火曜日は早寝したので、水曜日の朝は思ったより素直に起きられたのだが、朝っぱらから荷物運びをするハメになり腰に負担かかってよろしくない。次回からは気をつけよう。ヨレヨレに疲れていて1日がおシャカになった。水曜日、ほぼ1日中寝倒したにもかかわらず、今日、夕方から腰がビキピキ、ぎっくり腰一歩手前だが、頼りの鍼灸院もなくどうしようもない。うーん。困った。
古本屋さんに注文していた「中国現代文学選集5」(平凡社)が届いた。茶色いシミがあったりするけれどケースに入っていて表紙は奇麗、紙もボロボロじゃない。いわゆる端っこから茶色くなっていたりとかしてないから良い紙を使っているんだな。活版印刷と思われる活字は細くて小さくて、でも読みやすい。当時の定価450円。中国現代文学選集月報第11号 1962.12.5と購読者カードも付いてる。この購読者カードの差出期限は昭和38年10月31日。これに切手を貼って、「再販してね!」希望を出したら良いだろうか?とか考えてみたり。宛先は千代田区四番町四番地(4のゾロ目)だ。あ。神田じゃないね。
目当ては、映画「SPRING FEVER」で引用されている郁達夫の「春風沈酔の夜」引き蘢りインテリ君の話だった。
都写美の図書室でAntoine d'Agataの写真集をゴッソリ見る。エロく無いセックスやらゴッソリ眉間にシワ寄りまくり。こんなにゴッソリ必要かよ!と物量にグッタリ。ANTICORPS フランス語のタイトルだけど私のシリーズはCORPS(仮)で、あう〜。で、真逆。ボケブレまくり、かと思うとピントびしっと決まりまくって皮膚のテクスチャーもクッキリなポートレイトがあったり。っていうか、リアルなのかリアルを越えてシュールなのか、バーチャルなのかお伽噺なのかグッタリする。で、ANTICORPSの日本語版をパラパラ見る限り、文章が理屈っぽい。チャプター事にタイトルが付いており、文章の最後には著名な人の言葉が引用されている。セックスやら薬中な様子やらいろいろ満載なクセにフランス人理屈っぽい。
2009年に出版されたAgnieはANTICORPSより好きだと思う。
開高健「輝ける闇」をチビチビと読んでいるのだが、おっちゃん文章上手すぎ。冒頭の夕暮れの様子は絶品やもしれず、2/3くらい読んだけど過激な戦闘シーンは出てきてない。で、時々、涙が出そうになる所に遭遇するのが電車の中だったりするので困る。で、ベトナム戦争があったのは40年くらい前で、サイゴン陥落ニュースが新聞に掲載されていたのも知ってる、なのに、すでにお伽噺のような気がする。なんだか不思議なのだが、多分、それ以降戦争のルポやら戦記ってのを読んでいないからなのか、アニメもしくはSFでしか接しないからなのか、湾岸戦争のゲームっぽさのせいなのか、自分の事しか考えない人非人だからなのか、正直ちょっと、どういう事なのか自分で困惑中。
妹に会ったついでに、フランス語を少しヘルプしてもらう。流石長年フランス語やっているので初心者レベルはあっという間に音が文字になる。「頼りになるねぇ。」
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