フランス語の授業が少し難しくなって来たので、早目に宿題に手をつけたが、微妙にわからん。もともと物覚えが悪いので、年齢によって物覚えが悪くなったという自覚が無いのは良いのか悪いのか悩むところではある。が、辞書で調べたての単語の意味を覚えていないってのは、昔からだけど、ガッカリするよ。
Voise Off(Arlesのoffフォトフェス)の写真展ベルニサージュの告知。時間、場所、くらいなフランス語の文章が「お!わかるじゃん。」ってお調子者の小さな幸せ。
スーパーで買い物しながら、独り言が多い。「どうしようかなぁ。」「そんなに沢山いらないんだよねぇ。」「福島、茨城、千葉、群馬かぁ」変な人だ。レジを通った後、買ったものを袋に詰めながら、目の前の花屋さんの花を眺める。前は、欲しい色とか花があったのに、最近は引っかかってくる色が無いので、ちょっと寂しい。
アトワン・ダカタ写真展で上映されていた「AKA ANA」を見た後のぐったりと、なんとなく頭の隅にアートって括りでこれを作っているのが気に入らない感が漠然と微かに残っていた。「つまりコレAVじゃないの?」って気持ちがあったんだよね。見た人を欲情させたいか、そうじゃないかって線引きがあったとしても気に入らない感が残ったわけです。このインタビューは気に入らない感を多少払拭してくれた気がする。
彼の事は置いておいて、自分の事である。
服って自分にあるバイアスをかけるって事だと分かってはいたけれど、それも個性のうちだと考えていた。洋服を着るって事は、「自分はこういう人間に見られたい、見られたく無い。」って表現で外に対して作ったインターフェイス。だから、NUDEを撮るって事はバイアスを外して素の状態を撮るって事だと頭で考えていた。この前、7人目のモデルさんを撮影して、同じ男でも体質、生活、今までして来た事して来なかったこと年齢。多分、いろんな事が絡まってそこにあり、千差万別個体差満載って思った。本当の個性はその千差万別個体差満載の体の方だね。で、写真だからその人柄とか写んないし、写るのは外見だけだから、その素の外見がどれだけちゃんと撮れるかってのが重要。
是清さんって監督のインタビュー「AV監督への33の質問」が気になって「こはくのこくはく」って作品を見てみた。この作品は半分以上女優さんのインタビューで、永沢光雄著「AV女優」をAVにしたらこうなるのかもしれないと思った。虚実ないまぜ感が複雑。AVって虚な所で素が出ちゃった女優さん、彼女の寂しさが伝わって来て、カメラの無い日常であればどんなに良かった事かと、泣けて来た。AV見て泣くとは思わなかった。コノ作品かなり後に残る。脳みそくんのグルグルに追加された。
で、自分の写真はどうぶっちゃけるんだよ。って突っ込みになるわけだが…。
コメント