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肩こりがあまりにもヒドく、昨日から頭痛がしてとうとう、バテバテ。急遽マッサージ屋に行く。
昨年、夏ごろから時々カラーネガで撮影している。作品を作ることが目的じゃなくて、モノクロで煮詰まった頭をリセットできそうな気がしたからだ。露出を1つ決めて、お日様が当たっているところを、何も考えずにシャッターを切る。つまり、2Bワークショップで習ったことを自分でやってみるわけ。「写ってなかったらいやだから、念のため段階露光しよう。」な〜んて、微塵も考えないので1カットしか撮影しない。そんなネガがいくつかあったので、どうせだからプリントしてみた。「オレって天才」と思うモノはなかったけど、設定が1つ決まるとあとは、ガシガシプリントするだけ。ワークプリントは、あっという間にできあがる。露出が1つだからね。カラープリントをして嬉しいのは、当然、色があることなのだが、空が青くてすごく嬉しい。プリントを見直して、しみじみしたり、身にしみて判る事あり。flickrに載せようと思ったけど、四つ切りでプリントしちゃったからスキャンできず。残念。
今日はのんびりプリント三昧、写真三昧ですごく楽しかった。牡丹さんは、かなり良い写り。毎日、写真三昧プリント三昧の暮らしができるのなら他には何も要らないような気がしてくる。<キケンな考えだ。昨夜は遅寝、今日は早起きで、すでに眠い。
業界雑誌?コマーシャル・フォトにポートフォリオが特集されていたので買ってみた。カッコいいブックが紹介されているのだが、高そう。
ただ今、水洗待ち。逆光、ハイコントラストなコマがいくつかあったので中藤毅彦みたいなプリントができるか?と思い、1つプリントしてみた。錯覚だった。思ったより面白そうじゃない。別のカットの方が良かったかも。しかし、眠くなってきたので、水洗が終わったらかたずけよう。明日もプリント三昧だし。
昨日、家に帰ってから「ブレードランナー」を見る。今日は、頭の中でテーマ曲流れてました。最初公開された版なんだけど、今、見ると、なーんか、所々、気になる。やっぱ、ディレクターズカット版をちゃんと見るべき?と思ったりする。しかし、あいかわらず切ない話だね。
「つむじ風食堂の夜」装丁とタイトルで衝動買いした本で、内容も期待したのだが。こじゃれたカフェでリーズナブルで、可もなく不可もなくな料理を食べる感じ。正直なところ面白くなかった。読んでいる一時であっても、何かが満たされたり、解消されたり、衝撃を受けない小説、つまり、毒とか狂気が含まれていない作品は、暇つぶしでも読みたくないし、文学としても意味ないと思うのよね。で、積ん読本Queから伊坂幸太郎「重力ピエロ」を手に取る。「獄中記」は、国家に神様出てきて大変。
一昨日、銀座ニコンサロン江成常夫写真展「生と死の時」江成常夫は確かドキュメンタリーな写真家だと思っていて、いままで作品を目にした事がなかった。闘病している人で短歌を読む人がいるが、それが写真になったという感じ。良い写真展だった。今日、新宿コニカミノルタプラザハービー山口写真展。新作じゃなくて今まで発表した作品のダイジェスト展覧会。なので、あまり新鮮味がなくて残念。「代官山…」は展示されておらず。「多分、今、自分が見たいものじゃないんだな。」と思う。帰りに、印画紙、薬品とフィルムを買い込む。
久しぶりに、ブレードランナーの情報をまとめているきむらさんのサイトを見に行く。新しいサイトもできていた。ユニコーンの折り紙の作り方が掲載されていたので、やってみるが、途中で良くわからなくなり、挫折したのだった。
友人とご飯。陶芸をはじめた彼女が湯のみ茶碗をプレゼントしてくれた。ぽってりしていてかわいい。見所、柚薬の説明をしてもらう。モンゴルのグループ展が終わったら、茶碗を撮影してプリントしてプレゼントすることにした。楽しみな仕事ができた。
浜田共美写真展「夜を往く」を見る。かっこ良かったー。良い写真展だった。夜の街を撮影したポジをスキャンしてプリンター出力した27点がルーニィの壁に過不足無く展示されていた。彼女の作品は、2Bのグループ展に出品していた時に見たきりだった。その時の作品もかっこ良いものだったが、さすがに個展は、気合いというか、ドドーンと化けた感じ。会場をぐるぐる回って堪能する。久しぶりに無条件で楽しめる写真展だった。帰ってから、2Bでカラープリント。少し慣れた。バライタプレス。最初の7点をもう少し膨らませたいのだが、ことごとく排除される。気に入ったプリントがすべてセレクトに残るとは限らないのは判っているのだが…。排除されるものだけ集めたて裏シリーズできないか?とさるぢえな事を考えたくなる。