「ホーリー・モーターズ」を見ようとバイトが終わってから出かけたら、時間勘違いで朝一の回に間に合わず。巡回する予定だった写真展を先に消化する事にした。
とりあえずベルクでご飯。久しぶり。厨房の中の人の無駄の無い動きにホレボレと見つめる。いろんなお客さんがくるし、多分、1時間くらいは余裕で見ていられると思ったけど移動。
都写美「日本の写真1986」と「写真のエステ - 五つのエレメント」
長崎の写真が”プンクトウム”とはこの事か?と釘付けになる。瓦礫の荒野と焼けこげの死体と横に立っている女性の写真。「すげー!これ。」悲惨とかそういう事よりこの取り合わせと女性の視線がフレームの外を向いている事にいろんな事を考える。これを見れただけでも良かった。
あと、収穫は、アラーキーの「センチメンタルな旅」の写真。図書室に写真集もある。写真と写真集では受ける印象がかなり違う。
濱田トモミ写真展「INSOMNIA-不眠症-」地味な場所で他についでに行く所もそんなに無いけれど、この写真展を見るためだけに行っても損は無い。カッコいい展示だった。黒焼き白焼き、カラーとあるけれど、違和感無く密度の高い展示。
で、やっと「ホーリー・モーターズ」。映画館で映画を見るのは久しぶり。いろいろなシーンがコラージュされており、且つ、意味があるのか無いのか、どうしてそのシーンなのか。落ちも仕掛けも何の説明も種明かしもないまま。どれも作り物臭さが漂う。簡単な映画じゃなかった。が、所々カッコいいシーンがある。一番は教会でアコーディオンのバンドが演奏するシーン。そのままライブ映像続けて欲しいとか思う。時々ニヤリとしてみたり。悲しくなったり。最後の言葉に頼った感があるけどね。しょうがないのかな。しかし、最近いろいろ考えている事にハマる。もう1回くらい見に行こうかな。見たから映画評も読める。
水曜日は1,000円で見られるから時々映画館に行こうかな。
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