さるぢえブログ

こんな日は、東山動物園を思いだす

すごく寒くて風のある日は、子供の頃に東山動物園の池に母ちゃんと妹と3人で絵を描きに行った事を思い出す。天気悪くなかったけど、寒くて風が冷たかったんだよね。昔、あそこの池の脇に入り口があった。道端に車止めて中に入ってお絵描き道具広げたけど、あまりにも寒くて母ちゃんが寒いから帰ろうって5分くらい（多分）で撤退。私「描く。」って頑張ったけど、特別お絵描きが好きな子供ではなかったし、描きたい風景でも無し、面白い物も無かったけど、せっかく来たのに何も描かずに帰るのか、絵描きたいのは母ちゃんじゃないのか？と、思っただけ。母ちゃんの寒いという主張に内心「しょうがないなぁ」って同意した。なんかあの時、寒いの気にならなかったんだよね。寒くて誰も居なくて、ボートの係りのおじさんしか居なかったけどね。

と、そんな事を思い出しつつ、久しぶりにギャラリー巡りする。ちと外に出ようという魂胆。写真とかカメラは外に出る理由になって良いね。写真を初めて何が良いって、欲望に理由ができることかな。大義名分というか。
新宿ニコン（コンテスト写真ってもしかしたら伝統芸なのかもしれんと思う）、コニミノ（次の予定の掲示板がブランクで寂しくなる）、蒼穹舎、M（大角雅子写真展「window」窓越し映り込みの写真。多分銀塩写真だと思うけど、銀塩写真に目が慣れてるのか？なんかすごく落ち着くというか目が満足。写真らしい写真。「あぁ。写真撮りたい」と思う。）、トーテンポール（宛超凡写真展「水辺にて」。好きな写真。川岸に居る人たちを撮ってるのだが、まるで、舞台に役者さんが入れ替わりやって来て短い演技をしていくような、演劇のような写真。楽しかった。小さな写真集も入手。

なんかいろいろと感度が鈍い。気がしてる。写真見て、ぼーっと見て過ぎたらどうしようと、思ったけど、写真が目に留まって良かった。カメラ持って歩いてもシャッター切らずに持ち歩くだけに終わりそうだし、すぐヨレるから、凹んでたけど、今日は何カットか撮ったし、ついでにあれこれ用事を詰め込ま無いで早めに切り上げたからヨレなくて良かった。

ご近所の安売りスーパーで見つけたダージリンは、パッケージの象さんが可愛くて衝動買い。

おみくじは末吉

世話になっている美容師さんとランチついでに散歩し、神社でおみくじ引いたら「末吉」でも、内容は悪くないので貰ってきた。実は、おみくじ貰ってくるの好き。

年末から調子こいて縫うだの編むだの没頭しちゃって、年越したら耳調子悪く、とりあえず頑張れないらしいので、ぼちくさやる事にする。いつも、ダラダラしてるじゃん。と、いうツッコミはあるかと思いつつ。
とりあえず早寝めざす。耳調子悪くなるのと同時に本当に寝られなくなった。自分としては史上最低。こんなに眠れないの初めて。早く布団に入ると眠れい時間が長くても、寝るべき時間に浅くても睡眠確保できるのでリカバリーが効く。というわけで、しらばく時差のある国の住人みたいな暮らしになる感じかな。早寝すると体の中がクリアというか、ノイズが減る感じ。耳は悪くなってないけど、どうなの？って進捗。
整体に行った翌日は劇的に改善するが、それが持続しないのが残念。昔、耳が聞こえづらくなった時もそんなんだった。血行が悪すぎなのだろうという事はかなり確信。鍼は耳に関しては意外に効果が薄いなぁ。鍼灸治療院でよくある料金体系は時間で決まってるけど、60分って短すぎで出来る事に限界あるんだろうな。前の先生は、その日の状態でやるべき治療をする方針だった。効果がすごいある。東洋医学は西洋より過激ってのを実感するんだが。それだと回転率が読めないとか、いろいろあんだろうけど効果が薄いから結果的に前の先生と比較してしまうんだよな。医療費ケチれないから辛い。東洋も整体も保険使えるようにしてほしいよ。
代謝と血行良くする薬の効果か、体のむくみが解消されてるっぽい、指が細くなった。

休みの間に完成させてる予定のスヌードは今頃は見せびらかしモードのはずが、しかし、そんなこんなで、中断してしまった。冬が終わらないうちに完成したいものだ。編んでみたいセータもあるけど、こりゃ来季だな。

普通に美味しいものをちょこっと食べたいといと思っていた。でも、何を食べたいのかわからないという状態が続いていた。いつもの手抜きご飯をやめて普通に作ってみた。おいしかった。食べる事に関してリセット。

友達に頼まれた名刺のデザインが好評で安心。見よう見まねなので、いつも試行錯誤、いつもドキドキ。

用事ついでに和菓子屋さんのおしるこ食べたり、どら焼き食べたり。と、そのどちらもがウマウマで、どら焼きは絶品でニコニコ顔になる。とても複雑な味だった。おしるこも単純じゃなかった。日本の物が単純でお子様の味という認識は間違っていた。

「この世界の片隅で」を読み直す。出た時に読んでるけど、その時と今では自分の気持ちやらココの空気が変わってる。作品との距離感も変わってた。所々に出てくるシーンがリアルに感じられる。前は、頭でファンタジーとしてしか理解できていなかった。私が、最近「この世界の片隅で、じゃねーんだよ。」と、日々思うようになったのが原因かもしれないが。

今年初デモに参加。デモ隊のおケツでのんびり。

しかし、劣化したバッテリーのような体調早くバッテリー交換したい。良い光の季節なのに写真いまいち。

ノキアの着信音

そういえば、昨日、都写美でノキアっぽい着信音がどこかから聞こえてきた。

♪たららんらん、たららんらん、たららんらんら〜ん♪

フランスに行った時に成田で電話をレンタルしたのが2回ともノキアで、日本ぽくないあの着信音が好きになった。旅とノキアの着信音がリンクされている。ここんとこ国境の外に出てないなぁ。と、思う。私に音声電話をかけてくる人は居ないんで、着信音にこだわる必要もないのだが、ノキアの着信音いいよなぁ。ノキア最近何してんだろう？日本じゃすっかり縁遠い会社になっちゃったから、よくわかんないけど。

昨日、気になった北井さんの写真集。今だと島崎ろでぃーさんが、撮ってる感じかもしれないけど、北井さんのはフィルムで光の条件悪いところでギリギリで撮ってるのか？綺麗じゃない、ザラザラしてて、あぁ。こういう写真はもう撮られないだろうなぁ。と、思った。そんで、ちょっと欲しいんだけどね。

夜更かしとか色々のお陰か、耳の調子悪い。昨日、早寝したのに睡眠あさくて2度寝爆睡起きたら昼。整体予約したの金曜日だから、だいぶ先だなぁ。せめて早寝と思ったのに日付変わってる。イカンイカン。

東京の人口が減って移動が快適だな

引きこもりでデスクトップ作業と編み物ばかりしていて肩こり、多分重症になりかかってる気がするので外に出る。デスクトップ作業はちと休憩。

1日ぶりに家の外に出たら、桐の実が大量に落ちているのがいい感じに楽しい。もったいないので掃除せずに出かける。

都写美。入場料タダなので上から下まで展示制覇。北井さんの写真集が気になる。→ベルク。お腹すいてたからカレーにゆで卵つける。→歌舞伎町抜けて大久保のコリアンタウン。パスポート無しで外国気分。楽しい。日本で溜まったドロドロを解毒。楽しい。→ディスクユニオン。割引あれこれあって会計の時に「え？そんな安いの。」と、思う。もっと高額商品選べばよかった。まぁ。いいや。→買い損なった鰹節買って煮物する。

野枝さんの作品やら文章は青空文庫にあるので、とりあえずそこからいくつか読んでみる事にする。

あけましておめでとうございます。2017

2日から美術館開いてて割引やらイベントあるから、どここか見に行こうと思って検索したら、国立系は普通に開いてるだけみたい。
入場料タダなのは、都写美だけっぽい。3日は2割引でトークショーなどのイベントもある。楽しそうだ。行くならやっぱり都写美かな。都美館は休館らしい。

去年に引き続き、今年も、安倍ちゃんのやる事に文句言いつつ行きます。
今年は、縫ったり編んだりしたいです。
今年も、写真展したいです。

今年もよろしくおねがいします。

右往左往しながら駆け込みました

昨日、新宿のオカダヤを上の階から下へあれこれ見て堪能。

ルーニィ→ふげん社→東京堂書店→PaperPool。
ルーニィは前のDays Photo Galleryだった時からお世話になった場所。思い出深い場所なので見納めに。

ふげん社「築地ラビリンス〜土屋勝義・新納翔二人展」同じ築地だけど全然違う二人の作家の作品。と会場で知人に遭遇しコーヒー飲みながら写真の話やら肩書きの話やら仕事の話やら。面白かった。ふげん社の本棚が結構きになる並びでヤバイ感じ。コーヒーたっぷり飲めてお菓子付きで良いです。

東京堂書店。
写真展最後に、写真友達から、私は自由に好きにやってるように見える、と、言う話になり、意外だった。いや、全然自由じゃないよ。小出しにしてやっとここまで来た。自由にやってるのは、伊藤野枝だろう？と、思ったが、彼女のことは断片的にしか知らないので、今年私の周りで良く聞いた、伊藤野枝の本を読み損なっているので栗原康著「村に火をつけ、白痴になれ」を調達。

祐天寺のPaper Pool「女史展」BODY - カラダを通じて繋がる世界。人体の写真が多いのかと思っていた。

視覚、聴覚、嗅覚、触覚、皮膚感覚。 自らの身体を拠りどころとして世界に触れ、カラダを通じて回路を繋ぐ。写真に性別はないけれど、13人の女性作家の視点を通して立ち上がる何かを、実体のあるものとして共有できれば幸いです。

と、あるので被写体が人体というわけではなかったらしい。”写真に性別はないけれど”のところが、とても好き。DMのモリユウコさんの写真がダントツでかっこよかった。カウンターではカメラの話で盛り上がっていた。やっぱりPaperPoolだなと思う。店のあるビルを出て目の前のカフェも良い感じで、寄ってみる。濃い今時のカフェのエスプレッソ美味しかった。
駅前の本屋さんを除く。文庫の棚が出版社関係なくアイウエオ順に並べてある。「いいね！」したくなった。気になってる本が置いてあったり、地元の本屋さん頑張ってる。店主とお客さんのやりとりが耳に入る。何て言うか地元の会話だ。買い損ねてた小熊英二「生きて帰ってきた男」が目立つ所に置いてあり。「あ。買ってないや。」ってレジへ。祐天寺良い所だな。

ベルクには寄れずじまいに終わった。

ダルマ家庭糸

本屋で立ち見した本「うれしい手縫」に、いろんな色の糸が載ってた。オマケで付いてた赤糸の色が綺麗で、手芸屋さんで実物を見たら好きな色が並んでいた。ダルマ家庭糸は裁縫箱にボタン付ける用に入っているのだが、白・黒・赤以外の物があるとは知らなかった。きれいな色の物を見ると使わなくても欲しくなる。赤でも微妙に異なる色があって棚にあるの全色欲しかったけど厳選に厳選、迷いに迷って6色。服の穴ポコ塞ぐのに使うにしても雑巾縫っても使いきれんなぁ。で「うれしい手縫」とは別の穴ポコ塞ぐ方法がアレコレ掲載されている本買った。こうやって物を整理しても後から増えるのであった。
家にあるボロタオルを片っ端から雑巾にしようかな。何も考えずにシクシク縫うとかやってみたし。にまにま。

 

雑巾といえばカロタイプのKさんは、気配りの人で、いつも、何か細々と作業している。汚れの目立ってきたタオルから雑巾を二つ程あっという間に手縫してたのが印象に残ってた。私が居た時には、雑巾を縫う人は私を含めて誰も居なかった。

 

今頃メモ

そういえば、ここんとこ本屋を覗いても文字が全然目に入って来ないなぁ。なんだかそんな時がある。

ちょっと前に読み終わった岡田利規著「わたしたちに許された特別な時間の終わり」。収録されている短編どちらも好きだが、「私の場所の複数」のラストの見る行為が、「あぁ。そんなふうに見るかも。」見るの一瞬だけど文字にすると拡大される。面白い。

バイト先は、年中無休24時間365日稼働している会社なので連休中も普通に出勤。今年も年末気分は大晦日あたりに駆け込みかな。

「bodyscape」に来てくれたお客さんで「乾いた魚」を見てくれてた方がいらっしゃった、フォローしてくれてたらしい。というか活動をフォローしてくれてる人が居るって想定外だった。すごく嬉しかった。で、風景の写真の方が良いという感想をもらう。次は、ごった煮でやります。

今まで、「ココ、スポッティング！」「高い印画紙使って」と、写真を褒めてもらった事ない方からプリント褒められた。私としては、「あれ？なんか褒められた」ってのと、「難しいプリントしてないけど」と、驚き。

「セレクトにバラつきがあるね。」「僕の好きなのはね、此れと此れと。。。」と、大御所写真家の方からコメント。「あ。バラついていてますか。。。」「あ。そう来ますか。」と、思った。こういうコメントをしてくれるのは、さすが大御所作家さん、ありがたい。

さらに別の写真家の方からプリントが変わった事と「仕事しないの？」という質問。雑誌などに掲載する写真を撮るっていう意味だけど、写真でお金を稼ぐのは、すごく幸せな事だろうと思うのだが、依頼されると「自分が撮りたい写真なのか、なんだかわかんなくなるからやらない。」「この展示が "これが男だ！" みたいに企画したものだったら、ありえるだろうけど。」と答える。
チームで仕事して写真を撮るって考えただけで、何をどうしていいのかわからなくて胃が痛くってガクブルになるのが火を見るより明らか。知り合いに「撮ってもらえる？」でさえ、「期待」を考えつつ撮るのでヨレヨレのヘトヘトになる小心者。

写真展をすれば必ず芳名帳に名前があるという方が今回も2名様。
あと、初対面でしたが、DM持って写真展を巡回して、在廊している作家さんにサインを貰ってるという方も。自分のホームページに写真展巡回履歴を掲載してる。DMにサイン求められる。

古い写真友達は、昔の写真も知っててコメントしてくれる。

古い友人は、私が昔撮ったビデオの事を覚えていて、そのビデオが衝撃的だったらしい。「あぁ。そんなの作ったね。忘れてたよ。」他人の記憶は自分と違うので面白い。

写真購入希望あり、ありがたい。

男女かかわらず、経歴にかかわらず、楽しんでもらえてよかった。初めてのギャラリーだし、平日の昼間は暇に違い無いとおもってたけど、レビューを一日中受けてるような濃い日々だった。

デニッシュがブームか？

鍼、いつもと違う所に。体がいつもと違う緊張だったらしい。

ご近所に背の高いススキが立ち枯れているけど、小さな小さな空き地を見つける。住宅街のど真ん中なのに鳥も飛んできてそこだけ田舎、素晴らし過ぎる。放置されている貴重な空き地。

今日は、進捗無し。ジーンズのポケット、鍵と小銭をいくつか入れてる方に穴ポコ空いてたので修繕してたら、お腹空いてご飯時間となり本日の営業終了。針を持つと肩こる。

リンゴか洋梨のデニッシュが食べたくなり、PAUL覗く、お値段高い。かなり美味しそうだが。ご近所のスーパーにあるサンジェルマン覗いたらリンゴのデニッシュが200円。PAULの半額くらい。「2個買えるじゃん。」って2個買った。何か違うぞと自分にツッコミを入れたのは店を出てから。というのが昨日やらかした事。
今日はリトルマーメイド覗いてチェリーしかなくて、季節柄チェリーじゃ無いよなぁって、メゾンカイザー覗いて、PAULより小ぶりだが少し安い洋梨のを調達。「美味い！」。昨日買った干し柿もウマウマ。果物甘い系を欲しているらしい？

電話で門前払いだったけど

昨日、ちょっくら御徒町へ。アメ横とか少し。あの辺りやっぱり好きだな。休憩した喫茶店のおじさんの仕事が早くて、すげー。と、まじまじ眺める。付け合わせのキムチ想定外に美味しかった。

今日、ちょっくら京橋へ。ツアイトフォトサロンが年内で閉店になってしまうので、最後の展示を見に。カタログも入手。白岡さんの作品もあった。彼のプリントにしては大きいサイズの写真だったけど、「白岡さんの写真はコレだよね。」と、思ってしばし見つめる。他に好きな作家の作品あって堪能しつつ、相変わらずフレームのガラスの拭きムラあるよなぁ。安い物売ってるわけじゃ無いのになぁ。って事が気にる。有楽町の喫茶店で休憩しながらカタログを捲る。かっこいいDMやら、この写真展見たいよ〜。とか、やっぱヌードって多いよなぁ。とか、マジマジ見る。

ツアイトと言えば、石原さんに写真見てもらおうと電話した事があって、ご本人が直接電話で対応してくれたのだが、見てもらえるまでに至らずという事が何年か前の事。