自分用のメモ書きなので、他の人が読んでもあまり面白く無いとおもうけど。
そもそもの発端は、恩師に近況報告でフランス国立図書館に寄贈した写真のカタログを送った事だったんだよね。しばらくして連絡あり。いろいろあって、「写真部の部員と交流会やろう。」という話になり、しばらくして、「11月10日空いてる?」「空いてますよ。」と返事したら、事が大きくなり、学校行事の土曜講座というイベントの講師(70分枠の)をする。とかいう大げさな事になっており。「えー。ちょっと。先生。何すればいいのー。」というわけで、「最初に自己紹介だろう。で、写真を始めたきっかけ、写真へのこだわり。……。を話して…。」と、話すのプロフェッショナルだから、ペラペラーと要求仕様を口頭で述べて。「はい、あー。なんとなくやる事はわかりました。何できるか考えます。」と了解したものの、アフアフ準備をしていたけど、どーも、準備しきれるきがしないので、「白岡さーん、今度母校で写真の話をする事になっちゃいましたよ。」と、ぼやいたら。「写真史やるといいよ。」とアドバイスというか、スィッチを押してしまったらしい。で、あれこれネタのネタを本棚から出して来て貸してくれた。「高校生興味持つと思うよ」(白岡さん教職持ってるからさ)「いやしかし、それ、白岡さんの基礎講座のパクリじゃないですか。」「いいんだよ。」
で、はじめてパワポでプレゼン資料作った。で、今まで発表した写真をかき集めてパッキングして夜中すぎまで、泣きながら準備した。
いつものように早起きして、アフアフ母校に向かった。高校生の頃も今と同じように早起きだったよね。
最寄り駅の売店と本屋さんが無くなっていた。生徒の制服が、今時の制服に変わっていた。移転したてのコンクリートっぽい学校だったのに、緑増えていた。
全部で7人くらいの人の前で話をした。内容は以下のような感じ。
- 写真史の冒頭。
- 写真始めた事の次第。
- 写真を見てもらい、写真を見せてもらった。
で、思いの外時間が足りなかった。写真史結構しゃべっちゃったみたい。2,は、写真を見ながら説明しても良かったかな。そうすればもっとちゃんと写真見せられたなのになぁ。とか反省。
でも、写真史を少し頭に入れるとスケールができるんだよね。
講座修了後に生徒さんが書いた講座に対する感想文を読ませてもらった。なんか思いの外ちゃんと聞いてくれた、というか、話せたのかな?ダメだしは書かれていないので何とも言えないけど…。拙いプレゼンにおつきあいいただき、お礼を言いたい気持ちになる。今まで、言葉で何かを説明したり伝える事は、できればやりたくなくて避けてきたけど、がんばってみて良かった。
いろいろな意味でこちらが勉強させてもらった感じ。感想文は宝物だよ。
写真部の部室見せてもらった。(昔は、理科準備室の暗室だったんだよ)部長さんは、元気な女の子。女の子が元気っぽいなぁ。
すでに定年退職された先生にも遭遇。私の事覚えてた。普段、「先生」という言葉をほとんど使わない私ですが、ココでは、「先生」と呼びます。
講師も感想文というかアンケート書かされつつ、
「高校生の時にもっと、英語、勉強しておけば良かったですよー。」と、仕事中の懐かしい先生の邪魔をしてみたり、広くなった職員室の、あいかわらず資料で山盛りの机の列が居心地いいなぁ。と、ぼんやりしつつ、居残りの生徒みたいに職員室の隅っこで、iPadで辞書ひきながら、小学生の作文みたいなの提出。
恩師はあいかわらずな熱血ぶりでバタバタ忙しくしており、「○○がさぁ、××でね…。」って、それ、定年前のベテラン先生の仕事ちがうし、「先生、そんなのもっと若いのにやらせましょうよ。」と、言ってみたり。 昼ご飯食べつつ、お互いの近況をあれこれ。
大人になって、改めて、ほんの少しだけど先生達と話をできて良かった。この人達、ちゃんと人と向き合って仕事してきたプロフェッショナルな人たちだよ。心の底から、この人達すごい。と、思った。
何か、いろんな意味で貴重な体験だったなぁ。もう少し遅かったら恩師達は定年で居なかっただろうしね。
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