髪を切る。かなりアシンメトリーにしてもらう。美容院の鏡って奇麗で、家の安物洗面台の鏡とは写りが違う。昼間の窓からの光で写った自分の顔の皺とシミシミ具合に愕然とする。
セルフ・ドキュメンタリーからナン・ゴールディンを思い出して都写美の図書室にナン・ゴールディンの写真集をごっそり見る。実物を大量に見たわけではないけれど、写真集から受けた印象は、思っていたより猥雑じゃなかった。特に”猥”の方の印象はかなり少なかった。
あと、David Armstrong.ナンと比較すると柔らかい優しい感じのポートレイト。ピントをまじまじ見る。
急に思い立ち、築地の木村屋であんぱんを調達。
銀座ニコンサロンの前迫さんの写真展に。パーティーの時はゆっくり見られなかったので、今回じっくり見る。写真から強力な磁場が発生していて、写真に引っ張られて息を止めて写真を見てしまう。後半になるほど気持ち悪い磁力は強力になる。なので、あえて、息継ぎをする。もう少し数が少なくても良い気がするけれど、強力な磁場を発生させるにはこの数が必要なのかもしれない。
1 Wall。うーん、展示が凝りすぎているというか、考え過ぎというか、あえて平面の写真をあえて3次元に展示するってどういう意味があるんだろう?と、思う。イマイチ伝わって来ない展示もありで、これがファイナルに残る写真なんだ?という印象。コンペって良くわからない。
シャネルの上でやっていた写真展。やっぱり、今、マットの紙に印刷されたイメージって好きじゃないんだって事が分かった。カッコいいイメージもあるんだけれどね。
京都のフォトフェスの何が楽しかったのか、改めて考えるに、展示は、まぁ、いくつか好きなのがあるって感じで、すーごく良い展示満載というわけじゃない(私にとって)。多分、いろんな人と写真の話が出来た事だろうな。人の写真の事だったり自分の写真の事だったり次の事とか…、アルルでは言葉の問題があるから話しをするって感じにならないしね。フォトフェスを楽しめたって事は、10年写真を続けた成果物なんだと思う。
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