さるぢえブログ

君、違う印画紙使っているでしょ。

2Bでプリントをプレスする。昨日のプリントは、やっぱりコントラストと色が違う〜。少し、清涼感漂う。『CBスタイル』じゃなくて、『CB』でプリントしたような風情。「君、途中から違う印画紙使ってるでしょ。」と、言われそうなくらい違う。工業製品でこのバラツキはどうよ、フランス人。ち〜。
「マルチコントラストは、色が変わっちゃうんだよね。だから、号数紙を使う人が居るんだよ。」と教えてもらうが、今、印画紙変えられないな…。と思う。
ついでに川内倫子の写真集を見る。ちょっと納得する。ちゃっかり柏餅もいただく。ごちそうさまでした。師匠が1枚1000円もする（うほ〜）インクジェットの紙でプリントして、たまに失敗して悔しがっていた。

師匠が言う。ベルゲールはじゃじゃ馬。

ベルゲールは、やっぱりベルゲールでした。
今回は上手く事が進みそうな気がしていたのですが、同じCBスタイルの印画紙なのに、新しい袋を開けたら、「あれ？なんか少しコントラスト高いような？」というわけで、振り出しに戻りそうな予感。トホホ。
どっかへ撮影に行っている場合じゃないかも〜。

さるぢえ暗室にはラジカセなるものが無くて、実は、ちょっと寂しかった。近所のリサイクル屋でシンプルなデザインのが置いてあったので、買う。久しぶりにJ-WAVEなんて聞いているのだが、坂本龍一が番組やっている。相変わらずボソボソやっている。
しかし、昔のJ-WAVEは良かったな〜。おしゃべりがなくて、五月蝿くなくて、ラジオはJ-WAVEばかり聞いていたな〜。

↓おやつは、たい焼き。うまうま。うしし。

がんばらないで撮るって難しい

夕方、雲が切れて来たので少々散歩に出る。空気がすっきりしていて気持ち良かった。

頑張らないで写真を撮るって難しいのだが、最近がんばって撮っていたので、頑張らないで撮った時の写真の事がなんとなくわかってきたような…。頑張らないで撮った写真は強い。プリントが楽しい。プリントについては、「特別な事はなにもしてないよ。普通にやってるョ」なんてヘラ〜っと言っていたりする。築地仁さんの言う「写真で苦労をしない。」は、コストの事だけを言っているわけじゃないみたい。

で、次の撮影地を探し中。

大きい事は良い事だ

天気が良さそうで、気がついたらいっぱいになっていた洗濯カゴを空にするべく、まずは洗濯からスタート。2回洗濯。最近、着るものが少なくなって来た気がしていたら…。 洗濯干して出かける。

↓飯田橋の駅の向こうが再開発中だった。あの辺の雑居ビルに沖縄料理屋が1軒あったけどな…。

浅草橋の駅前でラーメンを食べる。ちっこい店だったけど、すごくピカピカに磨かれた清潔な店だった。店内が油ぎってなくて辺りをキョロキョロみわます。
で、今日の最初の目的地。ウワサの川内倫子。…。100万ですか…。彼女の作品の値段というか、ソコまで人気なのかが良くわかんないんだよね〜。でも、写真がちゃんと売れる事は良い事だ。

ついでなので、隅田川方面に歩いてみる。

東京都現代美術館へ『大岩オスカール:夢みる世界』を見る。ゴールデンウィークの谷間だからなのか。意外に空いていて見やすくて、１日の入場者数では川内倫子と同じじゃ？（つまり川内倫子人は、小さなギャラリーだけど出入りが結構あるのよね。）展示作品は平面。立体もあり。面白かった2周した。最後に作家へのインタビュー映像も流している。ビックサイズの作品なのだが、制作期間を聞くとなんだか、凄いスピードで作っている。おまけの岡本太郎も見る。他にも見たいものがあったのだが、疲れたので帰る。

スカット晴れませんね。思ったより寒いし。

バライタをプレスしに夕方2Bに寄る。師匠は写真をセレクト中だった。 ついでに本棚の写真集を捲り、「写真は、ヨーロッパの光がいいような？」 でも、「金村さんの写真は恐るべし。」などと、しばし考える。
帰ってモンゴルと、冬に撮った東京のネガを見直す。…。

↓密集くん

印画紙はやっぱり、ベルゲールのCBスタイルが好き

占いサイトによれば、「ターニングポイント。云々…。」

↓意図せずにピンボケ、でも、いい具合にグレートーン。オレって天才！

暗室をかたずける

＃今日のはだらだら長いよ、だらだら。
土曜日
今のうちに買っておかなくちゃ〜。と、いろいろ買い込んでいたら気がついたら暗室に物が増えており、引き伸ばし機の机の下が狭くて使い勝手が悪い。キレてかたずけをする。曇りだったし。
最近の暗室のBGMは、矢野顕子「おおパリ」（Super Folk Song）。憧れのパリに来たのに熱が出ちゃった、でも、なんとしてでもパリを楽しみたい。という歌。

「1ヶ月あれば新作ができる！」という師匠の言葉をきっかけに撮影を始めたのだが、東京は不発だ。お気に入りのトーンがまったくもって見つけられな い。どうもダメである。2Bで師匠とその周辺の方々にワークプリントを見てもらったが、やっぱりダメだ。自分が見てダメなものは、人が見てもダメである。 モンゴルでは、歩留まりが良いとは言えないけど見つけられたのに。

今後の進め方をどうするか、という点で周辺の意見をまとめると、前回のモンゴルのプリントをきっちり完成。それから次だ。
で、次はウラジオストックへ行け。であった。

その後、師匠のとこでアシスタントをしてたFくんが、晴れて独立。前途を祝して宴会。

↓嬉し＋楽しそうなFと仲間たち。

日曜日
なーぜウラジオ？ と思いつつ、本屋で地球の歩き方をチラ見して、ググってみたら横木さんが写真とってた、新潟、富山、関空から飛行機があった、ビザがいる、それなりのお値段する、しかし、モンゴルほどじゃない、が、ウラジオに行けるだけのお金はないよ、で、言葉はフランス語よりわからんよロシア語、すぱしーば？。

で、お気に入りのトーンと言えば。エディット・ピアフの映画の撮影監督、永田鉄男と言う人が朝日新聞の「ひと」に出ていて、セザール賞で撮影賞を貰ったと書かれていた。長くフランスで仕事をしている人らしい。
あの映画DVDで見たんだけど（映画館で見るべきだとおもいつつ、映画館で見て、涙鼻水ずるずるになったら恥ずかしいから）、かなり暗いシーンがあるんだよね。黒いんだよね〜。

コニミノで

木村伊兵衛賞受賞作品を見る。う〜ん、石川直樹が取れなかった理由がよくわからん。マジわらん。
隣のブースは、豪雪地帯のドキュメント。由緒正しい白黒。
さらに隣のブースは、カラーデジタル。面白かった。

↓昨日の海っぺり

海っぺりの駅へ

かねてより憧れの某所へ写真撮りに出かける。。昼間は電車が1時間に1本しかない。少し、雲があったけど晴れててよかった〜。神様ありがとー。
しかしながら、ツボにはまったのは、別のくら〜いくら〜い所だった。う〜ん。
さてさて、ちゃんと撮れていると良いのだけれど。

↓以下、休憩中に。

捨てるように撮るって…

旅に出ると、捨てるように撮るのって難しくない。気になるものなんでもガシガシ撮っちゃう。とにかく撮っておけという感じになるので、撮影済みのパトローネがゴロゴロ溜まる。それを1週間やると、良さげな写真が何枚かできる。旅に出るのが手っ取り早いのですが…。

↓最近右翼のビラって見かけなくなったよな〜。