子どもの頃に行った愛知県立美術館とは別の建物になってたけど、猥褻物陳列で話題になってる鷹野隆大さんの作品「おれと」を見ておかねばというわけで、愛知県美術館でやってる展示「これからの写真」を見てきた。
この作品面白い。写真に写ってる二人(一人は鷹野さんご本人)はどういう関係なんだろうか?とか、親しそうとかそうでも無さそうとか、撮影現場の雰囲気とかいろいろ想像できて楽しい作品だった。しかし、権力の介入があった事が含まれてしまった作品になってしまったので、残念極まりなし。性器を隠してないオリジナルで見たかったよ〜。この展示の中で一番面白くて楽しい写真だったよ。性器が写ってる"だけ"なんだと思うんだが。作家さん本人のコメントはココ。
猥褻がどうかを判断するのは見た人それぞれが決める事だし、この作品を猥雑だと判断して警察にたれ込んで、それを排除するのは稚拙なのか未熟なのか、う〜ん。見たく無いと思っても、見たく無かったと思っておけば良いだけだ。面白く無かったと思っておけば良いだけだ。他人は他人、自分は自分。だよね。匿名でたれ込んだのが、どこの誰かは知りませんが。
さて、この事件がこれからの写真にどう影響するのか少々心配ではあるなぁ。そこには自分の写真も含むんだが。
この展覧会に出品している新井卓さんがこの件に関していろいろコメントされてます。
署名はココでやってます。
名古屋から戻ったら東京の方が暑くて空気がねっとりドロドロでぐったり。
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