水色のシャツ。生地がブロードで色が奇麗で光沢があって柔らかくて気持ち良い。着てて嬉しくなる。
パトリック・ラペイル「人生は短く、欲望は果てなし」を読み終わる。全部で50章短いシーンを繋ぎ合わせて作った映画のような小説だったが、作者がこの前の対談で言っていたように普通のシーンを繋ぎ合わせた、普通の話だ。で、最後がソレどうなのか…。作品中にちりばめられた小物が、日本オタクっぽい。つまり、日本の小説や映画を知っている人が読むと楽しさ倍増って事だね。知らなくても全然読めるけど。小説を読むというは、ある程度のインテリの楽しみなんだろうな。
全然違うけど、村上春樹の「国境の南、太陽の西」が少し頭の隅にかすったけど、話の詳細を忘れてるからこのポインターはあてにならないなぁ。で、読んだ当時、この小説はあまり好きじゃなかった気がする。今、読み直したら印象が変わるだろうか。
Mary Ellen Markが撮った「子どもたちをよろしく」の少女のポートレイト。ポートレイトという写真の中で、これが一番好きな写真かもしれん。とか思う。彼女のインタビュー、もっと尖った人かと思っていた。思ったより歳取ってたし柔らかい感じで動いてるの見られて良かった。 「I'm looking for....」そうだよなぁ。写真は目の前の物を撮るだけだもの、探すだし、選ぶだしね。作ろうとか考えないようにしよう。
コメント