さるぢえブログ

寒く無い１日だったやも

教養というものが全く無いので貧しい土地で作物を作っている気分満載な日々。どの分野の古典も知らないし。考えるときに取り付く島が無い感じがするんだよね。なんだか漠然としたままで…。

ずーっと気になっていてPatti Smith聞いてみたいなぁと思っていたのだが、写真集とか本を買っちゃうから音楽関係は後回しになっちゃうんだよね。そしたらFB上にPatti SmithがカバーしたGimme Shelterの動画のリンクが流れて来て、Patti Smithの波がやってきたやもしれず？とりあえずデビューアルバムを入手しようかな。ジャケットの写真がメープル・ソープだし（意味不明）。

Yesと言えるのは初めてやもしれず

実は、家の洗面台の鏡の所の上の方に、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式のスピーチで使ったセリフ"If today were the last day of my life would I want to do what I am about to do today?"が、目に入らないけど貼ってある。「今日が人生最後の日だったら、今日やる事が私のやりたい事か？」（多分そんな意味）そんな事言われてもなぁ。って思っちゃうから毎朝は目に入れない。上の方に目線を上げたら久しぶりに目に入った。「今日が人生最後の日でもNUDEのプリントする。Yes!だ。」

前回は、京都グラフィーに行っていたので欠席したカロタイプ講評講座に出席。今日は、人の写真がまったく見られず。見る方に頭が働かず。おまけに今日のやり取りはグッタリ疲れた。作家って優等生にはできない事なんだなと思ったりする。

最近なんとなく思い当たったのだが、多分、物心ついたときから「こんなところには居たく無い。」が頭の隅か底にあった、あるんじゃないのかなって。

あんかけきつねうどん＋しょうが

寒くて、ヨレていたので、京都で食べたうどんを真似っこした。葛が少なかったみたいでトロみが足りなかったけど、あったまった。

今日プリントした写真は、多分、コントラストが高すぎた気がする。NUDEのプリント再開したのだが昨日までのプリントに引きずられた感ありあり。明日、できたらプリントし直したいなぁ。っていうか、はじめから、ちゃんとプリントしようよ。自分。でも、ちょっと一度全部並べて見たり、セレクト見直したかったり、とか、もうもう。

今年の写真新世紀の審査員のコメント。HIROMIXのコメントが、まっとうでカッコいい！彼女に写真を見て欲しい！と、思った。

ああ、時間が足りない。

いろいろ充電中

昨日のプリントを確認してから、少しプリント。今回は、とりあえずバライタにプリントするってのを目標にしているので、コントラストがばらけていても調整は後にする事にした。ので、並べるとバラバラ。

この前、友達と話しをしていて、たまたま、「子どものころ男の子になりたかったんだよね。」「ちんこが欲しいって事じゃなくて、男の子の暮らしっぷりがいいなぁ。って思って」って話しをする。（女の子の世界に属してるのが面倒というか嫌だったんだよね。小学生って面倒なのよ。）
あれこれ、やりとりした後で、彼が、女性という性について「女性は命を繋げるからすばらしい。」みたいな事を言ったので、「そんな事、思った事ないし、言われた事も無いなぁ。何ヶ月かおなかに抱えて産むだけで、一人で子どもができるわけじゃないし。」と返す。
もうだいぶ長く女やっているから慣れたけど、4週間に一度生理があって、それに合わせて体調の変化が周期的にやってくる。セックスすれば次にちゃんと生理が来る事を怯えて心配しなくちゃならないし（ピル以外の方法で安心できる避妊なんて無いし）。子どもは自分にとって異物だし。産む性の部分は厄介物でしか無い自分にとって、その部分に関して前向きな言葉を聞く事は、かなり新鮮ではあった。

本読んだり、考えたり、充電中な今日この頃。

アイスが美味い日だった

友人が参加しているワークショップの課題用の撮影に出演。面白かった。

その友人がおススメしていた本のタイトルがツボにはまり読まなくちゃと思っていた。久しぶりにお天気良くて散歩しつつ写真撮りつつ東京堂書店に行ったついでに入手。松江哲明「セ ルフ・ドキュメンタリー」。東京堂のカフェで一気読み。ドキュメンタリーは目的ではなく手段というのが面白い。っていうかドキュメンタリーもフィクション だって特に新しい話ではないけれど、ノン・フィクションだって思っている人多いんだな。
「童貞。をプロデュース」の製作エピソードに登場するカンパニー松尾さんの言葉いいな。

ずーっと写真でドキュメンタリーしたい訳じゃないし、記録でもない、と、思っていた。別に真実を伝えたいわけじゃないからドキュメンタリーに胡散臭い感じがしてしまっていたからね。ところが、人を撮り始めて、ある時から頭の隅にドキュメンタリーという事が小さく気になっていた。でも、やりたい事はフィクション。映画と写真ではメディアが違うけど松江さんの作品がすごく見てみたいと思った。
DVDになっている作品が多く無いっぽい。「カレーライスの女たち」「セックスと嘘とビデオテープとウソ」がすごく見たいのですが…。ちなみに「セックスと嘘とビデオテープ」という映画はとても好きな映画の１つだ。

一気に読んだので肝心な事を落としているんじゃないかと不安だけれども、まぁ。オイオイ。

今日も天気悪しで、ダラダラと

日曜日、花見しに新宿御苑に出かけた。雨は降らなかったけど3月とは思えない寒さ。
公園の入り口にはアルコール持ち込み禁止！の表示と荷物検査！中学校の校則かよ。アルコールを持ち込むのはテロ扱いか？入場料払って柵の中に入ってみたら、警備員が常時ウーロウーロと巡回している。花見に来たというより入場料払って監視されに来たって感じ。すんごい感じ悪い。変。なんなんだろうねこの扱いは。ガス抜きも許されないって凄いね。というわけで花見しに御苑には２度と行かない。

京都グラフィーのポートレートワークショップに行ってみようかな。って申し込んだら受付されてたので、慌てて宿泊先を探す。京都ハイシーズンと日程が重なっているので、空いているホテルは、高ーい所ばかりで焦りまくる。もう少し京都が暇な時期に企画されていれば良いのにとか思ったり。10年ぶりくらいで京都散歩してきます。楽しみだなぁ。パリと違って土地勘があるから安心。とは言え何日も滞在するわけじゃないから、また、どうせ、てんこ盛りにスケジュールを作ってしまいそうな予感。本当は喫茶店でダラダラしたい。しかし、JRの運賃高いよ！

録画してあった「パリで会いましょう」見てたら郵便配達の人が出てた。パリでは郵便屋さんがカートを押して歩いて郵便配っているのを見かける。で、私服に郵便屋さんのジャケットを着てて、なんか良い感じなんだよね。番組に出てた人は、日本の郵便屋さんが雨の日に着ているような紺色で黄色いラインの入った合羽みたいな防寒仕様のジャケット着てた。
実は郵便屋さんのダボっとしたジャケット欲しいと密かに思っている。

荒川洋治「詩とことば」岩波現代文庫を読んでみた。詩は言葉で作るけど、分からないという点では写真と似てるようなきがしているんだよね。で、なんとなく手を出してみた。

４月に入って、つまり昨日から朝っぱらからモチベーションが急降下な日々。来週末までには、なんとか上げたいものだ。

比較対象区

iTunesのリストに出て来るネットラジオでR&Bを聞いてみたが。メニューがR∩Bになっていて集合かよ。とか思ったが、もしかしたら集合の記号でもなく小文字のnを使っているかも。

TPPG（ヌードって流行？）→ルーニィー→ニエプス（展示しているのに遭遇したのは久しぶりだよ）→蒼穹舎、豊浦正明さんの「十年の記憶」新潮社のフォト・ミュゼのシリーズを見つけて（写真集があるの知らなかった。）それが500円。ウホウホする。そういえば最近、豊浦さん展示して無いのかなぁ。→世界堂で買い物しようとチャリチャリしていたら、Place Mで展示している相馬さんと大谷さんが買い出し中に遭遇。トークショーあるからおいでよ。と誘ってくれたので、世界堂行ってからトークショー行ってみた。”写真が分からない”という話とか、分かる分からないというよりは、それが好きな写真だったので、みんな言葉で理解しようとしすぎるんじゃないかな。とか、言葉になっていれば安心する。とか、そんか事なんじゃないかな。とか、後から、ちびちび、思いつく。作家が単純に”撮る”。事に集中しているのだから、見る方は単純に”見る”事に集中すれば良いんじゃないかと。なんとなくだけど…。みんな頭が良すぎるんだよ。
私って少数派。と、実感したり。いつもと違う場所に行くと、いつもと違う比較対象区があって自分が相対化されるね。

カロタイプで昨日のプリントを確認する。この前ベルゲールを纏めて注文してしまったという事以外、温黒調（ベルゲール）か純黒調（ケントメア）どちらでも良いような気がして来た。

インポートもののブラを買ったのだが、（ちと高いが色が奇麗でデザインが好みだったので。）日本のメイカーの製品みたく”寄せて上げて”機能が無い。まったく発想が違うので面白いというか、なるほどというか、おっぱいが垂れてきたらそれなりに垂れたままって事なのね。と、新たな発見。締め付け具合が無いので楽っちゃ楽、心もとないといえば心もとない。鎖骨から下の面積が広いのが自然っちゃ自然。垂れ乳におされなブラもいいかもな。逆に、”寄せて上げて”機能は”何のため”にあるのか？という事が、これまた、気になって来た。

このごろ、外でもシャッターが切れるので嬉しい

久しぶりに都写美の図書室へ。
大坂寛、服部冬樹、横須賀巧光あたりを見て、うーん。思った程面白く無いっていうか、写真が上手いのは、良ーく分かったよ。というわけで途中で眠くなる。っていうか、いろんな事やり過ぎな気がする。で、飽きて来るんだな。多分。横須賀さんの「亜」は好き。
で、そう言えばと、沢渡朔のnadiaと伊佐山ひろ子を見る。急激に目が覚める。好きな作家だったけど、なーんか、かなりお気に入りの作家に。nadiaの手紙もすごくいいし、高橋睦郎の解説も良かった。こんな写真集いいなぁ…。

帰りに毛染め（オレンジ系）して帰宅。肩こり重症。

Tour Eiffel

油断すると物置部屋になってしまう自分の部屋＋暗室＋Mac作業部屋を、ちびっと片づけ。この部屋のMacにはEIZOのモニターが付いているのだけれど、気のせいか？何か見やすくて落ち着く。今時のwebには、ちょっとキツい所もあるけれど。

片づけしていて発見、発掘したもの：100円の図書券。図書券まだ使えるのかな。日本図書普及（株）に問い合わせてみようかな。エッフェル塔のキャンディー。３年前に期限切れになった400T-MAXブローニーのフィルム40本、２年前に期限切れの100T-MAX 36枚撮り12本とか、中途半端に細々とフィルム。捨てるに捨てられずなフィルムどうしよう。100T-MAXはバルナックライカ用なのだけれど最近バルナッくん出番が無い。リルケの「ロダン」岩波文庫。

Nikon45mmパンケーキのレンズ。使えるボディーが無いのでしまったままだったのだけれど、ピンとリングが重くなっている気がする。一度、オーバーホールした方が良いかな？とりあえず使えると思うけど。

フランス語だとアデューかな

昨日買ったレンズをカメラ屋さんで交換してもらった。良かったー！調達した35mmは製造中止された前のモデルなのだが、金属の部品がが多くてありがたい感じ。今のモデルの50mmなんてプラスチックばっかりでおもちゃみたいなんだよね。レンズにありがた味なんて必要無いけど、つまり消耗品っぽさが目立って寂しい。

すんごい久しぶりに王将でご飯。餃子が食べたかっただけなのだが、見渡したところ王将が目に入ったってだけ。食べ終わってコーヒー飲みたくなり、ちょうどコーヒー屋さんが目に入り、ノンビリする。コーヒー美味くて静かで当たりな店だった。小一時間ほど本を読む。引用されていた草野心平の「婆さん蛙ミミミの挨拶」にやられて不覚にも涙ちょちょギレ鼻までズルズルする。暗めのお店で良かったと思う。草野心平は一度も読んだ事ないのだけれど、”さやうならで御座います”と死に際に蛙が挨拶する様子と、婆ちゃんが死んで火葬される前に、母ちゃんが「さようならね。」と最後の別れの言葉をかけた時のシーンがだぶっちゃったんだよね。
”さようなら”という言葉は、二度と会わない、会えないであろう別れの時にしか使いたく無いというか、使えない言葉だと思う。で、”御座います。”ってのはいいなぁ。とか。

落ち着いた所で、ウロウロしてちょっと写真を撮るつもりが買い物しちゃって、渋谷に移動。副都心線と東急東横線が繋がったので、地下鉄の駅が渋谷状態。つまり、人が増えていて、「あー。渋谷になっちゃったな。」と、思う。

ルデコで開催中の2Bグループ展を見る。参加者の使用機材が凄いので、それ買えるってすごいよなぁ。と、思ったり。気になる作品がありつつも渡部さとるさんが、なーぜか新作を3点展示しており、ハイライト無しなコントラストの低いモノクロ。かなーり、ずるい。キャプションを付けていて、おばさんの脳みそは、それにジャックされてしまったよ。1回目のG展で、渡部さんの出品を阻止しようとした私は、正しかったと確信ちう。