昨日はワークプリントのワークプリント三昧。
ワークプリントは8×10の印画紙でやる事が多いのだが、プリントするカットが沢山あるときは、キャビネでザクザクプリントします。
ベタ見てネガ見て、「ダメっぽいけどなぁ。」「良さげだけどなぁ」ってカットをひたすらキャビネサイズの印画紙にプリント。撮ってる時にファインダーの隅々を見なくて撮りたいものしか見なくてシャッター切って、「あれ?こんなの入ってたよ。」とかある…。「お!いいかも。にしし。」ってカットあって一安心?
お調子者へなちょこ脱出計画しなくちゃ。きちんとしなくちゃ。
ザクザクっとセレクトして次は8×10にしてみるんだけどね。
プリントはカロタイプが便利で効率が良いのだけれど、RCでプリントするくらいは家の暗室を再開しようかな。当然の事ながら、カロタイプだけじゃプリントの時間が足りないんだよね。というわけで、物置状態になりかかっている部屋をかたずけてみた。現像液と定着液のストックが箱に入ったままだった。
篠山紀信の「激写」を発見したので、掃除の合間にペラペラめくる。特に好きでも嫌いでもない山口百恵の写真に目が止まる。
シンディー・ローパーの記者会見の全文を読んで、「…ほんの少しの時間だけれど。そして気分が少し晴れるかも知れない。そしてまた現実に戻るわけですが、以前ほど辛くないかもしれない。…」彼女の言葉メモ。
私は、彼女のように大物でもないし、遅々と悩みつつ写真を作っているだけなのだが。同じような事が頭の隅にある。写真でお腹がふくれるわけでも、元気になったりするわけない。けど、見に来てくれた人の気晴らしになったら嬉しいと思う。一瞬かもしれないけれど、気がかりな事から 解放される時間を持ってもらえたら嬉しい。自分が音楽やら本やら写真で助けてもらったから、そう思うかもしれないけれど。
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