さるぢえブログ

自分の抜け殻

自分で自分を撮った写真、セルフポートレイト。プリントしてみた。

セルフタイマーではく、ワイヤレスのレリーズでシャッターを切るので、シャッターを切る感触があるから、セルフタイマーで撮影するのとは違う写真のような気がするんだよね。正しくおばさん化している自分の体型が客観的に見れちゃって複雑な心境な上に、自分を見ているのは自分か？誰も覗いていていないカメラの向こうには自分の視線があるのか？セルフポートレイトは鏡か？入れ子なのか？何なのか良くわからないけど、写真になってしまった自分の姿は、「あ。自分が過去に置いて来た抜け殻なんだな。」ってな事を考えていた。

うちに帰って先週のテレビでフランス語を消化してたら、レオス・カラックス監督の「ホーリー・モーターズ」という映画が紹介されていた。監督のコメントが引っかかった。テレビの字幕に出ていた訳

“相反する2つの感情を思い描いていました。「自分自身でいることの疲労」と、もうひとつは、その逆の感情で「新たな自分を作り出したい」という欲求です。”

自分の事にしか興味が無い私ですが、正直なところココんとこ自分に疲れている。というわけで、この映画見たい。見に行かねば。

先週の金曜日、カロタイプで店番しつつプリントしつつ暗室に見学にやって来たお客さんにアレコレ説明したり、してて、たまたま引伸機の説明をするハメになり、「え！私がこんな事説明して良いのだろうか」「ウソ言ってないよね。」って少しバクバクする。

Je t'aimeを疑え

節明けたから、少しクリアな感じなのか？

雪が降るんじゃないかとドキドキしたり。

友達と会ったり、ご飯したり、ご飯したり。

Amazonで買い込んだフランソワ・トリュフォーのDVDのうち「暗くなるまでこの恋を」を見る。
結末に、「えー。そういう展開！」と驚きつつも「愛のコリーダ」の吉っつあんもそうだよなぁ。と、なんとなくヌーベルバーグ監督たち共通点がありそうな気がしている。女は疑り深いのでコレくらいされないと本気で「Je t'aime」とは言わないかもしれず。で、女がセックスしながら「Je t'aime」なんて言ったら「… Moi non plus」で、返してくれるくらいの男じゃないとね。と、連想しりとりをしてみる。

ストーンズの「Stciky Fingers」を調達。これ好き！ジャケットのデザインがウォーホルなんだね。というわけで、ストーンズのヘビーローテに追加。

鈴木光雄さんの展示見て、荒川さんの展示をだめ押しで見る。帰りにジーンズ調達。

ホントにI've got no expectationsだよ

というわけで、ぐるぐるした頭で、ぐるぐるBeggars Banquetを聞き続け、さらに脳みそをグルグルかき混ぜちう。ストーンズはちょっとザラっとしている感じ。
Take me to tha station
And put me on a train
I've got no expectaions

脳みそが疲れているのでプリントする時に力抜けて良いかもという事にしているが、ヘタれカットを量産して、相変わらず歩留まり悪し、撮るべきもの撮れてなくて、自分にプンすか。

「愛のコリーダ」ノーカット版を高値で入手。どうしても見たかったんだよ。
New York Timesのニュースサイトの大島渚監督の訃報の記事に掲載されていた、愛のコリーダのカットを見て、何か「あ。コレだよ。」って思ったんだよね。修正入っていてうるさかったけど。ノーカット版だから良いかって事で。 
で、約20年ぶりに見た。解説には「ポルノをやりたかった。」みたいな事が書かれていたのだが、まぁ、形式としてはそうなのかもしれないけれど、感動的な映画だった。大泣きした。脳みそ疲れてるからかもしんないけど。 

ちょっと前に白岡さんから言われた、私の写真についてのコメント「まだ、まだ、遠慮があるね。」の理由を自分なりに解析しているが、問題は、「で、どうするよ。」って事なのだが…。

あるもん無い事にするのは変だよなぁ。

気がついたら10日ほど更新していなかった。
昨日の雪で道路が雪まみれ、こんな日でも自転車に乗る人の気が知れない。

大島渚監督が亡くなったとかニュースが流れて来た。「戦メリ」はよく見たし、サントラを良く聞いた。たけし出ててお笑い芸人さんってだけの人じゃないんだなぁ。とか、思った記憶が。デビッド・ボウイも俳優してた。
20年くらい前にパリに行った時に映画館で上映されていた「愛のコリーダ」見た時無修正で、途中で女性が何か怒って？出て行ったのも新鮮だった。その何年か後に日本版の見たら修正版でわざとらしく変だった記憶がある。最近ヌード撮ってるから修正入っているのは、明らかに変という気がする。あるもん無い事にするのは不自然極まりなし。
戦メリのレコード持っていたような気がするのだが？レコードの入っている棚の前にはアーカイバルウォッシャー置き場になっていてすぐには探せない。ちょっと部屋片付けろという事だろうけれどね。

今月末から銀座ニコンサロンで写真展をする友人が先週カロタイプで最終チェックしていた。コメント求められたけど、あっさり「無いです。」と。でも、すごいみっちり高密度なんだよ。
「今、それどころじゃないんで。」と暗室に引きこもった。自分のプリントが一進一退で余裕無しで申し訳なし。（1日2カットプリントして次の日1カットやり直すって感じ。）

No.4モデルさん撮影5回目。フィルム現像してベタは撮った。前回のカットが本番プリント終わっておらずプリント追いつかず。仕事遅すぎるぞ、自分。逆光は得意だけど順光の写真をプリントするのが苦手。ハイライトをどこまで持って行くか悩む。順光なんだからハイライトがそう飛ぶわけじゃないから、そのままにするか、ぶっ飛ばすか。黒を締めるためにシャドー部をどこまで潰すか、とか、コントラストを探すのに時間かかりすぎ。ヘタレネガでハイライト飛び過ぎで中間のトーンの落としどころに悩んだりとか。いろいろヘタレネガは自業自得だけどね。

そろそろ覚悟が出来そうなので今年のご託宣を聞いてもいいなぁ。とか思っている。

甜茶スーパーミントは美味い。(I got hay fever.)

目が覚めたらノドが痛い。酷い風邪の時みたいだ。日々症状が進化する。ヤバイ感じ。おまけに咳がひどくて体力を消耗するので近所の耳鼻科に行くが医者大繁盛で10:00に行ったのに診察予定時刻が12:15.家に戻って雑用済ませてから再度、医者に行く。今まで、健康保険を使うチャンスがほとんど無かったのだが、チャンス到来。元取るぜ！「皆保険万歳」。アメリカに住んでいなくて良かった！

はなみずを採取して検査したら粘膜の細胞が検出されて、アレルギー確定。粘膜の細胞が混じるのはアレルギーの時だけなんだって。スギ花粉の量が増えた時期と発祥時期が同じ頃なのでスギって事でアレルギーの薬と咳止めを貰う。とりあえず1週間分飲んで様子を見る事にした。
3月のスギが終わると4月ヒノキが来るらしいのだが、それに反応するかどうかは来てみないと判らない。

しかし、 3月中この薬を飲み続けるのだろうか、そっちが心配だなぁ。とりあえず1週間様子を見て考えよう。

で、予定していたガンダムの上映会に間に合わず、2回目から見る。

豊島公会堂の前の広場ではデモの出発式？みたいなのやっていておまわりさんが大量に集合していた。ガンダムを見終わった人が出てくる様子とお巡りさんとデモ隊。 ここで「ジークジオン」とか言いながら人が出てきたらシュールだろうなぁ。なんて思いながら、豊島公会堂初体験。

なんか、バタバタした1日だったよ。

 

段ボール猫さん

ご近所でよく出没している黒猫くんが軒下の段ボール箱にはまって昼寝してた。にしし。また来ないかなぁ猫さん。

「借りぐらしのアリエッティー」を見る。ディテールが細かくて、真っすぐな良い作品だった。
終わりの方に出てくる、パンにチーズを乗っけて食べるシーンはハイジみたいだった。あれは記号になっているんだろうか。ジブリ節かもしれない。

スポッティングは愉し

スポッティングしていて、トーンがビッタしでゴミがやらホコリの痕がキレイに誤摩化せると快感。いわゆる「オレって天才」って気分ですね。そんなわけで、スポッティングは楽しい仕事なのだよ。

英語が苦手なので英文を読もうとしても、解らない単語を調べ終えると読み終わった気がして解読する気にならないのが問題だなぁ。

今週は、BSでアンゲロプロスの映画特集。初めてちゃんと見た。構図とかフレームやら1カットの時間とか凄いこだわっている。ファンタジーっぽい作りだが、内容が重い。

時間の流れに釈然としない

毎日4時間「銀河鉄道999」を見続け、やっと、今日、終了。
大人になってから見ると足りない所が目についちゃう事もあるなぁ。詳細を語っていないから、メーテルとエメラルダスがどうして友達なのか謎のままだし。
それでも劇場版のオープニングとエンディングは大好きだ。鉄郎の設定もテレビ版よりもちゃんとしてる。

十代の頃に映画館で見ていた自分が、今、ココで見ている事もなんだか不思議だ。この時間の流れは何なんだろう。時間が経っただけなんだが…。いったいどういう事なんだろう。

車が少なそうだったので自転車で散歩？

今年もよろしくおねがいします。日付の並びが100101で2進法みたい。

昨晩は、NHK教育でやっていたクラシックのダイジェストを見る。ラン・ランのピアノが凄くて、涙が出た。陽性で湿っぽくないのに、軽くない。年末に良いものを聞かせてもらった。
何年か前のどこぞの音楽祭に出ていた時から気になっていた人なんだよね。CDが欲しいなぁ。

元旦から自転車で都内を目的もなくうろつく。
車が少ないので、のんびり走っていたから汗だくにもならなかったけど、寒くて、豊洲ららぽーとのユニクロでヒートテックのタイツを買おうと思ったら完売。しかたなくレギンスを買い込み着込む。なんだかおばさんになってしまったなぁ。

アキバ方面→銀座→勝ちどき→豊洲

 
勝ちどき橋を初めて渡るような気がする。高層ビルがニョキニョキ。

 

で、映画の日だったので「東のエデン」見る。
テレビ版のパターンを踏襲していて、冒頭から「また、それかい！」頭に来て「金返せ」な気分になる。それを過ぎれば、まぁ、見られる。でも1800円で見てたら怒るかも。
つまらないわけじゃないのが微妙。さっさと片をつけていただきたい。
テレビ版を見ていなければ、もっと楽しめる？ 

秋が始まっているけど「サマーウォーズ」

IKEAの組み立て家具を3つばかり組み立てる。価格は安いのだが組み立てが意外に大変。工作精度が今イチな様子で、組み立てに手間取るし、組み立て工場でやる事を人力でやっている気がする。
「ヨーロッパの人たちは、これがスタンダードなの？」と、首を傾げたくなる。日本の組み立て家具は、人力で組み立てやすいように作られているが、IKEAのは、そういう配慮はされていない感じ。そのうちIKEAって飽きられちゃったりしないかな。北欧の方々は、ご家庭で便利な大工道具を持っているものだったりして。

レイトショーに滑り込み「サマーウォーズ」を見て来た。ひっかかりなく、無条件で面白い映画だった。女の子が大泣きするシーンは「細田節」。
本編上映前の予告編「ヤマト」に冷笑。まだヤルんだ。おまけにテーマ曲が頭にこびりついて大変困っている。 自転車ショー歌が、頭に住み着いてくれた方が、なんぼもマシ。 のび太の友達ジャイアント。