今日は少し蒸し暑いような、変な天気だった。
シネマヴェーラへ。渋谷ってあまり行かない所で、1年に2,3回くらいかな?なので、いつまで経っても、あそこの空気に慣れない。見逃したキム・ギドク監督の「嘆きのピエタ」を、やっと見る事ができた。「弓」も見た。お客さん、男の人が多い。昼間の映画館は女の人多いけどね。女子トイレ空いてて、男子トイレが繁盛してた。珍しい事だ。
「嘆きのピエタ」ざっくりまとめると親子の愛と贖罪の話。人と出会う事で人は変わるらしい、化学変化するみたいに。二重三重にジワジワくる。ラストシーンのローコントラスト色のない風景の中の、ライトがついていないトラックが描く一筋のライン、かなり衝撃。ライトが付いていないのは不自然だけどね。
「弓」は、どこかの映画解説で読んだ事ある作品だった。「ピエタ」に比べるとファンタジーな作り。肝心の主人公達はセリフが無い。表情と動きだけ。
韓国映画を沢山見たわけじゃないけれど、血とか内蔵の扱いが生々しい気がする。洋服の色使いが私好みなので、韓国の洋服が欲しいとか思ったりするのだけれども、日本で見かけるのはイマイチなんだよねぇ。
「…ピエタ」はデジタルだったのだが、上映途中かなり最後の方で機械故障で再生が中断。映画館でこの手のトラブルに遭遇したのは初めてで、「映画はやっぱりフィルムだよね。」とか、思ってみたりした。帰る時に出口で、いつでも使える招待券貰った。
ちょっと明るいの欲しくて先週の写真。
コメント