初日、ホテルの御近所の喫茶店でモーニング380円。常連のおじちゃん、おばちゃんの会話のテンポが面白い。少し十三の街をウロウロして写真を撮りつつ、ギャラリーへ。
展示している写真を眺めてグルグルしてみる。
平日にもかかわらず、お客さんがボチボチ見に来てくれる。気に入ってもらえたり、感想をもらえたり、挨拶に行ったり。一番に来てくれた方が作品の下に1つ赤シールを付けてくださる。すごく嬉しかった。早々に足を運んで下さった方々、ありがとうございます。
そうこうしているうちにオープニングパーティー。関西在住の写真家が何人も来て下さり、質問やら突っ込みやら満載でアフアフしていて、おまけに、作品説明をする事になり、普段説明したりしないのでアフアフのまま説明。っていうかアフアフしていただけという話も…。
今回も緊張とアフアフで殆ど何も食べられないまま2次会へ。写真談義。関西濃いなぁ。十三駅近くの飲み屋4人で1杯飲んで、少しつまみ頼んで全部で1500円!!ビックリしたよ。
2日目も午前中に十三近辺を撮り歩き、午後ギャラリーで過ごす。
お客さんとお話ししたり、用事でやって来た前回展示されていた作家さんと話をしたり作品を見せてもらったり。びっくりな出会いとか、楽しい時間を過ごす。
以下、初日が終わってから考えた事。
アルルのレビューは書いたもの見せて、写真を差し出して、見せて、説明しないし、聞かれた事は、もう、好い加減な英語の単語の羅列だし。
日本語の通じる公式な場所で自分の写真を説明するって、実はあまりやっていない。ほぼ初体験。
自分があまり考えずにしている所をイロイロ質問されて、「そこ全然、考えて無いや。」と開き直り。
毎度、テーマ無いし、写っているものに意味もないし、場所を説明していなし、語りたいのでも無い、コンセプトをたてて作っていなくて、好きなイメージをコレクションして、本当に、すごく単純に目が楽しいと思う写真を作ろうとしている。それが写真の魔術師の仕事だと思っている。写真は言葉の挿絵ではない。
イメージも時間も場所もバラバラ。トーンを統一することで、まとまりが出てくるといいなぁ。
自分の目にとって楽しい写真は何かと言えば、つまり展示した写真というこになる。
しかし、大阪すごく好きな場所かもしれない。今の私は、どこに行っても東京より良い場所に思う傾向があるんだけどね。
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