釈然としない事があると、「む〜。もやもやする〜。」と、脳みそくんグルグルはじまる。しかし、脳足りんなので、グルグルしたままもやもやは解消されず。そのうち、次のもやもやがやってきて、「む〜。もやもやする〜。」と、前のもやもやにもやもや上書きされる。ブログにでもメモしておけば、よいのだが纏まらない事なので文字にもできず。慢性もやもや状態で少々疲労中。金曜の夜なのに路上に出る元気も集会に行く気力もなし。
ヘイト法が今日、施行された。
この前の週末、各地でヘイトデモあったけど、警官の対応が変わった。今までカウンター側に向いてた警備が180度反転したり、デモがある事を通行人に注意喚起したり、ヘイトデモを途中で中止させたりしたようだ。あいかわらずな部分もあるが、この変化は歓迎だ。が、もやもやするんだよね。今までは、道路使用を許可した以上、デモ隊を守るという事だったんだろうか?
と、もやってたところに毎日新聞の記事「警察庁ヘイトデモに厳格対処、既存の法活用…通達」で、「…警察庁は名誉毀損(きそん)罪や侮辱罪などの現行法を駆使して厳しく対応していく方針を固めた。…」とある。
「?現行法で対応できるなら、なんでやらんかった?」もやもや。「なんのためにヘイト法を作ったんだ?」もやもや。ヘイト法に罰則が無いんだよ。差別しても罰せられないんだよ、なのに、現行法を駆使して厳しく対応していく、って、意味がわからない。もやもや。
差別反対だ。それでも、お役人の言う事は、何か気持ち悪い。
カウンターに対する警察の不当な扱いや暴力が無くなるor少なくなるのだろうか。路上の緊迫した空気が警察の圧力が無いだけで緩和される、だとしたら、それは歓迎だ「法律」というものの凄さを実感中。が、今度は、レイシスト側が、暴力的な対応に合うんだろうか?なにか、釈然としない。怖さも感じる。
そうだ、先週、カラヴァッジョ展見に行ったのだった。サミットのお陰で入り口が一つに制限されて手荷物検査してた。ペットボトル持ち込み禁止で、買ったばかりの水のペットボトルを入り口で破棄させられた。手荷物検査なんて、カバンあけて、ちょっとみて液体とか入ってませんね?って、だけ。本気で検査する体制じゃなくて、やりました、やってます、ポーズだけの検査。アホかと思う。本気で検査するならX線通して荷物検査しろよ。と、思う。美術館に入る前に、プッチ!っとアドレナリンスイッチ押されたので、展示見るのに支障ありあり。そういえば、ご近所の住宅街で、普段、おまわりさんなんて巡回してないのに、歩いて回ってて、「はぁ?」と、思う。前のサミットここまで警備してたか?
キリストくんとヨハネくんがイケメン風で、マリアちゃんが逝っちゃててやばい感じだった。一番好きなジョルジュ・ド・ラ・トゥールって人が描いた「煙草を吸う男」の絵葉書は無かった。残念。