バイト終わってから休憩しに行くコーヒー豆屋のレジが新しくなっていたので「新しいレジ」と口に出したら、お店の人が消費税対応のために新しくしたと教えてくれた。豆の販売以外に店内でコーヒーが飲めるので店内で飲むか、持ち帰るかで税率が変わるからそれに対応するためらしい。「消費税、面倒ですよね」と話す。
「本間龍が暴く!電通✕自民党=憲法改正?広告がメディアを支配する」というイベントで元博報堂社員の本間龍さんの話を聞く。思うに、左翼にはお金が無さすぎるか、お金の使い方を間違ってるか、どっちかだろう。あと、苦労してる事で頑張ってると思うの辞めたほうがいいとか、もう「やる気搾取」みたいな活動から転換しないと永遠に負け続けると思った。広告代理店にテレビのゴールデンタイムの広告枠を買えるくらいの資金があれば、情報を撒ける。情報を撒けるだけじゃなくて代理店、テレビ局、広告を作ってるクリエイターに金を落とせるわけだから、関わった人は懐を温めてくれる人には悪い気持ちは抱かないだろう。ヘイト雑誌を作ってる出版社の人だって、本気の人もいれば懐を温めてくれる仕事ならするって人も多いと思うんだ。企業はボランティアで仕事しない、クリエイターもボランティアで仕事しない、良心や思想でタダ働きはしない。たまには持ち出して力を貸してくれることもあるかもしれないけど、それは、よっぽどの事だ。
左翼が衰退したのは、左翼についていても飯が食えないから続かないんだろうと思ってたけど、本間さんの話で確信になった。
あ、あと、タダ働きしてくれる「専業主婦」が少なくなって左翼の活動を支える事ができなくなった事も大きいかもしれない。
ラッパーのMOMENT JOON が前から気になっていて文藝に掲載されていた小説も良かったし、生で聞きたいと思っていたところ The Mall 2019に参加していたので渋谷に行く。
あいちトリエンナーレで展示してる「旅館アポリア」のホー・ツーニェンみたいな作品が日本の作家から出ても良さそうなのにシンガポールの作家さんで意外に思ったのと同じように、MOMENT JOONが作るような曲が日本のラッパーから出ても良さそうなのにな、って思う。HIPHOPで時々耳にする曲は、男女関係、愛情表現が古臭く感じるので、ちゃんと聞くまでに至らなずで、あまりHIP HOPを聞かないからなんとも言えないのだけれど、MOMENT JOONの曲は、古臭さを感じない。物販コーナーでCDを入手し、ご本人にサインしてもらう。Tシャツも欲しかったけど脳内の「一個にしておきなさい」って声に従う。
あ、そんで、その資金無いのダメじゃんって話からすれば、The Mallは去年も今年も入場料無料で開催されている。これはすごい事だよ。
コメント