『3000円で写真売る』について考える

「￥３０００で写真売りましょ！買いましょ！展」が始まっていたんだ。イベントの主旨を考えるに、つまり写真フリマって事のような気がする。で、前からこのイベントについてまとまらない事をあれこれ考えていたのだが、まとまらない事をぶつぶつ書いてみる。

仮に、自分の写真を3000円で売る。とする、微妙だ。（安い）
仮に、他人の写真を3000円で買う。とする、微妙だ。
3000円あったら、

1. 気合いの入った写真集が買える。
2. 単行本買える。
3. 宴会に1回参加できる。
4. 3000円の愛着の耐久性ってどうなの。

今まで、自分が買った何点かの作品の事を考えると「欲しー。ずーっと見つめていたい。」となると3万円までなら悩んで買う。それ以上の価格なら悩むけどムリ。
ちゃんと額装して、日々の時間の中で目の端にある。で、時々じーっと見つめる。

3000円なら欲しくならない。ポストカードがいいな200円あれば買えるし。

3万円でも作家さんに儲けないと思うんだよね。これが最低価格だとおもう。3000円って価格は買う側にリスクがなくてフェァーじゃない気がする。
欲望はお金に換算するべきだと思うなぁ。
作品なんてみんなが必要なものじゃないでしょう？
3000円だから売れて10万だったら売れないって世界じゃなくて、10万だったら売れて3000円だったら売れないって世界の事でしょう？

本気でつくられた作品は本気で買うべきだと思うよ。
本当に欲しい人が「あんたの作品良い！」って意思表示をする事だよね。
欲しいものは本気で手に入れます。私。（来月の暮らしは一段と厳しさが増す予定。）

Comments

[投稿情報: ろくろく]

＞作品なんてみんなが必要なものじゃないでしょう？

そうなんです。
ポストカードのように買われていった写真は、ポストカードのように消費されてしまうのです。
それでは写真がかわいそうです。

[投稿情報: さるぢえ]

ろくろくさん、コメントありがとう。
誤解を恐れずに言ってしまえば、みんなが買えなくて良いと思うのよ。

[投稿情報: Yas]

ろくろくさんのとこから、こっちにも来てしまいました。
出品者同士がまず買い合いましょう、売りたいなら、買う人の気持ちもわかるように、みたいなこと趣旨に書いてありましたね。
それでいいんじゃない？出品者同士は楽しんでるみたいだし、と。
いっそのこと、レジで払うまで名前を明かさずに売ったら面白いだろうなぁ。それくらの遊びがあった方がいいのかも。
私もさるぢえさんみたいに、ほんと欲しいものには、本気になるから。

[投稿情報: さるぢえ]

そうそう、そうなら、「展」じゃなくて「フリマ」ってすれば良いと思うの。
私も、名前をブラインドにすると面白いとおもうよ。