおえなかった状況と、同じ事が、今、よみがえっている のが、どういう事なのか? 沢山の犠牲の結果、勝ち取ってきた権利が行使でき無かったり、人権が侵害されてるのは何故か? いつの間に人の命は安くなったのか? 一時的に局地的に高くなってただけなのか?
集会で聞く学者の言葉は、長い時間の流れを意識して語られている気がする。それは、無力感や危機感に囚われやすい私にとって安定剤の役割をする。結局は時間の流れの一部だと開き直らせてくれるというか、諦めるとか失望するとはちょっと違う、歴史ってそういうもんだ、って、感覚。ちょっと、自分の持つ時間のスケールを大きくしてくれる感じかな。こうやって、バタバタしながら人生終わるんだなって、ぼんやり考える。
以下、今週気になった事など。
社民党から推薦で選挙に立候補するらしい、増山れなさんって作家さん(経歴よく知らないけど、いろいろがんばってる?ようではある)が、ネット上で批判されてるのを目にする。言葉の使い方を間違えるので、突っ込まれてるとか、いろいろルーズな事があるらしいのだが、社民党が推薦するのは勝手なので、信頼できなければ投票しなければ良いって事のような気がしてきた、それで、社民党がダメージを受けたとしても、それもしょうがないよね。と、思う。そんな事にかかわるより、党に関係なく信頼できる人を応援するのが良いよ。
クウネル(ほとんど読んだ事ない。理由はあえて書かないけど)が、リニューアルして、読者からAmazonで、愛想つかされてるレビュー満載で、いろんな読み応えあありありだった。垣間見られるナショナリズムっぽさやバブル世代への嫌悪とかクンクンしてみる。リニューアルでがっかりした人は、何か自分で作ってみたらいいよ。共感してる人いっぱいいるみたいだから。
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