今週になって、やっとお腹の調子が戻ってきた。
新宿区の新型コロナ対策(新宿モデル)が、それ自体はよくできて、新宿区医師会と国立国際医療研究センターのおかげと思われるが、新宿に住んでて良かったと心底思った。新宿モデルのフローは国立国際医療研究センターのサイトにある。(8月からは検査スポットは検査ステーションに変わり完全予約制になり、区内のクリニックでも受けられるようになった。)限られたリソースで、検査の必要な人に検査をして、感染拡大予防対策をするエレガントな方法だと思う。
患者として受けてみたメモ。
1)PCR検査が必要と医者が認めたら、医者で問診票を作成(紹介状が必要ですと言われてるけど中身は問診票、検査スポットでの迅速処理のため事前に作成と思われる)。
2)検査スポットでは、確認の問診がされる。
3)検体を取る。
4)出口で注意事項の説明。(自宅待機、検査結果が確定するまで外出禁止、家庭内感染を防ぐための注意事項、症状が悪化した場合の対応)
検査結果
陽性:3,4日で電話連絡が来る。
陰性:1週間ほどで郵送で通知される。(「電話で教えてもらえないんですか?」と質問したら、「それは無いです。」とバッサリであった。)
経過観察期間
陽性の人を隔離するだけが対策では無い。偽陰性の人を野放しにしない対策がされている。
1週間後に郵送なんて遅いと思われがちだが、この時間を経過観察期間としていることが新宿モデルのミソ。電話連絡がなくても陰性の結果通知が来て結果が確定するまでは、経過観察期間として外出禁止。症状が悪化することがあれば、かかりつけの医者に相談する。休日の場合は、#7119に「PCR検査結果待ちである」こととを告げて相談すること。軽症から重症になる患者を見逃さない対策がされている。
軽症者で偽陰性の人が出歩いて感染拡大することを防止することが可能。
検査するだけではく、ちゃんと経過観察対象として扱ってもらえるので安心である。
問題
検査スポットまでヨレヨレしながら自力で歩かねばならない事。検査を受ける人が病人だという前提が無い。
家庭内感染を防ぐのは無理。同居人も同じように体調不良でPCR検査を受けた。
外出禁止になってしまったら買い物にも行けないので困る。軽症者ならこっそり買い物に出ると思う。せっかくの感染拡大防止策が水の泡。食料、消耗品の配給があるべき。
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