アレッポの街がロシア空軍に空爆されている動画とネットで出くわす。胃というか胸か、脳みそか「きゅぅ」っとなって号泣。この動画を撮影した人はその日の4回目の空爆で亡くなっている。映画なら作り物だから本当に人が死なない、感情移入しても安全だ。しかし、これは現実だ。テロに対抗するって大義名分を"作り上げ"、市民を虐殺してる、どうしてこんな事が出来るんだろう。空爆した兵士とその下で傷つく人、死ぬ人、逃げ惑う家族に、なんの違いがあるのだろう。
偉い人に人殺しをしてこいって言われたら、「NO!」ってお家に帰ろう。兵隊なんてやめちまえ!そうやってみんなが少しずつ、「NO!」を持ち寄ったら、と、思う今日この頃。敵は隣の人じゃなくて、人を殺して、自然を破壊してお金に替えようとしている人でしょ?
人を殺したら罪に問われるのに、空爆した国は罪に問われないんだよ、問われないばかりじゃない、正しい行いだと言われちゃったりするんだよ。おかしいだろ。人殺しなのに。
小熊英二著「社会を変えるには」やっと最後にたどり着く、小熊さんの本を読みきったのは、よりみちパンセ「日本という国」以来、2冊目。もう一回くらいちゃんと読ま無いとって気がするけど、時間と空間が自由自在。学者の?小熊さんの?脳みそってどうなってんだろう、すごいな。
新書だから用語も説明しつつ書かれていて、ちゃんと読めば分かるように書かれてる。すんごい親切。この厚さになるのもしょうがないね。この説明の丁寧さは、1聞くと10くらいの解説をしてくれる友人を思い出させる。
ジュンク堂渋谷店の民主主義フェアでこの本をリストから外した人が誰なのか知らんが、「おわりに」の後書きを読んだのか?本の関わる全ての人にお礼を述べている、そんな後書き読んだこと無い。
自民党は突然、今の自民党になったんじゃ無いんだろうな。戦後一貫して粛々と与党としてやってきた結果なんだろう。気が付いたらガラッと変質してたように見えるけど。
「今のデモは、昔のデモほど熱が感じられ無い」とか言うのを見かけたことがあるけど、それは、多分、違うな。マスコミが1日中原発、安保、辺野古いろいろある反政府のニュースをを取り上げるか、取り上げ無いか?の違いのような気がしている。テレビを点けたら安保のニュースやってる昔とは違うもの。今のデモはマスコミに煽られてないし、組織で動員されてないのに集まってくるんだもん、すごいよ。
毎日、テレビで世界中の理不尽で残酷なニュースを容赦なくドカドカやってたら、どうなるかね。原発、安保、基地、その他、各地でお金のために壊されていく自然や町や村のニュースてんこ盛りにしたら、どうなるかね。
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