どんぐりを見つけるとなんでかすごく嬉しくなって、幼稚園児のように拾ってしまう。
そういえば「風立ちぬ」で笑ったシーン。
二郎が特高に目をつけられて上司と車で会社を抜け出すシーン。
二郎「私信を検閲するなんて、近代国家にあるまじきことだ。」
上司二人が「日本が近代国家だと思っていたのか。わーはっは。」
私も、つられて笑った。日本は近代国家なんかじゃないよ。今でもね。っていうか、近代国家なんてあるの?
土曜日
一度起きたけど、iPad見つめたまま動く気にならずで二度寝。起きたら夕方の5時で慌ててカロタイプWSへ。
行きがけにコーヒー豆屋で、いつもの豆だけを買うつもりが、ベトナムの豆がレジ前にあり、珍しいので100gだけ追加。
おいしい豆だけど、煎りが浅いのでちゃきちゃきと飲まないと、飲んでいる間に味が変化していく。
煎りが浅いと柔らかい味で、それはそれでおいしいのだが、少なめに入れてちゃきちゃき飲むのが良いかもしれず。持ち歩きには向かないね。
日曜日
塚田さんの写真展「静かな雑踏V」の最終日に駆け込みで見る。塚田さんは毎年必ず秋に展示しているから5年間同じストリートの写真を続けている。前回は、「そろそろ違う事しようよう。」と思っていたし、正直なところストリート写真ってイマイチ良くわからないなぁ。って思っていた。が、今回、初めて面白いと思った。人の配置、動き、街の様子、知っている場所なのに一瞬知らない場所に見えたり、すごく楽しかった。見ることに集中してしまうので、息継ぎが必要になる写真展だった。
で、見ることに集中しちゃうと、何故か涙が出そうになるんだよね。なんでだか分らないけれど、そんな展示にはあまり巡り合わないけれど。
その後、写真の整理@カロタイプ
家に帰ったら、ブロック塀の仮補強にしてあった針金が無くなっているこ事に気づく。で、次の日の準備もできて気持ち良く帰ったのに、一気にキレる。
隣人が、帰宅した所を見計らって尋ねたら、針金の結び目が隣人の家側に出ていたらしく(気付かなかった)、「お義父さんの服の袖が引っ掛かって、けがをしたので外した。」という主張。
怪我をされたのは不可抗力で申し訳ないが、仮の補強なので勝手に外されては困る、で、針金を返してほしいとか、結び目が飛び出さないようにする、とか、改修工事の予定とか、ゴニョゴニョ話合いをする。工務店に見積をしてもらって、日程を調整中ある事を説明したら、隣人妻が「信用します。」という言葉を使ったので、なんとなく想像するに、「針金一本掛けただけで何も対策しないのではないか。」とか、何か不信感があったような風情。
隣人は自分ちの都合で要求する時は何か言ってくるが、よくわからない実力行使に出る。で、異様に見た目の奇麗さを気にする。世間の広大さを身をもって知る。落し所としては、以下の3点で決着した。
1. 外した補強の針金を、こちらに返却してもらう。(ポストでも良いから入れといてくれとお願いした)
2. 針金の結び目を外に出ないようにする。
3. 今後の工事の正確な日程が決まったらお知らせする。
Gyaoで映画見る。1985年の携帯電話の無い時代のアメリカ映画、ある意味、能天気でラグジュアリー。2007年のイタリア映画、人々は余裕が無くてお疲れだ。
月曜日
ちと、寝坊。
カロタイプでプリント三昧の予定なのに、印画紙をもってくるの忘れる。とりあえず有る分でプリント。だが、調子悪し。
帰宅したら、隣人から針金の返却+新しい針金も持って来た。判明した事。
針金に袖を引っ掛けたのは隣人の父ではなく、夫本人であった。「お義父さん」というのは、「お父さん」で、夫の事だったのか。日本語難しい。
胃と頭が痛い。
針金、張り直してきた。明るくなるのを待っていてはイカン。こういう事は早くせねば。
工務店の仕事のように奇麗にできてないけれど、無いよりマシだし。
明日、一応、工務店にお知らせしておこう。
投稿情報: さるぢえ | 2013/10/14 22:24