最初にソウルに行った時は、友人の結婚式に参列するのが目的だった。仁川空港の影も形も無くて空港は金浦で、ソウル市内への移動はタクシー。友人の親類が住んでる所の近くにホテルを取ってもらって、夕ご飯にフグをご馳走になった。親戚が住んでいる田舎の方、お母さんのお墓(あのドラマに出てくるまあるい古墳みたいなお墓)もにも連れて行ってもらった。行ったところと言えば、タワーの近く?あと南大門か?でタコ食べて、明洞?で参鶏湯食べて、洋服屋さんで服買って「カムサハムニダ」って言ったら店員さんが嬉しそうにしてくれたとか、独立記念館(バスで結構遠かった。友人から、あそこでは日本語喋っちゃダメだよ。と注意付き。)くらいかな。
次は、当時勤めてた会社の社員旅行。この時も金浦空港。ただの移動宴会で夜街に出かけて声かけられて居酒屋紹介してもらってぼったくられた。当時、日本の居酒屋で支払うのと同じくらいの金額を支払った。帰りのタクシーも値段交渉した。梨花大学のあたりをウロウロした記憶あり。
そこからうん十年ぶりのソウル。
仁川空港も駅も表示は日本語があるしアナウンスも普通に日本語あり、券売機も日本語対応あり。外国に行くと切符を買うとかなんでも無い日常の事が大変だから、日本語対応はすごく助かる。日本と地続きみたいにスムーズに移動できる。東京の地下鉄も最近は、英語、中国語、韓国語の表示あるから日本の敷居を下げてくれてると思う。ネトウヨのアホなおっさんが多言語表示にネガキャンするのは理解できない。そんなわけで、去年行った大邱より敷居がさらに低くなる。今回の目的地、文来(ムンレ)には、迷いなく到着した。
電車には優先席の他に妊婦さん用の優先席
ムンレは小さな町工場が密集しており、どの工場も金属加工が専門でパイプやらパネルを扱って溶接して何か作ってる。泊まったゲストハウスは1Fが工場。夜はとっても静かなのだが朝から工場の音が響いて来るので目覚ましいらず。
そんな工場の密集した中に作家のアトリエ、スタジオ、カフェ、飲食店がある。どのお店も個性的で入りたくなる。今、国内外から人が集まってきて、韓国でも面白い場所の一つ。今回、2泊3日の短期滞在だったのが悔やまれる、1週間くらいは滞在したい。
OLD MULLAEビヤホール
Azitのオーナーの一人ソン・キヨンさんのムンレの写真が飾ってある。写真集も出てる。この写真を日本で展示しないかなぁ。と、ちょっと思ってる。
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