「民衆の歌」が歌えない

正月、実家に家事手伝い目的で4泊5日居た。想定以上にぐったり疲労。
見るともなくテレビをチラ見していたがスカスカのバラエティーとスカスカのニュースしかやってなくて、こりゃ政権に異議申し立てする人が増えないはずだよと変な納得する。実家の近所にある和菓子屋さんのお菓子詰め合わせを買って帰ってきたのだが美味しくて大満足。

「文藝」が発売されるまでに読もうと、休み中に読む予定だった「三体」は、読み終わるのが結局休み明けまでにずれ込んだ。最後の種明かしまではかなり面白い。種明かし、つまらないわけじゃないけど、何かが足りない。美術手帖は手付かず。発売前に予約で在庫僅少の「文藝」を本屋さんで注文して無事入手。

年末に手芸屋で、エコバック的なものを作ろうと生地を買い、今季何も編んでないので毛糸も買ったのだが、これまた手付かず。休み前はワクワクやる気満載だったのになぁ。

週末デモに行って、3つあった梯団を制覇しゴールまで行くが、参加者が多くて梯団いくつも作られたようで、後から続々やってくる、「いくつあるんだ？」って思うなど。

デモで遭遇した知人と休憩ついでにラーメン食べつつ、少々政治と「ジュンク堂京都店が無くなるんですよ〜。」「出版業界の売り上げが2兆あったのが、1兆になってる。」「本屋さんで本買うとか、焼け石に水、焼け石に水滴ですね。」とかとか、話してから#0112新宿プロテストレイヴ に参加する。DJが選曲した中の「民衆の歌」使い方がカッコよかった。曲がわかるまで少し時間がかかり、「知ってる…あぁ、香港のデモで歌ってた曲…」って最初に頭に思い浮かんで「民衆の歌」が思い浮かばなかった。でも、泣きそうだった。ふと、「香港の若者はコレが歌えるんだよね。歌詞知ってるんだよね。教養の範疇かもしれんが、歌えないぞ。」と脳内でブツブツ考える。そもそも「レ・ミゼラブル」の話をよく知らない。パン盗む話としか…。マズイなと思う。

そんな風に1日中路上で過ごして、楽しかったけどヨレヨレに疲労して翌日は爆睡。