積ん読本の中の一冊、ソンタグ「反解釈」をちらっと読む。40年も前に書かれたものだった。古典だねぇ。
日々、作品というものに「内容なんて無い無い。」「内容があるなんてウソウソ、思い込み。」と、なんとなく思っていた事が、どうもそうらしいっぽい? 少し読みかけたばかりだから良く分んないけど…。
ソンタグの書いている事を少し同居人に話したら「それは、高校の先生が言っていた…。」みたいな事を、言われてしまった。
「げ!ヒトが何となく考えていた事を、そんな昔に君は先生から聞いていたのか。」と、思う。
ナンバースクールの先生ってインテリだ。
そうなんだよ、進学校に行くような人は10代にそういう事を体験しているんだよね。
普通の学校に行くと、勉強の基礎体力の維持と生活指導とかそういう何て言うか「落ちこぼれないようにする事」にコストがかかるから、教養の部分はオプションですら無いよなぁ。
高校生活自体は楽しかったから別に後悔しているわけじゃなし、10代の自分に、そんな話は多分理解できなかっただろう。でも、ハンデありすぎ。
批評の世界で、今どんな事が言われているのか知らないけどね。
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