「去年マリエンバートで」を見る。面白い映画だった。彼と彼女と彼が実はどういう関係なのか、分からないまま、意味深なシーンの切り貼りでお話は進むのか進んでいないのか、まぁ、入り乱れていて楽しい。で、アラン・レネとアラン・ロブ=グリエが気になる。
気になると言えば、FB上で友達が紹介していたセルジュ・ティスロン著「明るい部屋の謎―写真と無意識」。また「明るい部屋」シリーズだよ。あの本、すごく影響力があるんだな。「写真の存在論」は途中で止まっている。
レビューサンタフェに参加した、渡部さとるさんの日記に様子が掲載されている。これと、これね。
山縣勉さんのレポはこっち。写真の話はできてもね、具体的な、取扱いとか収蔵とかって話って難しいよね。
「ノーモアノスタルジー」ってのいいなぁ。日本の男の人の写真はノスタルジーの含有率が高いかもしれないね。彼ら基本マザコンだし。渡部さん、8×10のシリーズはノスタルジーじゃないと思うんだよね。あっちは新しい仕事のような気がしているから、あっちやって欲しいんだよね。私としては。
今、「ポートレイトが盛んだったの?」っていうか、ポートレイトに盛りってあるのか?常に多い気がするけど?「人なんて撮らない撮らない」と言っていたのに転向した私としては、「水溜り撮るのと同じなんじゃ?」って所から始めた事だからなぁ…。よくわからないなぁ。
日本から参加の6/7が銀塩プリントって、すごいな。銀塩写真を作っている私もびっくり。銀塩プリントが細々と生き残るガラパゴスな日本って感じかな。日本は外から入って来た、流れ着いた物が、堆積している所だって気がしているから残るかもしれない。ただ写真は、工業製品の子どもだから、どうなるのか分からないけれどね。
で、自分の作業は肩に力が入りまくりで胃が痛い。
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