ポレポレ東中野へプージェー を見に行く。モンゴルの遊牧民の少女が主人公。物語の概要を読む限り、「しんどそうな少女の成長物語かな?」と多少構えつつ見ながら突然静止画のラストシーン。なんとも持って行き場のない気持ち6分目がお腹いっぱいになる。いろんな気持ちが混ざって、「え!」って感じなのだ。ほんの少しだけどモンゴルの風景を見て来たことがあるだけに、よけいに「え!」なのだ。
もしかしたら宗教といのは、この「え!」っという持って行き場のない感情のためにあるんじゃないかと思ったくらいだ。
ところで、最近のドキュメンタリー映画って歩きながら映像を撮るのが流行なのか?映像が素人っぽくなって好きじゃないし、あれ、見てるうちに気持ちわるくなるんだよね。「頼むから、立ち止まってくれ。」「そこで、カメラ振らなくていいから。」としばしば思う。それがちょっと難点。
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やっぱり「えっ!」ってなりましたか。
でも自分はそこから宗教ということは、まったく考えませんでしたが。
投稿情報: ろくろく | 2006/06/19 22:59
なんかね、漠然とね、そんなことが頭をよぎったのよ。
あの、だだっ広いところの1本道しかないようなところで、「え!そりゃないよ。」とかいろいろね。複雑で説明できない気持ちがごちゃまぜなのよ。
投稿情報: さるぢえ | 2006/06/19 23:54
はじめまして
TB有難う御座いました、とっても嬉しかったです。
実際にモンゴルの風に吹かれた方が見ると、また、違うのだろうなあと想像しました。
そうなんですよね、最後の静止画が表れた時、ワタシの斜め後ろの若いお嬢さんが、「えっ」と声に出しました。多分観客の誰もがそういう思いを持ち、あのお嬢さんがそれをストレートに声に出しただけなのだと思いました。
しばらく帰宅後も、あの思いをどう昇華すればいいのか思案に暮れましたが、さるぢえさんのおっしゃるように、そこに「宗教」が存在していくのかもしれませんね
投稿情報: Sa | 2006/06/24 12:50
Saさん
本当に、思案に暮れますよね。モンゴルに連れて行ってくれた友人は、「モンゴルってああいう国なのよ。」と言っていたので、多分、モンゴルでは、しばしば、あんなことが起こるんでしょうね。
投稿情報: さるぢえ | 2006/06/25 21:04