今までボンヤリ見ていたロードレースですが、以前は、ぶっちゃけ「マラソンみたいなもん」だと思っていたのですよ。「チームがあるし変だな?」と、うっすら思いつつも。単純にとにかく走って早いもの勝ち。みたいなイメージだったんです。だって表彰台に上がるのは個人だからね。
ツールのムック本を買ってみたりして朧げながら分った事は、ロジスティクスと言うと大袈裟なのかもしれないが、戦略的な競技らしいと言う事。
チームの中で役割がある。先頭を走る人も個人で頑張るだけじゃなく、違うチームの選手同士で逃げ集団を作って効率良く爆走。が、お互い一番になりたい人ばかりで、どこでアタックするかせめぎあう。とりあえず協調体制を取りつつも「最後はオレが勝つ。」って事だね。
後ろの集団を走る人もチームに有利になるように、揺さぶりをかけてみたり、先頭のサポートをするっぽい。先頭がこけてもチームだからバックアップがある。で、サポートカーが付いているのでトラブル対応も万全。ジャパンカップでも走りながらトラブル対応しているの見かけたよ。
団体なのに個人。個人なのに団体。敵も味方。ボンヤリとそんな感じかなと思った。おもしろいシステムだ。いつからこういう形態でレースをするようになったのか気になる所。
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