風邪を理由に何もしなかった今週。おまけに耳が詰まってる感じがする。チャリンコ散歩もしてないし。
ちょっくら神保町へ出かけて少し古本屋見て東京堂書店ウロウロした。
高橋行徳著「向田邦子、性を問うー『阿修羅のごとく』を読む」を1Fの平積みコーナーで見つけて、ドラマのテーマソングが頭の中にロードされる。トルコの軍楽隊の音楽を鼻歌。四姉妹のキャスティングは覚えていたのだが、お父さんとお母さんのキャスティング忘れてたっぽい。子どもの時に見たきりだけどすごく印象に残るドラマだった。細かい事忘れてるからもう一度見たいなぁ。こういうドラマ日本ではもう作れないのかねぇ。
デュラスの本も欲しかったけどね。前だったら絶対買ってた、絲山秋子と川上弘美は保留。開高健と山口瞳の特集棚があったけど、向田邦子に負ける。デュラスの本も邦子さんに負けた。
「あの娘のドキュメント AV女優 春原未来のすべて」を、ちびちび見る。春原さんて女優さんと監督のタートル今田さんの作品。仕事とはいえアシスタント無しで、恋人でもない男女が3泊4日の旅をするドキュメント。春原さんという女優さんがどういう仕事をしてきた方なのか全然知らないのだけれど(ドキュメンタリーなAV以外ほとんど知らないからね)、真面目で仕事熱心。不思議ちゃんでもないけれど、良い作品を作りたいっていう点で枠にはまらない感じが醸し出されてる。彼女の感情の振れ方と素が現れるのが魅力。彼女の号泣具合に「この旅、濃厚だったんだろうな」とか少し想像する。こいうドキュメンタリーな作りのAVはすごく好きだ。こってり疑似恋愛な作品を作った後、ホント恋愛に移行しそうだなぁ。で、次の仕事へ切り替えってすぐできるのかな。その辺りが気になる。
ちびちびと見始めたAVは、松江哲明さんの「セルフドキュメンタリー」が入り口だったんだけど、松江さんの作品が見られてないので見たいんだが、遭遇できず(大阪であるらしのだが大阪なんだよね)。